作品リスト

時代小説

袖ノ下捕物帳

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『袖ノ下捕物帳』

胡桃沢耕史・著

大江戸八百八町を舞台に繰り広げる痛快時代事件簿

 世は御側用人・田沼意次台頭のころ。下谷黒門町の岡っ引、越生の猪之吉、きわめつきの醜男で短足、ひと呼んでおこぜのぶたきち。お上のご威光をかさに、悪知恵と好色心だけが異常発達した、花のお江戸の嫌われ者だ。一方、上司の近藤左門、八丁堀きってのきれ者で美男、役得いっさいお断りのご清潔な文化人同心。
 この取り合わせの妙と、続出する事件には、平賀源内、大田蜀山人、喜多川歌麿、塙保己一、ドクトル・ケンプ、朝鮮通信使など多彩な有名人が登場して奇想天外な展開をみせる。哀しくも滑稽な"収賄専門捕物控"九話を収録。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

袖ノ下捕物帳 春艶の巻

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『袖ノ下捕物帳 春艶の巻』

胡桃沢耕史・著

二枚目同心と醜男岡っ引が大江戸八百八町を舞台に大活躍

 北町奉行所の筆頭同心、近藤左門。八丁堀きっての二枚目で、お江戸の女の憧れの的。左門の手札を預かり、下町界隈を縄張りとする岡っ引、越生の猪之吉。"おこぜのぶた吉"の呼び名どおりの風貌だが、自分はもてると思っている。男伊達同心と醜男岡っ引のコンビが、大江戸八百八町を舞台に繰り広げる、人情味とユーモアあふれる痛快時代大捕物。好評シリーズ第2弾。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

袖ノ下捕物帳 秋怨の巻

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『袖ノ下捕物帳 秋怨の巻』

胡桃沢耕史・著

北町奉行所きっての異色コンビが繰り広げる丁々発止の江戸っ子事件簿

 金に汚く美女の尻ばかり追いかける岡っ引、"おこぜのぶた吉"。二枚目切れ者の北町奉行所筆頭同心、近藤左門の推理が冴えわたり、ぶた吉は右へ左へと操られる。さあさあ、またもや事件は表ざたにならないように、内々に見事解決した。ぶた吉の出世はとどまるところを知らない…? 好評シリーズ第3弾。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

黄塵を駆ける 上

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『黄塵を駆ける 上』

胡桃沢耕史・著

日清戦争を間近にひかえた中国大陸を舞台に、若き日本男児たちの活躍を描く

 明治薩長体制の管理を離れ、広大な中国の大地に雄飛した今野頑太ら若き壮士たちは、自らの理想を大陸に実現せんと血と汗を流す。一方、上海行の船上で知り合った天草の少女・お静は、頑太を慕いながらも、苛酷な運命にもてあそばれて娼館へ売られていった…。
 アジア十億の民衆の平和と幸福を追い求め、日中の交流に全人生を捧げた男たち。その熱血ロマンを壮大なスケールで描いた、傑作冒険小説。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

黄塵を駆ける 下

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『黄塵を駆ける 下』

胡桃沢耕史・著

日露戦争・中国内乱に巻き込まれながらも、夢に燃える男たちの物語

 満蒙の荒野に新しい帝国を築き上げようという今野頑太らの理想は、日中の厳しい情勢の中で揺れ動き、次第に歪められていく。うち続く激しい戦闘の中で頑太は、小梅(シャオミー)という中国人少女とふとした縁から共に暮すことになり、やがてその少女が大きな生きがいとなっていく。青年が夢見た王道楽士は出現したのか…。
 アジア十億の民衆の平和と幸福を追い求め、日中の交流に全人生を捧げた男たち。その熱血ロマンを壮大なスケールで描いた、傑作冒険小説。完結篇。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

上海リリー

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『上海リリー』

胡桃沢耕史・著

大戦前夜の上海、魔都に咲いた一輪の花……その数奇な生涯とは?

 上海。魔都と呼ばれた街。密命を帯びた日本軍人と、ダンス・ホールに憧れる若者の二人は、デカダンの香り高い謎の美女・リリーに出逢った。スパイ、暗殺団の襲撃、国際政治の虚々実々の駆け引き。そして、遙かな時を隔てて明らかになる人間の真実…。エンターテインメントの巨匠が広大なスケールで描く冒険小説。

●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)
1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。

切柄又十郎1 鬼火の巻

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『切柄又十郎1 鬼火の巻』

えとう乱星・著

江戸の平和を乱す、非道の盗賊どもを許すまじ

 古物商の主従を皆殺しのうえ付け火、逃走する盗賊と出くわした一色又十郎。瞬時に五人をねじ伏せた又十郎は、その無想一刀流を見込まれ火盗改め与力となったばかりであった。そして捕らえた男を解き放ち、大物狩りを行おうとするが、賊の逆襲に与力が次々と血祭りに…。
 火盗改めたちは、張り込みと尾行の末、ようやく頭目へと辿りつくが、又十郎の前に恐るべき敵が!

 痛快時代小説、「切柄又十郎」シリーズ第1弾!

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

切柄又十郎2 忘八の巻

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『切柄又十郎2 忘八の巻』

えとう乱星・著

火盗改め・又十郎が吉原忘八衆を相手に奇策を弄す

 神田の両替商を襲った夜烏一味を取り逃がす失態を犯した火盗改め佐金吾組。与力の一色又十郎は、逃走経路から千住にある吉原遊郭の仮宅が賊の盗人宿になっていることを見抜いた。
 折りしも吉原は火事により再建中。しかし治外法権の吉原は、又十郎には手が出せず、さらに吉原忘八衆が立ち塞がってくる。又十郎はある秘策をもって一味を追い詰めてゆくのだが…。

 痛快時代小説、「切柄又十郎」シリーズ第2弾!

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

螢丸伝奇

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『螢丸伝奇』

えとう乱星・著

荒木又右衛門が、宮本武蔵が、そして柳生十兵衛が剣戟の火花を散らす!

 世の乱れを嘆き、阿蘇に眠る伝説の神刀"螢丸"を求めて旅立った沢庵和尚の弟子・化龍。だが、彼の理想とは裏腹に前途には血の匂いが…。
 江戸時代初期の武芸者、荒木又右衛門、宮本武蔵、柳生十兵衛、松山主水などの剣豪が登場。瑞々しい感覚と圧倒的な迫力で展開する時代伝奇ロマン。

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

切柄又十郎3 爆裂の巻

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『切柄又十郎3 爆裂の巻』

えとう乱星・著

江戸の闇夜をおびやかす盗賊ばらを地獄に送れ

 時の老中松平定信に請われ、臨時与力として火盗改めを助太刀することになった一色又十郎。だが、その情け容赦のない仕打ちは瞬く間に江戸の盗賊たちの間に広まり、いまや又十郎は罪人の首を刎ねる不吉な刀とされる「切柄」と呼ばれて恐れられるようになっていた。
 一方、江戸の裏社会では又十郎によって勢力の均衡を失った盗賊集団の間で縄張り争いが勃発。そんな中、間隙をついてのしあがってきたのは狐火の万吉だった。
 奇策を用いて火盗改めを翻弄する狐火組とそれとわたりあうお助け組。非道の中にも情けに重きを置く万吉と又十郎の戦い。だが熾烈を極める両者の攻防は、一人の薄幸の女を巡って思わぬ方向へと動き出した。

 痛快時代小説、「切柄又十郎」シリーズ第3弾!

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

禁裏御みあし帖 (上)

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『禁裏御みあし帖 (上)』

えとう乱星・著

ぐうたらで風采が上がらない、剣も持ったことのない主人公が大活躍!?

 醜男、ぐうたら、助平。そんな八卦見・足跏堂十六斎(あしかどうとろくさい)に若くてきれいな押しかけ女房がやってきた。思わず足相占いの仕事にも精を出したら、そこへ来たのが時の老中・井伊直弼。彼の死を言い当てたことで、攘夷派対開国派の争いに巻き込まれてしまう。
 歴史上の大物入り交じっての剣劇も当の本人には有難迷惑。足袋屋から紛失した皇族の足型集"禁裏御みあし帖"の行方占いを頼まれて、物騒な江戸を逃れていそいそと京に向かった十六斎だが……。

 幕末の江戸・京都を舞台に、実在した人物が入り乱れる大チャンバラの世界! ユニークな伝奇時代小説、その上巻が登場。

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

禁裏御みあし帖 (下)

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『禁裏御みあし帖 (下)』

えとう乱星・著

和宮は偽物か本物か? 中山道を行く輿入行列を巡る攻防戦の行方は…

 和宮替え玉工作の真相を秘める"禁裏御みあし帖"は人手を転々とする。折しも和宮降嫁が決行された。岩倉具視・長野主膳の確執、西郷吉之助・武市半平太・桂小五郎の悲願、忍部衆・公儀隠密の暗闘。  降嫁の行列は様々な人の思惑をはらんで中山道を。時を同じくして足跏堂十六斎(あしかどうとろくさい)も心形刀流の剣士でもある女房・菊絵の死相を案じ、京を離れ江戸へ。死相の薄れる方角をと心がけるうちに行列の後を辿って旅することになった二人に新たな危難が……。

 幕末の江戸・京都を舞台に、実在した人物が入り乱れる大チャンバラの世界! ユニークな伝奇時代小説、その下巻が登場。

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

総司還らず

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『総司還らず』

えとう乱星・著

新選組一番隊組長・沖田総司の剣にかけた凄烈な生涯!

 諸外国からの国難に対し、公武合体してあたるべきと考えた孝明天皇は、妹・和宮を徳川家茂に降嫁させた。沖田総司が隅田川で救った美少女・右近は、和宮に付き従う女衆の一人だった。やがて二人は、道ならぬ恋に堕ちるが、右近は和宮の替え玉として姿を消した。
 そして総司は幕末騒乱の渦のなか、王政復古を目指す岩倉具視と、彼を裏で操る政商グラヴァーらの、孝明天皇毒殺の証拠を秘めた"禁裏御みあし帖"を巡る策謀に巻き込まれていく……。
 孝明天皇毒殺の証拠を秘めた禁裏御みあし帖をめぐる、伝奇時代小説。

●えとう乱星(えとう・らんせい)
1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。

首打人左源太事件帖

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『首打人左源太事件帖』

多岐川 恭・著

生業は首打ち、密通した藩主の側室を斬れとの依頼だったが…

 水戸藩士・潮地左源太は、密通した妻のせいを斬って藩を去り、江戸へ出た。下谷の茅屋に居を構える左源太の生業は、その剣技を生かした罪人の首打ちだ。一度の仕事料は十両。上総大多喜藩前藩主の側室・鶴を、不義の簾で斬首する。遺漏なく仕事を終えた左源太だったが、処刑直前、鶴と交わした二言三言を藩の立会人に咎められ、なぜか会話の中身を執拗に追及された…。

●多岐川恭(たきがわ・きょう)
1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。

偽りの刑場

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『偽りの刑場』

多岐川 恭・著

暴かれるか!? 献上妻醜聞もみ消しのからくり!

 もと水戸藩士・潮地左源太の生業は首斬りだ。だが左源太が他の首打人と違うのは、罪人の"いまは"の言葉を聞いてやること。ただそのためにいらぬ災難を呼び込むことも再々だ。鈴鹿峠で、左源太は四人の武士に襲われた男を救ったものの傷は致命傷。幕府隠密の身分を明かした男は、水口藩主を巻き込んだ献上妻醜聞の真相を告げた。やがて左源太は水口藩から密通妻の首打ちを依頼されるが…。

●多岐川恭(たきがわ・きょう)
1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。

片手斬り同心

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『片手斬り同心』

多岐川 恭・著

「言い残すことは?」最期の望みを叶えてやる一風変わった首打人

 千住の博徒・新吉は、縄張りをめぐって尾久の文三と争っているが、文三には凄腕の浪人・牧野甚内が付いているため押され気味。そこで、技比べでは潮地左源太に負けたが、生まれつき左手がよく利かず右手だけを使う首斬りを得意とする半田助次郎を用心棒として雇うことに。半田と牧野が対決するのはもはや避けられぬ事態となり、立ち会いに左源太が選ばれた。しかし、この斬り合いには裏が…。

●多岐川恭(たきがわ・きょう)
1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。

旋風伝 レラ=シウ 1

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『旋風伝 レラ=シウ 1』

朝松 健・著、山田章博・イラスト

魔と暴力と銃と刀が渦巻く蝦夷の地に吹く一陣の旋風!

 明治二年五月。新政府軍の猛攻にさらされて陥落寸前の五稜郭から、一人の青年が蝦夷の大地に降り立った。志波新之介、十六歳。上役である土方歳三の壮絶な最期を目の当たりにしながら、一人生き残った新之介は、敗残兵として新政府軍に追われる身となる。土地に生きるアイヌ達と交わり、追っ手やそこに巣くう魔と戦ううち、新之介は総裁榎本武揚が隠したとされる軍資金十八万両の噂や、それにまつわるスペンサー・カービンの謎に絡め取られていく。はたして北の果てに新之介を待つものは? 血と硝煙とならず者。男の誇りをかけたノンストップガンバトルアクション!
 文庫版の表紙イラスト+ノベルス版の挿し絵、そのノベルス版においても未収録だった雑誌「獅子王」連載時の挿し絵をすべて復刻。さらに巻末にはノベルス版の表紙カラーイラストを特別収録した豪華版。

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

旋風伝 レラ=シウ 2

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『旋風伝 レラ=シウ 2』

朝松 健・著、山田章博・イラスト

蝦夷の地に響く銃声と魂の叫び、その中で新之介は何を見つけ出すのか?

 北海道開拓使・仙頭左馬之助ら明治新政府の追っ手を辛くもかわした志波新之介は、アイヌの少年シケムとともに、自由へと向かう旅を続ける。さまざまな怪異・奇跡との邂逅を通し、やがてアイヌ・モシリの神々の広やかな懐に包まれていく新之介。一方、左馬之助は賞金稼ぎや無頼漢など凶悍な配下を率いて、新之介らに対する執拗なまでの追跡を開始する。風雲急を告げる北の大地に煌めく刀槍、響き渡る銃声と魂の叫び。血と硝煙にまみれたノンストップガンバトルアクション。物語はいよいよ佳境へとさしかかる!
 文庫版の表紙イラスト+ノベルス版の挿し絵、そのノベルス版においても未収録だった雑誌「獅子王」連載時の挿し絵をすべて復刻。さらに巻末にはノベルス版の表紙および口絵のカラーイラストを特別収録した豪華版。

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

旋風伝 レラ=シウ 3

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『旋風伝 レラ=シウ 3』

朝松 健・著、山田章博・イラスト

血風吹きすさぶ北の大地の果てに、新之介らを待つ運命とは!?

 ウルップアイヌのホロシラル父子や元会津藩藩士・星景十郎といった心強い味方を得た新之介は、ついに北海道開拓使・仙頭左馬之介の率いる獰悪な部隊と激突する。かつてアイヌの英雄シャクシャインが死んだ砦を舞台に、新之介のスペンサー・カービン銃が咆哮し、シケムの弓矢が必殺の一撃を放つ。一方、戦場の剣戟と銃声の響きをよそに、砦の中ではあらたな生命が産声をあげようとしていた。
 五稜郭から始まった長い旅路の終わりに、果たして少年は何を見いだすのか。絶好調のノンストップガンバトルアクション、堂々の完結!
 文庫版の表紙イラスト+ノベルス版の挿し絵、そのノベルス版においても未収録だった雑誌「獅子王」連載時の挿し絵をすべて復刻。さらに巻末には雑誌「獅子王」連載時の扉イラストを特別収録した豪華版。

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

髑髏皇帝

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『髑髏皇帝』

田中文雄・著

後醍醐天皇vs足利尊氏を怨霊で読む歴史伝奇ホラー

 魑魅魍魎がまだ跳梁跋扈していた南北朝時代。天皇親政を目論む後醍醐帝の側近には、密教僧文観が寄り添っていた。実力をつけ台頭する武士の声に励まされた足利尊氏は、新田義貞、楠木正成らとの戦に身を投じる。天皇を父とも思慕する尊氏ではあるが、天皇は密教の秘儀を通した怨霊との交わりにおぼれていく…。
 モダン・ホラーの第一人者が描く、異色の歴史伝奇ホラー小説。

●田中文雄(たなか・ふみお)
1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。

黄金機関車を狙え

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『黄金機関車を狙え』

日下圭介・著

思わぬ機密の漏洩、前夜の誘拐事件、C53の動輪を止めるのは果たして何者か

 昭和五年正月。経済恐慌のさなか、目前に迫る金解禁に向けて、大阪造幣局から東京日銀へ、二十円金貨十万枚、五円金貨四十万枚、総重量三トン半の金貨の移送が決定された。強奪計画を練るグループと、受けて立つ鉄道省の警護陣。一方で警備担当の子供を誘拐し金貨を狙う一味。様々な思惑が絡み合う中、金貨を満載したC53が東海道をひた走る。金貨の行方は…。近代史サスペンスの大作。

●日下圭介(くさか・けいすけ)
1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。

神がみの戦場

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『神がみの戦場』

日下圭介・著

緊迫する国際情勢の陰で次々と起こる不気味な殺人事件……交錯する謎を結ぶ糸は何か?

 時は第二次大戦開戦前夜。陸軍中野学校出身の若き士官・鳴海哲也少尉は、登戸研究所に配属になった。なんとこの施設では、蒋介石政権に打撃を与えるべく、中華民国紙幣の贋札製造計画を秘密裡に進めていたのだ。一方、警視庁のベテラン刑事・矢城宗助は、東京湾の第五台場で発見された男の死体を調べていた。はじめは拳銃自殺かと思われたが、捜査を進めていくうち、過去の女給変死事件や陸軍関係者との接点が見えてくる。内閣へも秘匿して進められる陸軍の謀略の行方は…。壮大なスケールで繰り広げられる近代史サスペンス。

●日下圭介(くさか・けいすけ)
1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。

秘聞一向一揆

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『秘聞一向一揆』

藤本 泉・著

血塗られた大一揆、四枚の秘句に託された財宝、そして守護大名の暗殺に命を賭ける女の執念

 一四八八年(長享二年)、加賀の守護大名富樫氏と、加賀の国人門徒・坊主を中心とする農民門徒の連合勢が対決した一向一揆。富樫方を相手に血で血を洗う一揆が続く中、ひたすら富樫政親の命を狙うことだけに執念を燃やす女、奈辺君(なべぎみ)の鮮烈なる生き様。さらに秘文に隠された李王朝の財宝を巡って繰り広げられる、ミステリアスな争いを描く。歴史長編ミステリ大作。

●藤本泉(ふじもと・せん)
1923年、東京生まれ。日本大学国文科卒業。1966年に「媼繁盛記」で第6回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。部落問題を扱った第17回江戸川乱歩賞最終候補「藤太夫谷の毒」(のちに『地図にない谷』と改題して刊行)、第75回直木賞候補『呪いの聖域』、第30回日本推理作家協会賞長編賞候補『ガラスの迷路』など話題作を立て続けに発表したのち、1977年に『時をきざむ潮』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。その他、伝奇ミステリ「えぞ共和国」シリーズなど著書多数。1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶ち、行方不明のまま現在に至っている。

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