『紅い鷹』
矢月秀作・著
強靱な肉体に封印された殺し屋の血が今解き放たれる!
僕が奴らを殺したって!? 工藤雅彦は新聞を見て、我が目を疑った。新宿歌舞伎町で高校生の二人組に襲われ、必死に抵抗したことまでは覚えている。しかし、まさかこの僕が…。
工藤は、自分を匿ってくれた謎の男・小暮俊助の奇妙な申し出を受け入れ、横浜の研修施設に送り込まれた。そこで繰り広げられる過酷なトレーニングの目的とは? ……工藤の肉体に封印された殺し屋の遺伝子が目覚める!
痛快クライム・アクション小説の傑作が電子で復刊。
●矢月秀作(やづき・しゅうさく)
1964年兵庫県生まれ。種々の職業に従事する傍ら、一般書を執筆。文芸誌編集を機に、小説へ転向。ハードアクションを中心に、官能、サスペンス等の作品も発表し、劇画原作、ゲームノベライズ、アニメ脚本等、多岐に亘る創作分野で活躍。『もぐら』シリーズ、『リターン』『獄の極』(中央公論新社)、『闇狩人』(学研)、『狂犬』(廣済堂)、『D1 警視庁暗殺部』(祥伝社)など著書多数。
『いかさま』
矢月秀作・著
ダニどもに手加減無用、浪速の快男児が大暴れ!
行方不明になったガールフレンドの手掛りは、アダルトサイトにあった。開いたページに現われた正視に耐えないモザイク画面。少女を拉致監禁したうえ暴行し売春させるという悪辣なチンピラ集団の餌食になっていたのだ。
大阪鶴橋によろず相談所をかまえる命知らずのマッチョ野郎・藤堂廉治が、凶悪犯に非情の制裁を加える!
痛快クライム・アクション小説の傑作が電子で復刊。
●矢月秀作(やづき・しゅうさく)
1964年兵庫県生まれ。種々の職業に従事する傍ら、一般書を執筆。文芸誌編集を機に、小説へ転向。ハードアクションを中心に、官能、サスペンス等の作品も発表し、劇画原作、ゲームノベライズ、アニメ脚本等、多岐に亘る創作分野で活躍。『もぐら』シリーズ、『リターン』『獄の極』(中央公論新社)、『闇狩人』(学研)、『狂犬』(廣済堂)、『D1 警視庁暗殺部』(祥伝社)など著書多数。
『死神島』
有賀博之・著
奴の行くところ必ず人が死ぬ…「死神島」の異名をとる鋼の男!
日本では珍しいプライベート・セキュリティ(ボディ・ガード)神島の事務所に奇妙な仕事が舞い込んできた。一千万円で行方不明の大学生を探してくれというのだ。
「興信所に頼めばよいような仕事を、なぜ料金の高い俺に?」
不審に思った神島が訳を訊いても、依頼主鹿追グループ会長の美人秘書は一切事情を話さない。返事を保留して帰宅した神島を凄腕の二人の凶漢が襲った。必死で撃退した神島は、早速翌日から行動を起こす。やがて、失踪した大学生が、鹿追の白血病の娘の骨髄ドナーで、何者かに拉致されたことを突き止めるが…。
痛快クライム・アクション小説の傑作が電子で復刊。
●有賀博之(ありが・ひろゆき)
作家。脚本家・杉村升氏にサラリーマン時代に師事。「裸の大将」「西部警察」等、数多くのテレビ・映画のシナリオを杉村氏の下で実作する。その後小説家として『死神島』(角川書店)でデビュー。小説の中のリアルなアクションは、日本一非科学的な稽古をする道場と称される藤原ジムにおいて一般部の師範代を務めた、その経験に基づいている。
『蹴殺』
有賀博之・著
博徒のボスに殺人予告…武器を使わない素手の暗殺者を歌舞伎町に追う!
首が折れ、前歯は欠け、顔は完全に陥没している…。関東のヤクザ集団のボスと言われる餌取(えとり)組組長は、傘下の花岡組組長らを撲殺された上に脅迫状を送られた。
プライベート・セキュリティ神島は、餌取の人柄に魅かれ、犯人捜しの依頼を受けた。その帰途尾行に気付いた神島は、相手を急襲して餌取組傘下の山科興業の者だと吐かせる。跡目争いか。しかし跡目を継ぐべき直系の他の組長も次々殺されていく。調査を進めるにつれ事件は全く異なる様相を見せ始めた…。
痛快クライム・アクション小説の傑作が電子で復刊。
●有賀博之(ありが・ひろゆき)
作家。脚本家・杉村升氏にサラリーマン時代に師事。「裸の大将」「西部警察」等、数多くのテレビ・映画のシナリオを杉村氏の下で実作する。その後小説家として『死神島』(角川書店)でデビュー。小説の中のリアルなアクションは、日本一非科学的な稽古をする道場と称される藤原ジムにおいて一般部の師範代を務めた、その経験に基づいている。
『復讐の牙を剥け』
龍 一京・著
復讐の鬼と化した円城刑事の双眸がきらめく!
大物代議士と新興宗教の教祖の贈賄事件を内偵していた円城刑事が暴漢に刺された。瀕死の重傷を負った円城のポケットからは、身に覚えのない現金と覚醒剤が! 自身の潔白を証明するため、警察病院から脱走した円城は、自分を陥れた邪教集団に血の挑戦状を叩きつける。
孤立無援の中、復讐鬼と化して巨大組織に凄絶なバトルを挑むバイオレンス・アクション! 「戦闘刑事コブラ」シリーズ第1弾、生誕編。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『蒼空に凶獣を撃て』
龍 一京・著
特命を受けて勇躍マニラへ飛んだ円城に襲いかかる刺客たち!
日本商社『日高物産』のマニラ支社長を務める北田輝光がフィリピン・マフィアに誘拐され、身代金十億円が要求された。警視庁監察官直属の"戦闘刑事コブラ"こと円城剛はさっそく現地へ飛んだ。しかし、現地で共同捜査に当たっていたフィリピン秘密警察の女性工作員マリーヌが敵に拉致され、円城はますます窮地へと陥ってしまう。
戸籍売買をめぐって、巨大な悪の組織に闘いを挑むバイオレンス・アクション! 「戦闘刑事コブラ」シリーズ第2弾、激闘編。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『武装ヘリの咆哮』
龍 一京・著
次期防衛計画にからんだ巨大汚職の謎に挑む!
激しい降雨の夜半、野党の大物代議士・桑原重憲が暴漢に襲撃され、路面を鮮血で洗って殺害された。そして、その同じ深夜、警察庁から出向して首相の秘書官を務める広田智博警部補が何者かによって拉致されるという大事件が出来した。
桑原代議士は次期防衛計画にからむ汚職を追及しており、この二つの事件には何らかの関連性が推測された。"戦闘刑事コブラ"こと円城剛は、たった一人でこの難事件に立ち向かう。円城はまず、汚職事件に関わりがあると思われる唐沢商事の会長に接近していったが…。
政財官癒着の巨大汚職に挑むバイオレンス・アクション! 「戦闘刑事コブラ」シリーズ第3弾、死闘編。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『最後の銃殺者』
龍 一京・著
警察機構に通じた者の犯行か!? 復職再起した円城の怒りが炸裂する!
東京郊外の駐在所で、警察官が殺され拳銃を奪われた。拳銃の悪用をおそれる警察当局だったが、自体は最悪の結果を迎えた。東京地検の検事が、奪われた銃によって射殺されたのだ。
東京湾海上空港建設に絡む贈収賄事件を内偵していた検事を狙った犯人の目的とは? 事件の背後に巨悪の蠢動を嗅ぎつけた"戦闘刑事コブラ"こと円城剛は、独自の捜査を開始。だが、銃殺者は次なるターゲットを…。
卑劣な犯人に敢然と立ち向かうバイオレンス・アクション! 「戦闘刑事コブラ」シリーズ第4弾、完結編。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『悪党刑事』
龍 一京・著
俺が警察を辞める時は、奴らを殺す時だ! 現職刑事の復讐と転落を描く
強姦され惨殺された愛娘の亡骸を前に、警視庁の流川刑事は慟哭した。一時は釜ヶ崎でどん底の生活を送った彼が、やっと手に入れた家族の一員を奪われたのだ。「犯人は必ず俺の手で殺す!」許されざる復讐を決意し、破滅への道を歩む現職刑事の生きざまを描く衝撃作。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『悪党刑事 怨殺』
龍 一京・著
娘を惨殺した犯人を自ら処刑した流川刑事に最期の時が迫る!
妻を輪姦し娘を惨殺した犯人たちを次々に処刑していく流川刑事。ついに主犯格の男を大阪・釜ヶ崎にまで追いつめたものの、その時には流川自身が殺人者として同僚たちに追われる身になっていた。現職警官の壮絶な復讐劇と破滅への軌跡をたどった衝撃の問題作。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『極道刑事』
龍 一京・著
成田空港の外相狙撃事件、そして地下鉄爆破事件! 捨て身の捜査で凶悪なテロ組織を追う!
地下鉄の国会議事堂前駅で丸ノ内線が大音響とともに爆発、駅構内は泣き叫ぶ死傷者で地獄と化した。数日前に成田空港で起きた外相狙撃事件とともに、警察関係者を狙った犯罪だった。テロリストによって同僚と妻子を殺された西来路刑事の捨て身の捜査を描く、バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第1弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『無法警察』
龍 一京・著
香港と神戸を結ぶ麻薬密売ルートを追う西来路刑事、決死の捜査!
激動する国際都市・香港で警視庁麻薬課の二名の刑事が忽然と消息を絶った。彼らの行方を追って香港へ飛んだ西来路刑事に襲いかかる凶悪な殺し屋たち。二転三転した捜査の果てに浮かんだ大規模な麻薬密売ルート、その驚くべき首謀者とは? 警察権力の腐敗を暴く、バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第2弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『無頼』
龍 一京・著
南米の凶悪なテロ組織が日本に潜入、その恐るべき目的とは?
警視庁公安課で諜報活動に携わる藍川千賀子の元に、南米チリの凶悪なテロ組織が日本に潜入し、大規模な爆破テロを計画しているとの情報が入った。爆破までの期限はわずかに一週間。必死にテロリストの行方を追う、極道刑事こと西来路たちの活躍を描く、バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第3弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『首領(ドン)』
龍 一京・著
警察官ばかりを狙った連続殺人、その背後に麻薬密売組織の陰謀が!
東京広尾のホテルで二人の男が何者かに射殺された。両者とも頭部を一発で撃ち抜かれての即死だったが、うち一名が麻薬の密輸容疑で指名手配されていた北朝鮮籍の男であることが判明。捜査線上に巨大な麻薬密売ルートが浮上してきた。バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第4弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『凶謀』
龍 一京・著
連続爆弾テロの犯人を追い、新宿歌舞伎町に潜入する西来路刑事に危機が迫る!
民放テレビ局が爆破され、二十四階建ての瀟洒なビルは一瞬にして崩壊、炎上。多数の死傷者を出す大惨事となった。プラスチック爆弾が使用されており、南米のテロ組織による犯行と見られたが、西来路たちの必死の捜査をあざ笑うかのように、第二の爆弾テロが…! バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第5弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『脅迫(おどし)』
龍 一京・著
首都圏で続発するテロ事件、その背後に日朝間にまたがる巨悪の手が…!
「あの女は俺が落としてやる。立ち直れないほどぼろぼろにしてやる」
西来路刑事は北朝鮮の女工作員を見て、怒りをたぎらせた。公安の情報によれば、女は首都圏で続発しているテロ事件に関与しているという。日朝間にまたがる巨大な陰謀を描く、バイオレンス・アクション小説の傑作シリーズ第6弾。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『殺恨(さっこん)』
龍 一京・著
福祉・介護の名のもとに利権を求めて群がるハイエナを叩け!
代議士、厚生官僚、介護用品メーカー、介護施設経営者。福祉・介護の美名のもとに利権を求めて群がるハイエナたち。その陰で暗躍するブローカー。さらに凄惨な殺人が…。警視庁捜査一課の辣腕刑事・一条寺祐介が錯綜する事件の真相に迫る。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『凶傷(トラウマ)』
龍 一京・著
男女射殺事件の背後に見え隠れする謎の女たちの正体を暴け!
西新宿のマンションで起きた男女射殺事件。現場付近で目撃された謎の女、そして翌朝、歌舞伎町で助けられた女、さらに…。事件を追う警視庁捜査一課の一条寺らの懸命の捜査で浮かび上がる驚くべき犯人像。錯綜する事件の思いもかけない真相とは?
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『殺人権力』
龍 一京・著
権力を嵩に着た巨悪に立ち向かう刑事たち
都内のガソリンスタンドに乗用車が突っ込み、爆発炎上した。現場に居合わせた警視庁捜査一課の多岐川恭介は、間一髪で災難を逃れたが、現場を去る不審な車を目撃していた。被害者は、ハイテク企業の社長夫人。何者かの恨みで殺されたのか? 事件を追い始めた多岐川は、背後に渦巻く人工臓器開発の実態を掴むが、行く手には権力の壁が…。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『地獄のマリア』
龍 一京・著
自動車窃盗団を追う多岐川刑事に前に現れた謎の女
東京品川の住宅街にある駐車場で中学教師が殺され、所有の乗用車が奪われる事件が発生した。警視庁捜査一課の刑事・多岐川恭介たちは、事件の手口から、背後に高級車を狙う大規模自動車窃盗団の存在を嗅ぎ取る。多岐川とベテラン刑事の吉岡は、聞き込みの末、盗難車の輸出に広域暴力団が仲介をしている事実を掴むが、同時に窃盗団に復讐を挑む謎の女の気配を感じていた…。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『欺殺(ぎさつ)』
龍 一京・著
社長令嬢誘拐と現金輸送車強盗、二つの異なる事件には意外な接点が…
都内の住宅街で、産廃処理会社の社長令嬢が誘拐される事件が起きた。だが、身代金の要求は無く、関係者は黙して何も語らない。また、同日には、東勧銀行の現金輸送車が襲われ、一億円が奪われる事件が…。警視庁捜査一課の多岐川と吉岡らは、捜査を開始するが、全く異なる二つの事件には、意外な接点があった。多岐川たちは、巧妙に仕組まれた犯罪を見抜くことが出来るのか…。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『レディー・コップ』
龍 一京・著
麻薬・武器の密輸組織を壊滅せよ! 権力に守られた巨悪に挑む!
警察組織から外れて捜査をする特務機関を編成した警視の五加木は、国会議員の黒柳茂勝が麻薬・武器密輸組織の黒幕であるとの極秘情報を掴み、部下の若き美貌の警部・本間亜沙見をリーダーとする四人が、黒柳の右腕である神崎へ接触する。だが、協力者が無残に葬られ、亜沙見たちも敵の巧妙な罠に陥ってしまう。汚辱の果てに憤怒の炎を燃やす特務刑事たちは反撃の銃口を巨魁へと向けた。長篇ポリス・アクション第1弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『殺戮のカーニバル』
龍 一京・著
国際的麻薬シンジケートとの闘いに挑む四人の女豹たち!
南半球の夏、ブラジル・リオデジャネイロのサンバ・カーニバルが最高潮の熱気に包まれた夜の裏で、麻薬密輸ルートを内偵していた日本人捜査官が惨殺され、その犯人も何者かに命を奪われた。時を同じくして、日本では横浜中華街のホテルにチャイナマフィア『赤い星』が襲撃をかけ、台湾人経営者を誘拐した。緊迫する国際重要犯罪捜査の前線に立つ警視庁の切れ者・五加木警視は、自らが編成した超法規特務機関の投入を決断する。若い身体を危険に晒し、四人の女豹刑事が灼熱の大地を駆け、弾雨を縫って巨悪へと迫る。長篇ポリス・アクション第2弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『逆転の罠』
龍 一京・著
警視庁・特務機関の四人が若さに弾ける肉体を武器に悪を断つ!
ロシアからプルトニウムの密輸を画策し、日本を経由して他国への横流しを企てる情報を入手した内閣調査室長の大沢は、総理大臣からの特命を受け、警視庁の五加木警視に極秘裡に事の顛末と組織の撲滅を命じた。五加木が自ら編成した超法規特務機関の四人の女豹は、密輸に重要なカギを握る二人に接触を図る、が、行く先々を尾行、監視され、四人を狙った罠が待っていた。大沢と五加木以外知らぬ女豹たちの動きがなぜ…。情報が漏洩されているのか。やがて、黒幕を炙り出すべく罠を仕掛けた女豹は厳寒の北海道知床へと飛んだ。長篇ポリス・アクション第3弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『反撃』
龍 一京・著
四人の女豹刑事が三つの事件を結ぶ点と線から真相解明の突破口を開く!
沖縄の珊瑚礁の中で女性の全裸死体が見つかり、その女友達二人が失踪した。同じ頃、スチュワーデスと銀行員が拉致され、それぞれ十億円ずつの身代金要求がきた。警視庁の五加木警視は、特務機関の四人の女豹刑事に極秘で事件解決を命じる。だが、彼女たちの行動は筒抜けで、犯人は銀行側から見事に金を奪い取った。内部に共犯者が…? 四人は殺人と誘拐事件の繋がりを掴むや、黒幕を炙り出すべく罠を仕掛けた。長篇ポリス・アクション第4弾!
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
『淫獣軍団1 凌辱都市』
友成純一・著
はてしなく繰り広げられる凌辱と殺戮の戦慄!
"地獄の堕天使(ハルマゲドン)"と名のる五人組が、東京・渋谷で最大規模を誇るデパートを襲撃。中にいた四百人の客を人質として篭城し、政府に渋谷区全域の解放を要求した。
犯人達の真意を掴めぬ捜査本部を嘲笑うかのように、犯人達は見せしめとして、人質の首を吊り八階の窓からぶら下げた。そして中に残った女だけの人質に繰り広げられる、異常な凌辱と血飛沫の殺戮!
超近代都市に現れた狂える彼らの真の目的とは、いったい何なのか!?
血と精液がほとばしるバイオレンス・アクション第1弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『淫獣軍団2 爆殺都市』
友成純一・著
恍惚と苦悶の裏に潜む禁断の黄金郷とは!?
都内で連続する爆破事件に何の手懸かりも掴めず苛立つ捜査本部。それを嘲笑うかのごとく"一揆衆"と名のる犯人達から届いた犯行声明文。そこには腐敗した日本に活を入れるため、全国規模での爆破の予告が! そして予告通りに五大都市で爆弾が炸烈し、日本は恐怖の坩堝に陥った。
犯人絶対逮補の特命を帯びた権藤と今村喜美恵の武装警官コンビは、犯人の手下が残した「寂光庵のミヤコ様」という言葉をもとに、急遽、京都へ向かったが…。
血と精液がほとばしるバイオレンス・アクション第2弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『淫獣軍団3 地底王国』
友成純一・著
極楽夢の快感に隠された狂気の首都奪還作戦!
世紀末をむかえた大都市・東京は、犯罪の巣窟と化し、麻薬は街のいたるところに蔓延。薬の密売で絶対的な力を蓄えた暴力団と警察の小競り合いが続いていた。その麻薬の供給源こそ、京都への首都奪還を唱える狂気の総帥・ミヤコであった。
ミヤコ逮捕を目指す武装警官、権藤・今村コンビだが、今村は拉致され、京都の地底王国の神殿で薬漬けのうえ凌辱の限りを尽くされる。今村を救うため京都へ向かった権藤も何者かに捉えられたが…。
血と精液がほとばしるバイオレンス・アクション第3弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『聖獣都市』
友成純一・著
人肉が花火のように弾ける! 淫夢と悪夢の万華鏡!
新宿のKプラザにオカルト教団が出現。それとともに東京はポルターガイスト、電車事故、さらに駅、地下街、家庭において全身が突如ザバッと爆砕する超カマイタチが続発する街と化していった。教団のもつ教義、そして"土竜(ドラゴン)の心臓"とは何か? Kプラザには今日も狂信者となった女性が消えて行く…。
教団を探る中央調査隊のパワー溢れる男・陣内。さらに内調の切れ者・氷室。彼らの前に出現する阿鼻叫喚の地獄絵図。"土竜の心臓"のエネルギーが極限に達する日が近づく!
世紀のスーパー猟奇アクション第1弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『凶殺都市』
友成純一・著
性の吸血鬼"レディー"によって男たちは次々と食い荒らされる!
夜の新宿に全裸で出没する、謎の魔女。その妖艶な"レディー"たちにより、男は陶酔境に陥って衰弱死し、女は恐怖のあまり失神した。この世ならぬ銀の輝きに包まれて蒼ざめる超高層ビル街地。そこを人々は、いつからか"聖域"と呼ぶようになっていた…。
元・内調の切れ者、氷室は「地獄」から蘇り、人類と文明の壊滅をもくろむ「至福教団」の中枢、"土竜(ドラゴン)の心臓"にせまるが…。
世紀のスーパー猟奇アクション第2弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『獣神都市』
友成純一・著
興奮の極地をむかえるスプラッタ描写! 驚愕のラストを見逃すな!
オカルト教団が新宿に埋めた"土竜の心臓"により、超高層ビル群は焼けただれたかのように溶解していた。街は男の精を吸い尽くす教団の魔女に溢れ、レディー狩りの名目で殺戮を繰り返す武装警官隊が横行していた。民衆は肉を裁たれ血を飛沫かせながらもVABに抗戦を挑むが、非道な重火器の前に次々と斃れた。
その時、血みどろの街を見下ろす格好で、身の丈百メートルもの巨人が出現した。巨人は果たして救世主なのか!?
世紀のスーパー猟奇アクション第3弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『魔獣戦線 1990ベルリン』
友成純一・著
東京とベルリンで殺戮を続けるテロ組織の狙いは!?
東京・日比谷のど真ん中で、東ドイツの経済担当のVIPが襲われ、警固の警官共々暗殺された。犯人グループはヨーロッパのテロ組織との情報を得た警視庁は、今村・権藤の美女と野獣コンビを派遣。二人は東独警察のグィド刑事と捜査を始めた矢先に、またもや西ベルリンで暗殺が発生。懸命の捜査で"ノア"と名のる組織が浮かび上がったが、次々と起こるテロ事件の背後には、そのノアを操る忌わしき存在の深謀遠慮が潜んでいた…。
好評シリーズ『淫獣軍団』の主人公である今村・権藤コンビ、初の顔合わせとなった怪事件を描いた作品。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『淫獣迷宮』
友成純一・著
ビデオから映し出される処女強姦と鮮血の儀式!
日輪自動車パリ支社長の娘・珠美が"悪魔の手"と名告るグループに誘拐され、彼女をなぶり犯すビデオが送られてきた。犯人達の身代金要求額は三百万ドル。日本から急遽パリへ派遣された美女と野獣コンビの今村・権藤刑事は犯人達を追い詰めながらも、フランス警察の失態で取り逃す。モロッコまで逃走した"悪魔の手"は要求額を五百万ドルに上乗せし、再度送られてきたビデオには全裸で凌辱される珠美の瞳に妖しくきらめくナイフが…!
好評シリーズ『淫獣軍団』の主人公である今村・権藤が『魔獣戦線 1990ベルリン』に続いてコンビを組み、淫虐の限りを尽くす誘拐犯に挑む。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『狼の子守唄』
友成純一・著
嬲り殺された女への挽歌を胸に、復讐の冷たい炎が今燃え上がる!
一匹狼の殺し屋・神原隆二の女・涼子が誘拐された。涼子に惚れた神原が、殺し屋稼業から足を洗う決意を固めた矢先のことだった。神原は現金と引き替えに、涼子奪還に成功。だがその直後、涼子は神原の目の前で、体内に仕掛けられた時限爆弾によって惨殺されてしまった。敵は何者なのか。復讐の炎を胸に秘め、再び殺し屋稼業に手を染めた神原。だが、関東を牛耳る帝都連合会長・剛田によって依頼された〈殺し〉の裏には、涼子の死との密接な関係が…。
スプラッター・ホラーの第一人者が新境地に挑んだ長篇ハードボイルド・バイオレンス。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『獣革命 首都圏大パニック』
友成純一・著
殺せ、犯せ、破壊せよ! 首都圏に無政府革命勃発!
朝のラッシュで混雑する高田馬場駅構内に、突如十数輌の自衛隊・歩兵戦闘車が出現、ホームに溢れる通勤客に向かって発砲した。同時刻、首都圏の数ヵ所でも、自衛隊が武装蜂起、民間人の大量虐殺を開始し、首都圏は大パニックに陥った。獣の凌辱、血の殺戮、そして果てしなき破壊…。民間人のみならず、自衛隊動士でも殺し合いは行われ、首都圏はしだいにその姿を廃墟と化していく。自衛隊の目的はいったい何なのか。スローガンに揚げられた"限りない自由"とは?
超近代都市を舞台に繰り広げられる狂気の戦闘を描く、長篇スプラッタパニック小説の問題作。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『獣欲の系図』
友成純一・著
暴力と凌辱に満ちた街で、武闘派やくざに拾われた記憶喪失の男
武闘暴走集団メドゥーサに拾われた記憶喪失の男。何かの拍子に暴れ出すと前後の見境なく破壊と殺傷を繰り返すその男は、いつしか凶助と呼ばれた。一方、夜の街を支配する巨大財閥・天龍家―何代にもわたって近親相姦の禁忌を破ることで権力の分散を防いだ一族が、次の跡取り決定を巡り、血みどろの抗争を繰り広げていた。メドゥーサを率いる女・羅城鬼子は、その機に乗じて財閥の利権を手中にしようと、天龍家の嫡子誘拐を敢行する。誘拐計画に組み込まれた凶助は、武装警備隊との激しい戦闘の中で、次第に自らの忌わしい過去に目覚めてゆく…。
精液と血にまみれたバイオレンス・アクション小説、「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『殺人の勧め』
友成純一・著
快楽としての殺人遊戯に夜な夜な徘徊する男二人、狂気と戦慄に満ちた世界
アルバイトを点々とする吉岡と優秀な自動車セールスマンの譲は、殺人という共通の趣味で結ばれていた。譲がセールスマンという立場を巧みに利用して、恰好の獲物を見つけるたびに、二人は完全犯罪を重ねていた。そんな折、暴力亭主から逃げ出した譲の妹が助けを求めて二人の部屋に転がり込んできた。三人の奇妙な共同生活が始まったのである。
かつてSM雑誌上において別名義で連載していた幻のバイオレンス小説を発掘! グロテスクかつ猟奇的な作風はそのままに、不気味な世界観が構築されている。「電子版あとがき」を収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『漂流家族』
友成純一・著
乱交・クスリ漬けの男の妄想は拡がり、女への想像を絶する虐待が展開する
麻薬不法所持で全国に指名手配され、逃亡生活を続ける黒田健と三人の女たち。健のヤク中に特有な被害妄想が昂ぶるにつれ、女たちへの執拗な性的虐待はエスカレートするばかり。京都、名古屋そして東京へと逃げる間、暴力による責めはもとより、吐瀉物や排泄物まで登場して状況は混沌の一途をたどるのだった。
かつてSM雑誌上において別名義で連載していた幻のバイオレンス小説を発掘! グロテスクかつ猟奇的な作風はそのままに、不気味な世界観が構築されている。「電子版あとがき」を収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『バベル伝説』
友成純一・著
上野アークヒルズ、浅草バベルタワーに秘められし謎とは!?
天龍家は、古来より"闇の盟主"として、日本を支配し君臨してきた。政財界の黒幕・天龍悟郎は、死後も霊的な存在として、より完璧な支配を及ぼすため、天才建築家・伊賀大二郎を起用し、東京大改造(ユートピア)計画の実現を進めていた。その計画の目的は、古代エジプトがピラミッドを、古代大和人が古墳を造ったがごとく、東京の都市そのものを天龍悟郎の"墓"とすることであった。天龍悟郎は"至福千年王国"の王として君臨するのか? 天才建築家の"呪われた宿命"とは…。
壮大な「神話大系」に取り組み新境地に挑んだ、著者渾身の長篇サイキックノベル。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『汚れなき殺戮』
志茂田景樹・著
くのいちの忍び装束に身を包んだ美貌の女忍者が巨悪に鉄槌を下す!
朝霧キララ、村雨カノン、淡雪リカ、夕雲シオリ。彼女たちは、戸隠流古法が伝える忍法を再現し、秘密裏に捜査して秘密裏に巨悪に鉄槌を下す「くのいち特殺隊」のメンバーである。
警視総監の特命で捜査に入った朝霧キララは、次々と資産家を籠絡してその財産を奪っていく吸血後妻魔・小手川喜代の素性を洗っていた。やがてその背後に、謎めいた資産管理会社の存在が浮かび上がってきて…。
直木賞作家・志茂田景樹の電子書籍限定、初公開版エンターテインメント作品。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
『ネッシー殺人事件』
友成純一・著
都内で次々と起きる謎の猟奇殺人事件!その原因は、ネス湖から持ち帰った卵に…?
戸田雷太が目覚めて初めて目にしたもの、それは、親友・田中の惨殺死体だった。人間ワザとは思えない残忍な手口は、見るものすべてを震えあがらせた。疑惑の目が雷太に集中するなか、彼のまわりでまた、同じような殺人が…。雷太の恐怖はやがて、街全体をのみ込んでゆく。日常生活の背後に隠れる怪獣の恐怖、鮮血飛び散るパニック長篇の傑作。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『無頼漢』
友成純一・著
型破りな土木作業員たちが殴り合う異色のバイオレンス・アクション!
鬱蒼と樹が生い茂る新潟県の山腹…。この作業現場では軍事機密の工場を作っているらしい。その機密とは超能力兵器で、それをここで本格的に量産するのだ。ブル公はS建設からの廻し者。現場作業員の間にまぎれ込んでいるスパイを狩り出すのが目的だ。ウラナリはこの機密を探り出し、金に換えるつもりらしい。藤原の爺さんと海野英雄は、これに一枚加わることになった。―桁外れの暴れん坊と半端者、そして大酒呑みの無頼トリオが目論んだ、型破りの機密強奪作戦。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!
●友成純一(ともなり・じゅんいち)
1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
『魔獄の女戦士(ウーマン・ソルジャー)』
志茂田景樹・著
女豹・九条梨香は類まれな美貌と高度な格闘技術を武器に、国際陰謀に挑む!
総理・武島と極秘会見を行うために来日した米特使暗殺が秘密裡に計画されている。情報を入手した総理府は、秘密特務官・九条梨香に暗殺団潰滅を下命、梨香は敵のアジトに単独侵入した。だが、ふとした油断から梨香は敵に捕縛され、流血と凌辱の拷問に晒される。類まれな美貌と華麗なプロポーション、女豹のようなしなやかさで国際陰謀に挑む女スパイ・梨香とその相棒・佐田の活躍を描く、殺戮の官能バイオレンス。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『嬲りの女戦士(ウーマン・ソルジャー)』
志茂田景樹・著
国際的秘密組織から日本を護るため、スキャンダルの罠に陥ちた青年宰相を救え!
青年宰相・川本龍三郎内閣の失脚を謎の国際組織が計画している。情報を入手した総理府秘密特務官・九条梨香は、敵の正体をつきとめるべく行動を開始した。組織の真の狙いが、日本の国際社会における権威失墜にあることを知った梨香は、あえて罠にはまり、自らの美貌と肉体を晒して、敵壊滅をはかるが…。女スパイ・梨香の淫らで華麗な活躍を描く長篇バイオレンス。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『憤りし血の裁き』
志茂田景樹・著
日本転覆を狙う敵国の計画を阻止し、暗殺計画の裏にある真の目的を暴け!
ファッションモデルを装ったロシアの美人スパイが日本に潜入した。時を同じくして不穏な動きを始めたキューバ国家保安部S1。総理府秘密特務官・九条梨香は情報網を駆使し、両国家の目的が日本の中心的財界人四人の抹殺にあることを知る。女スパイ・梨香は、計画を阻止し、その裏に隠された真の目的を暴くために行動を開始した。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『反逆者に死のキスを』
志茂田景樹・著
自衛隊でクーデター? 九条梨香は総理府特別審理室の命を受け、阻止工作に乗り出した!
自衛隊内部で秘密裡に進行するクーデター計画を潰せ。特命を受け、計画阻止に乗り出した秘密特務官・九条梨香。だが米CIA付属機関WW7も同時に計画を察知、日米間に亀裂を生じさせるべく計画の暴露を画策しはじめた。国内の不穏分子とWW7……両面に敵を迎えた梨香は、迫り来るKデーまでに敵を潰滅できるのか。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『魔性の血を裁け』
志茂田景樹・著
若い女を狙ってその身体の一部を切り取るという連続猟奇殺人事件が発生!
若い女性だけを狙う連続猟奇殺人事件が発生した。犯人は神矢新悟と名乗り、同時に川本首相の退陣を要求してきた。要求を拒否すれば、川本の娘を餌食にするという。何故、殺人犯が政治的要求を? 事態を憂慮した政府は、秘密特務官・九条梨香に神矢抹殺を下命。梨香は自ら囮となって殺人鬼と接触し、ついに犯人と首相とを結ぶ呪われた過去を突き止めるのだが…。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『欲望の大秘宝』
志茂田景樹・著
ロマノフ王朝の大金塊をめぐって暗躍する二大スパイ組織、迎え撃つ女豹とのみつどもえの戦い!
混迷の続くロシアから二大スパイ組織が日本へ潜入した。彼らの目的は、ロシア革命直後密かに日本に運び込まれたというロマノフ王朝の秘宝。共和国の実権を握るための資金として、金塊奪還を企てたのだ。はからずも両組織の暗闘に巻き込まれたことから敵の狙いを知った秘密特務官・九条梨香は、自らも金塊捜索に着手、巨大組織を迎え撃つために女豹の牙を剥いた。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『罠に血を滴らせよ』
志茂田景樹・著
絶体絶命の危地を脱し、自らの体を嬲った敵の正体を暴くべく、女豹は怒りの逆襲に立ち上がる!
世界最大のコンピュータ・ゲーム会社の社長が誘拐され、同時にその秘書が失踪。続いて、与党主流派の代議士が、女性秘書とともに全裸で殺害されるという事件が発生した。真相究明を特命され、罠と知りつつも敵地に飛びこんだ秘密特務官・九条梨香。凌辱に耐えながらも彼女は、裏で利権を巡り暗躍する日米の政財界人の存在を察知、獲物を追う女豹の如く逆襲を開始した。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞
『闇刑事1』
広山義慶・著
「真人間」を目指す元極道が男に鉄拳制裁、そして出会った女には…?
伝説の極道・天道正義、四十五歳。殺人罪で十三年もの長い間塀の中にいたが、五年間修行すれば真人間になれるといわれ、海然和尚の弟子になった。頭を丸め、僧衣姿になった天道だが、女の味だけは忘れられない。「色」にも「悪」にも滅法強い破戒坊主・天道が思い描く真人間とは…?
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇刑事2』
広山義慶・著
墨染めの僧衣をまとった天道は、破戒坊主にして絶倫坊主だった!
十三年の"おつとめ"からかえってきた伝説の極道・天道正義。五年修業すれば真人間になれると海然和尚の弟子になったが、生来の正義漢と性豪ぶりは変わりようもなく、美貌の人妻を救わんと一大騒動を起こす。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇刑事3』
広山義慶・著
極道坊主・天道正義、世と人と女のために、粉骨砕身邁進する!
殺人を犯して十三年の"おつとめ"をはたし、これからは真人間になって世のため人のため身を粉にして働く、と僧侶になった天道正義。しかし、彼にはひとつだけ"欠点"があった。色道に滅法強すぎるのだ…。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇刑事4』
広山義慶・著
極道坊主・天道正義が渾身の力をふりしぼり、現代社会の悪を討つ!
十三年の服役を経て、これからは真人間になると出家した天道正義。その天道が服役中に知り合った友人・根岸が出所後、妹のマンションで殺害された。天道は独自調査に乗り出し、持ち前の反抗心で世の悪を叩く。
長編官能バイオレンス「闇刑事(ヤミデカ)」シリーズ、第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『黒虎(ブラック・タイガー)』
広山義慶・著
巨大総合商社から調停の依頼を受けた事件処理人が、闇の核心たる黒幕へと迫る…!
「貴社のインドネシアにおける自然破壊を暴露する!」通信社の告発状に戦いた総合商社日友物産は、語学・武道の達人にして元官僚の国際的事件処理人(トラブル・シューター)の東金虎仙(とうがね・こせん)を雇った。だが現地では邦人を襲う謎の凶悪事件が続発。環境保護団体、華僑グループ、軍情報班らによる利権争いと熾烈な謀報戦が浮上し、凶弾は虎仙にも及ぶ。やがて虎仙に近づく謎の美女。彼女は敵か味方か? 事件の首謀者はいったい誰なのか…。
壮大な構想と入念な取材、圧倒的スケールで贈る長篇謀略ハード・サスペンス第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『紅い密使』
広山義慶・著
消えた美貌の台湾人歌姫を追え! 激動するアジア情勢の中、事件処理人が巨悪の陰謀に挑む!
台湾が生んだ世界的歌姫リンダ・リンが日本公演中に偽物とすり替わった。謎の人物黄汪明から本物のリンダ捜索を依頼された国際的事件処理人(トラブル・シューター)の東金虎仙(とうがね・こせん)は調査を開始したが、すぐさま黒い影が彼を襲った。真相究明に燃える虎仙は台湾へと飛んだが、そこで待ち受けていたのは、中国、香港、台湾を巡る恐るべき国際謀略戦であった。はたして虎仙の運命は? リンダは誰によって、何のためにすり替えられたのか…。
壮大な構想と入念な取材、圧倒的スケールで贈る長篇謀略ハード・サスペンス第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『黒獅子(ブラック・ライオン)』
広山義慶・著
クローン人間を凌ぐ超テクノロジーを奪え! 事件処理人が各国情報機関と激突!
遺伝子学の世界的権威ジョンウェル博士が、超機密と共に英国の研究所から失踪した。博士に投資していた薬品会社は仰天、その捜索を国際的事件処理人(トラブル・シューター)の東金虎仙(とうがね・こせん)に依頼した。やがて博士の足取りを掴んだ虎仙は勇躍シンガポールへと飛んだが、そこでは博士とその研究をめぐり恐るべき争奪戦が開始されていた。暗躍する英、米の情報員と現地特殊機関に翻弄される虎仙。はたして博士の行方は? 人類の未来を変える戦慄の最先端生命工学の秘密とは…。
壮大な構想と入念な取材、圧倒的スケールで贈る長篇謀略ハード・サスペンス第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『乗っ取り 美人警部補裏調書1』
龍 一京・著
見知らぬ人間の不動産を乗っ取れるか? 美人婦警の泥棒稼業!
新宿派出所は、婦人警官ばかりで、そのソフトな雰囲気は人気があった。だが、派出所につめている英明玖美(はなぶさ・めぐみ)警部補以下、五人の婦警には"裏の顔"があった。ある日、交通事故で知った女性が、見知らぬ男性に自宅のマンションを乗っ取られたと訴えてくる。明玖美たちが裏で調べ始めると、金と欲に汚れた人間関係が見えてきた。美人婦警たちは、その鋭敏な頭脳と美貌で悪人を出し抜けるか…? 不動産をめぐる長編サスペンス。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『新宿闇婦警 美人警部補裏調書2』
龍 一京・著
出張売春・宝石強盗の奥に蠢く悪に立ち向かう、美人婦警たち!
新宿交番所に勤務する五人の美人婦警のところに連れて来られた、二組の男女。一方は街中で喧嘩をしていた男女、もう一方は宝石を置き引きした加害者と被害者だった。この偶然の顔合わせが意外なところで殺人事件に交差する。闇稼業を武器に事件を追う婦警たちは、そこに売買春の世界を見る。そして、その奥にはレコード会社のディレクターや作詞家、宝石商が組んで歌手希望の若い女性を食い物にする悪が蠢いていた…。歌謡界の恥部を抉る長編サスペンス。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『闇の連環(リング) 無頼漢・真道明彦1』
広山義慶・著
巨悪に挑む男の熱い怒り! 大蔵省若手エリート官僚変死事件の裏に潜む陰謀とは…
東京・世田谷の高級マンションの一室で大蔵省主計局の若手エリートと、二人の若い外国人女性が変死体で発見された。女とギャンブルにうつつを抜かす大手出版社の落ちこぼれ社員・真道明彦(しんどうあきひこ)は、美貌の女弁護士・粟津景子の依頼をうけ、事件の鍵を握る元秘書の行方を探しはじめる。調査をすすめる真道は、スキャンダラスな事件の裏に政財界、警察権力をも巻き込んだ巨大な陰謀が蠢いているのを知り、戦いを挑む。長篇ハード・サスペンス第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇の挽歌 無頼漢・真道明彦2』
広山義慶・著
ニセブランド商品の取引ルートを追う真道に、サイレンサー付きの銃口が向けられる!
若い女性に人気のブランド商品の精巧なニセモノが出廻っている。その流通元を探る元週刊誌記者・真道明彦と元極道の山本茂造。やがて、二人の行く先に凶悪な組織の黒い影が現われ…。二人の新たな"闇"への挑戦が、いま始まった。長篇ハード・サスペンス第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇の回廊 無頼漢・真道明彦3』
広山義慶・著
腐った奴らは許せない! 母娘焼死事件を発端に、真道はある女の哀しみに触れる…
東京・板橋で母娘が焼死する放火事件が起こった。捜査線上に浮かんだ容疑者のホームレスは、事件当夜現場近辺をうろついてくれと、ある男に頼まれたという。元大蔵省エリート官僚のその男を調べるうちに真道は、闇の奥底深く、長く伸びる"回廊"に、いつのまにか足を踏み入れていた…。長篇ハード・サスペンス第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇の慟哭 無頼漢・真道明彦4』
広山義慶・著
拉致誘拐事件を追う真道は、やがて米中首脳会談の際に撮られた一枚の写真に疑問を抱く
先立った妻と娘の墓参りに訪れた元週刊誌記者・真道明彦は、墓前にぬかずく一人の女と出会う。「生前、奥さまには大変お世話になりました」という彼女の美しさに、真道の心は揺れる。そんな折、真道が以前勤めていた大手出版社の社長令嬢が誘拐された。真道は極秘に捜索を始めるが…。長篇ハード・サスペンス第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇のフィクサー 無頼漢・真道明彦5』
広山義慶・著
日本の闇の世界に暗躍する一人の男、そして助けを求めてきた女の正体は?
閑静な住宅街に建つ高級マンションに独りで暮らす女性から、ストーカー被害の相談を受けた元週刊誌記者・真道明彦。他愛ない事件、と気軽に調査を引き受けた彼は、いつしか巨大な闇の世界に足を踏み入れていた。日本の経済、社会を陰であやつる大物フィクサーと対峙する真道の運命は…!? 長篇ハード・サスペンス第5弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『極悪1 成り上がり編』
広山義慶・著
不正輸出で莫大な巨利を貪る財界の黒幕たちを相手に悪徳探偵が牙を剥く!
私立探偵・石津研次……調査で掴んだ情報は強請恐喝で応用し、金になるなら何にでも首を突っ込む、業界で"ハイエナ"と異名を取る悪党だ。彼のもとへ二十六歳のOLの行方を探してほしいという依頼があった。石津は女の恋人とされる明日香産業のエリート社員を追うが、何者かに襲撃される。失踪事件の裏には不正輸出に絡む意外なからくりが隠れていたのだ…。長篇官能バイオレンス第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『極悪2 修羅場編』
広山義慶・著
金になるなら危険は厭わずの悪党探偵に一億円の依頼!? 組長の失踪した娘を探せ!
石津研次はハイエナと呼ばれる悪党私立探偵。腕は一流で、金になる仕事しか引き受けない。その石津に成功報酬一億円の依頼がきた。行方不明になった暴力団沖田組組長の一人娘を探して欲しいというのだ。捜索を始めた石津は、最近沖田組が株の仕手戦で百億儲けたという情報を入手。その金に絡む政財界の裏取引に手掛かりがあると睨むが…。長篇官能バイオレンス第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『極悪3 ゆさぶり編』
広山義慶・著
検察も手が出せない元総理の裏献金疑惑に敢然と挑む悪党探偵!
金への執着ぶりからハイエナと呼ばれる一匹狼の悪党私立探偵・石津研次。その石津の許に"金絵巻事件"として世間を騒がせた元総理の裏献金疑惑の真相の情報が入った。大物相手の危険な強請だが、数十億円にはなると読んで周辺を探り始める。途端、相棒が襲撃され、石津への脅しも…。悪党対悪党の息もつかせぬ死闘を描く。長篇官能バイオレンス第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『極悪4 悪党対決編』
広山義慶・著
報酬は二億円……経済界の法皇と呼ばれる男を狙う犯人を悪党探偵が追う!
夜と昼、二人の愛人を持ち、"ハイエナ"と恐れられる、やり手の悪党私立探偵・石津研次は、東西グループ総帥・土方賢次から仕事の依頼を受けた。ひと月前、東和金属の副社長を斬殺したと思われる犯人から「次はお前だ」という脅迫電話があったのだという。二億円の報酬につられて犯人の正体を追う石津だが、その背後には、政界を激変させる巨大な陰謀が隠されていた…。長篇官能バイオレンス第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『虐讐』
龍 一京・著
背中に般若の刺青を入れ、復讐の鬼と化した女の地獄道!
職場結婚した警察官の夫と四歳の息子をなにものかに惨殺された大城直美。はかどらぬ警察の捜査に業を煮やした直美は、復讐の私刑執行人になることを決意、背中に般若と二匹の毒蛇、乳房にシーサーの彫物を入れる。警察内部に協力者を得た彼女は、その美貌と肉体を使って、一人また一人と凄惨な復讐を遂げてゆく。しかし、待ち受けていたのは意外な結末だった…。長篇バイオレンス・サスペンス小説。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『誘拐』
龍 一京・著
幼児誘拐事件が多発する中、背後に子どもを人身売買する国際的な犯罪組織が浮かび上がり…
警視庁本部捜査一課にある行方不明者特別捜査班、通称「セクションCME(コム)」では、失踪・誘拐された幼児のさまざまなデータを基に成長後の姿をコンピュータで再現、その発見に役立てようとしている。都内で発生した幼児誘拐事件を追ううちに、過去数年間に金品の要求のない誘拐・失踪事件が多発していることが分かる。その背後に見え隠れする人身売買組織。さらに、白骨化した女たちの遺体と、喉首を切られた男の死体が発見され、凶悪な連続殺人に発展する。捜査の妨害のために刑事たちを襲う闇の組織と警察の壮絶な戦い、その行方は…?
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『掟破り』
龍 一京・著
理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める刑事の執念!
娘が記憶障害!? 自宅で娘が襲われ、一命は取りとめたものの、記憶がなくなってしまう。しかも、なぜか警官の制服も、一緒に盗まれてしまう。どうして自分の娘が? そして、犯人の目的は? 警視庁中野警察署地域課の司大介警部補は、その理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める。浮かび上がる犯人の一人が、死体で発見される。さらに、もう一人の犯人も、同じ手口で殺されて…。復讐の鬼と化した司の追跡劇を描く、長篇サスペンス小説。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『狂った正義』
龍 一京・著
法が裁かないのならば、俺が裁く! 暗い過去を持つ警察官は、独自の捜査で犯人を追いつめ、次々と殺害していくが…
いつだって、弱いものが割りを食うのだ。被害者を守るべき法律にしたところで、結局加害者を守り、被害者は泣き寝入りせざるを得ない。被害者の悔しさ、怨みをいったい誰が晴らしてくれるのか。法律に正義がないなら、自分が裁くしかない…。娘を強姦の上殺害された警察官・富樫は、警察という組織を隠れ蓑にして、独り密かに、弱いものの代わりに犯罪者を抹殺していく。だが、時効でのうのうとしている娘を殺した犯人はいったいどこに? 定年を間近に迎えた富樫はその戦いをエスカレートさせていくが、ついに警察の知るところとなる。逃亡しながらの必死の追跡行は…。正義とは何かを問う、著者渾身のハード・サスペンス小説。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『震撼 首都崩壊』
龍 一京・著
原子力発電所が狙われている!? 警視庁公安部が爆弾テログループの行方を執念で追う!
原発のある新潟・柏崎で、市長が何者かに拉致され、息子夫婦と孫が殺された。一方、東京では、プラスチック爆弾によりテレビ局が爆破され、警視庁には『燃える星』と名乗る組織から「東京が死の海と化す」という犯行声明が届いていた。警視庁は海棠俊、新涼奈津名の二人を特殊チームに任命し、捜査を開始した。警察小説の第一人者が壮大なスケールで描く、卑劣なテロに挑む警察官の壮絶な闘い。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『絆 公安刑事』
龍 一京・著
爆弾テロが発生! 公安課の刑事は中東で傭兵をしていたという情報協力者にコンタクトを取ったが…
「みんな俺から離れろ! 俺の体が爆発する。爆弾を抱いているんだ。逃げろ、逃げるんだ!」
白昼の六本木。衆人環視の中、男が爆殺された。彼は警視庁公安課の警部補で、謎のテロ集団『殉教旅団』を調査中だった。テロリストの犯行か? 公安課の都並と水木は、怒りに燃えて捜査を開始する。だが、都並には自殺願望を抱える思春期の娘がおり、家庭に暗い問題を抱えていた…。人間の闇に迫る問題作。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『警視庁殺人課 悪漢(ワル)』
龍 一京・著
殺人現場から逃走した男は刑事!? 次々と証拠があがってきて容疑は固まったかに思えたが…
一人暮らしの看護婦が両手足を捕縄で縛られた上に、鉈で額を割られて殺された。現場から逃走する男の姿が目撃されており、その男とは、被害者の婚約者である林羽刑事だった。捕縄は警官に支給される特殊な紐であることから、彼の容疑は固まったかに思えたが…。やがて、複雑に入り組んだ人間関係、そして金の流れを追ううちに、意外な人物が容疑者として浮上してくる。緊迫感が漂う警察小説の傑作。
●龍一京(りゅう・いっきょう)
1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
『夜獣街』
川又千秋・著、ひろき真冬・イラスト
“人の心を読む能力”を持つ私立探偵が退廃した近未来都市をさまよう
21世紀初め、新宿は、前世紀末に到来したスーパー・パニックによって倒壊していた。ABロボットの進出で職場を奪われた若者は、流民となって新宿に入り込み、スラム街をつくっていた。そんな腐りきった街へ、“俺”は潜入した。私立探偵の俺は、娘を輪姦された挙句に撲殺された父親から、復讐の依頼をうけた。相手は、3人だったが、奴らは麻薬常習を理由に無罪となり、このスラム街にいた。人間を殺さないのが俺の主義だが、例外はある。どうやら、奴らが来たらしい。奴らの“思念波”が俺を刺激し始めた…。荒廃した都市を背景に、私立探偵の孤独な闘いを描いた、SFハードアクション小説。
●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。
『リカバイヤー[奪還者] 喪失(うしなわ)れた女神(上)』
神野オキナ・著、隅田かずあさ・イラスト
彼専用に調合された「加速剤」が血管の中に流れ込み、全ての反応速度が急激にあがる!
世界中で頻発する紛争、政府に代わって民間がその責を負い始めた現代。見荻守央(みおぎすおう)の経営する民間軍事会社「リカバイヤー」は、日本人の救出を専門としていた。小規模な依頼を着実にこなす彼のもとに、東南アジアでの救出依頼が舞い込む。内戦の最中、孤立した少女を助けるべく疾走する守央。だが、少女と無事に出会い脱出を急ぐ彼の前に、謎の人物が現れて攻撃を仕掛けてくる。人外の力を行使する敵に、守央は窮地に陥るが……。
エロスとバイオレンスに溢れた傑作アクション小説、その上巻。電子版あとがきを追加収録。
●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
『リカバイヤー[奪還者] 喪失(うしなわ)れた女神(下)』
神野オキナ・著、隅田かずあさ・イラスト
仮面の美女・ヴァルムヘルカが“己の半身”と出会った時、世界が一変する!
“亜神”レクトーを辛くも撃破した見荻守央と連丘祭香は、民間軍事会社「リカバイヤー」の現地協力員・リカルドの元に身を寄せ、一時の安寧を得る。だが、祭香を奪取せんとするヴァルムヘルカの手は、目前に追っていた! そして裏で暗躍するアメリカ合衆国……。三つ巴の死闘の中、守央は祭香を守りきることができるのか!?
エロスとバイオレンスに溢れた傑作アクション小説、その下巻。電子版あとがき、設定資料集を追加収録。
●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
『鬼姫斬魔行』
神野オキナ・著、田沼雄一郎・イラスト
一族すべてから蔑まれている非力な少年は、すべてを捨てて「鬼の力」を受け入れた!
現世に這い出てくる妖魔や邪神をしりぞける斬神斬妖の一族。その末裔に生まれながら、未熟さ故に虐げられていた少年・月観捨那(つくみしゃな)は、「鬼の力」を得るために、唯一心を許せる緋観真凪(ひなみまなぎ)とともに、伝承に残された「鬼姫」のもとへ向かう。だが、戦鬼となった代わりに捨那が払った代償は、あまりに大きなものだった。もはや捨那に振り返る故郷はない……。
現代の闇に闘うモノどもを流麗な筆致で描いたダークアクション小説。電子版あとがき、設定資料集を追加収録。
●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
『闇色の戦天使(ダークネス・ウォー・エンジェル)』
神野オキナ・著、近藤敏信・イラスト
一般市民、警察、軍の“狩り”から逃れ、闇の世界で孤独に闘い続ける少女
精神寄生体『μ(ミュー)』に憑依され、不死身の肉体を持つが故に、全ての社会から忌避された少女・弓真鏡歌。『μ』に憑依され『破壊者(ブラスター)』となった姉を持つが故に、家族を殺され、世間から疎まれる少年・神荻周防。深い闇の中で出会い、果てしなく続く戦いの中で、ふたりは光を見つけることができるのか? そして、全人類の敵、裏切り者と呼ばれる鏡花の隠された過去とは……。電子版あとがきを追加収録。
●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
『かがみのうた』
神野オキナ・著
一般市民、警察、軍の“狩り”から逃れ、闇の世界で孤独に闘い続ける少女
その少女は彫りの深い、北欧っぽい顔立ちで、黒いプラスティックフレームの眼鏡の奥の、切れ長の目が印象的だ。だが、その目には、何の感情の色も無かった。“侵略者”を狩るため、政府により作られた殺戮マシン。それが弓真鏡歌の正体だ。だが、ある人物と出会ったことがきっかけで、彼女の精神治療プログラムに異変が発生する。やがて自己を取り戻した鏡歌が取った行動は……。
神野オキナのデビュー作『闇色の戦天使(ダークネス・ウォー・エンジェル)』の前日譚となる幻のアクション小説が、電子オリジナル作品として登場!
●神野オキナ(かみの・おきな)
1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
『Dの鏡(1) 北海道バトル篇』
石井敏弘・著
冬の大雪山で出会った謎めいた美少女……彼女の脳深くに封印された秘密を解け!
世界の紛争地を転戦してきたフリーランスの傭兵、西本雅一。彼に今回与えられた任務は、北海道・大雪山の山奥で隠れ住んでいるという研究者の身柄を確保することだった。だが、突然の奇襲攻撃を受けて部隊は壊滅。彼も深手を負った……はずだった。目が覚めた時、椎名恵という美少女に介抱されていた。やがて、恵が研究者の娘だと判明、“D”と呼ばれる研究データの存在を知る。“D”とはドッペルゲンガー、分身のことである。自分とそっくりの容貌を持つ正体不明の存在だ。Dと遭遇した者は自ら命を絶ってしまう、という都市伝説があるが……。
乱歩賞作家が挑む伝奇SFアクション巨篇、第1弾。
●石井敏弘(いしい・としひろ)
1962年、岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学卒業。1987年、第33回江戸川乱歩賞を『風のターン・ロード』で受賞。岡山商科大学でミステリーを主体とした文学の教鞭を取りつつ、ミステリー・イベント用原作小説の書き下ろし他、現在は脚本家としても活動。
『Dの鏡(2) 東京インフェルノ篇』
石井敏弘・著
人類を自殺に追い込む侵略者の正体は? 「治癒」の超能力を持つ美少女を奪還せよ!
“D”……ドッペルゲンガーの秘密を解く鍵を握る美少女・椎名恵。彼女は陸上自衛隊の佐田奈暁に策略により連れ去られ、DIA(米国防情報局)に引き渡されてしまった。恵を追って東京に戻った西本雅一は新宿に潜伏。そんな彼に『グリーン・ルネッサンス』が接触してくる。最初は怪しげな新興宗教団体だと思っていたが、その裏の顔は、“D”の研究者にして恵の父親・椎名三郎と密接な関係にある機関だった。新たに出会った超能力少女・リオレチャとともに、西本は恵を取り戻すための戦いを決意する!
乱歩賞作家が挑む伝奇SFアクション巨篇、第2弾。
●石井敏弘(いしい・としひろ)
1962年、岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学卒業。1987年、第33回江戸川乱歩賞を『風のターン・ロード』で受賞。岡山商科大学でミステリーを主体とした文学の教鞭を取りつつ、ミステリー・イベント用原作小説の書き下ろし他、現在は脚本家としても活動。
『Dの鏡(3) ニューヨーク死闘篇』
石井敏弘・著
すべての謎を解く鍵は月にある!? ドッペルゲンガー急増の謎を解き明かす驚愕の結末!
切れ長の目、高い鼻筋、あまりに整いすぎていて人工的な匂いさえする顔立ち……。宿敵・佐田奈暁、すべては奴が描いた筋書き通りに事が進んでいる。“D”ことドッペルゲンガーが世界各地に出現し、大量の自殺者が出ていた。また混乱に乗じて白人たちによる有色人種への弾圧も始まった。世界規模での人口減少……このまま人類は滅びの道を進むのか、それとも逆に進化をもたらすのか。人類の存亡をかけた姿なき敵との闘いは、ついに決着を迎える!
乱歩賞作家が挑む伝奇SFアクション巨篇、第3弾。
●石井敏弘(いしい・としひろ)
1962年、岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学卒業。1987年、第33回江戸川乱歩賞を『風のターン・ロード』で受賞。岡山商科大学でミステリーを主体とした文学の教鞭を取りつつ、ミステリー・イベント用原作小説の書き下ろし他、現在は脚本家としても活動。
『三匹の野良犬』
河野典生・著
団結した三人は復讐のために、あるいは金を目当てに、ままならぬ運命におし流されていく
狂った夏の夜、他人の情事をタネにしたカツアゲの帰りに一郎と英坊は、パトカーに追われる隆と知り合った。隆は、ムショ入り中に自分を裏切った女とその情夫を、派手な射ちあいの後に射殺して逃げていた。意気投合した三人は、新宿のジャズ喫茶を溜まり場にして、悪事の計画を練る。あるときは箱根に暴力団の開帳する賭場を襲い、またあるときは運搬中の麻薬を巧妙に奪取したり、基地から流れるカービン銃を横取りして暴力団同士を闘わせるなどして、次第に暗黒街でのし上がっていく。だが所詮、野良犬は野良犬でしかないことを思い知らされる。
ハードボイルド連作短篇小説。1965年には同名で映画化(監督:牛原陽一、出演:小林旭/宍戸錠/和田浩治、配給:日活)された。
●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
『クラック・ハウンド 聖人の条件』
榊 一郎・著、小河原亮・イラスト
限りなく広がる世界終焉の“亀裂(クラック)”に、特殊犯罪調査局の“猟犬(ハウンド)”が動き出す!
長野県の人里離れた山中に建つ『私立氷羅坂病院』が燃え落ち、辛うじて保たれていた一つの『均衡』が崩れ去った……それから数年後、一種の精神安定剤ともいえる不認可薬物“セイント”を常用している人間が異常犯罪に走る事件が頻繁に勃発。犯人はみな、聖人のような微笑を浮かべていることを特徴としていた。しかし、この小さな白い錠剤には麻薬成分が認められないという。奇怪なこれらの事件を“亀裂”に関係すると判断した特殊犯罪調査局は、ついに『専門家』二人を解き放った。すでにはじまってしまった世界の終焉に抗うべく、“猟犬”またの呼び名“クラック・ハウンド”が大暴れする!
バイオレンス・アクション長篇小説。電子版あとがきを追加収録。
●榊一郎(さかき・いちろう)
1997年、第九回富士見ファンタジア長編小説大賞で準入選、翌年デビュー作『ドラゴンズ・ウィル』を刊行。自称・小説屋/軽小説屋であるが、ゲームシナリオ、アニメシナリオ等も手掛ける。速筆で著作多数。代表作に『スクラップド・プリンセス』『棺姫のチャイカ』『アウトブレイク・カンパニー』『まじしゃんず・あかでみぃ』『神曲奏界ポリフォニカ』『ストレイトジャケット』等がある。ガンマニアで観賞魚マニア。
『刑事崩れ探偵・甚九郎(1) 裁きは血の匂い』
広山義慶・著
カネと女にだらしない元刑事の中年男に降りかかった殺人事件容疑とは
湯佐内甚九郎、45歳。1年半前、ヤクザの情婦に惚れて刑事を懲戒免職になり、知人のつてを頼って探偵の真似ごとなどして稼いでいる。新宿でしたたかに飲んだ翌日、湯佐内は見知らめ女の部屋で目覚めた。自宅に帰った彼を迎えたのは「明日中にナオミが帰らないとこちらにも考えがある」という電話。そのナオミは新宿のラブホテルで殺されており、湯佐内に容疑がかかる。記憶をたどる湯佐内を次なる殺人事件が襲う……。
泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『刑事崩れ探偵・甚九郎(2) 野獣は血で裁け』
広山義慶・著
肉体を使ってか、他のうしろ暗い仕事によってか、その女は高額なカネを手にしていた
かつては千葉県警の腕利き刑事だったが、ヤクザの情婦に手を出してクビになった湯佐内甚九郎。妻子に去られた独身男で、しがない探偵だ。ある時、友人が連れて来た少女の母親、津川雅子捜しを引き受けた。保険の外交にしては多過ぎる女の預金額に疑いを抱いていたところに、暴力団幹部と車に乗っていたという情報が入る。調査を続けていくうち、やがて雅子のひどい情痴姿を目撃したが、連れ戻すどころか、逆に湯佐内は組織に拉致されてしまう……。
泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『刑事崩れ探偵・甚九郎(3) 裁きは紅い薔薇』
広山義慶・著
色欲にまみれた美貌の人妻の行方を捜すうち、暴力団の深い闇と関わることに
ヤクザの情婦に手を出して警察を追われ、探偵を生業にしている湯佐内甚九郎に、家出妻探索の依頼がきた。しぶる依頼主の夫から聞き出したのが、妻・木村立美のレズ遍歴。家出の原因もそれだろう。早速、立美の相手を尋ね当てたのはお手柄だったが、ニセ刑事に襲われる羽目に。奴らの正体は? 事件の背景は深い。やがてレズの糸を手繰った先に、ある豪邸で開かれた女だけのパーティーがあることに気づく……。
泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第3弾にして完結篇。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『コードネーム・サリン(1) 私刑警察 激弾!』
広山義慶・著
不可能を可能にする伝説のスナイパー“サリン”が警察組織の腐敗を一掃する!
五月亮平……表向きはただの会社員だが、その実体は“サリン”というコードネームを持つ凄腕のスナイパー。数々の伝説的な暗殺を成功させ、そのほとんどは証拠不十分で迷宮事件としてファイルされている。一方、刑事局長・梅津立則は腐敗した警察組織を立て直すために、五月の“才能”を使おうと考えていた。警察に急襲され捕らえられた五月は、過去の罪状の清算と引き替えに、梅津への協力を了承した。ターゲットの周辺にカメレオンのように溶け込み接近する五月。そして、激弾は放たれた……。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『コードネーム・サリン(2) 私刑執行 凄弾!』
広山義慶・著
またもや舞い込んだ暗殺依頼……引退したはずの伝説のスナイパー“サリン”が甦った!
五月亮平……コードネーム“サリン”の異名を持つ凄腕のスナイパー。暗夜、250メートル先から眉間を一発で撃ち抜く技量は、警察関係者からさえも畏敬の念を持たれていた。しかし今は引退し、バリ島で悠々自適の暮らしを送っていた。そんなある日、因縁深い警視庁捜査一課審議官・宮園孝之の訪問を受けた。日本企業が開発した画期的な安全防衛システムをめぐって、日・中・北朝鮮が暗闘を繰り広げているという。他国の手に渡るのを防ぐため、その首謀者の抹殺を依頼してきたのだが……。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『姦刑』
広山義慶・著
憎悪と憤怒の炎を燃やし、冷酷な凌辱の処刑人と化した男の復讐を描く
元刑事・坂崎竜夫の妻と娘が、路上に轟音を撤き散らし疾走してきた十二台のハーレイの集団に巻き込まれ、ずたずたにされて即死した。警察の捜査はハーレイを乗りまわす女だけの暴走族とわかっただけで暗礁に乗り上げた。「オレが復讐する」と憎悪と憤怒に燃える坂崎の処刑が始まった! 女優やキャリアウーマンや有閑夫人連中で構成されており、そのメンバーも実体も、誰も知らないという。彼女たちの居所を調べ上げ、襲いかかる坂崎。陰門をぶち抜き菊門を抉り、凶姦の怒張に倒錯し悶絶する爛熱の女体。凌辱の愉悦に酔う坂崎の淫惨な処刑は続く……。長篇バイオレンス小説。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色強請人』
広山義慶・著
女体を開いて極秘情報を得るプロの強請屋が、女優と大企業社長のスキャンダルを追う!
出世コースからドロップアウトした35歳の独身サラリーマン夏木吾郎は、社内情事によって得た情報をネタに社長を強請り、多額の“退職金”をせしめる。味をしめた吾郎は、その後、プロの強請屋として女体を責めて情報を得ていく。そんな彼のもとへ「大企業S物産の社長と有名人気女優が愛人関係にある」というネタがよせられる。宝の山にぶちあたった吾郎は盗撮のプロと組んで、5億の金をせしめようと企むが……。長篇官能サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『迷い道』
広山義慶・著
謎の女からの悪戯電話を機に身辺に不穏な影が……犯人は誰なのか?
大手IT企業の落ちこぼれだった西垣優介は、ベンチャー企業『遊々』への転職を機に充実した日々を送り、私生活ではタブロイド版の新聞社に勤める智子、画家志望の銀座ホステス・加那子、弁護士事務所で働く朱美の三人を愛人にしている。そんな折、謎の女からの悪戯電話から始まった嫌がらせが徐々にエスカレートする。アメリカの大手IT企業との合併に絡む陰謀かと疑う優介は、女探偵を使って犯人を探るが、そこに浮かび上がってきたのは、意外にも優介の遠い過去のほろ苦い恋の物語だった……。長篇官能サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『兇獣よ闇を裂け』
広山義慶・著
陰惨な事件によって運命を変えられた男の怨念が暴走する!
21年前、華山流宗家・華山石斎一族の男たちに犯され、一人の女が狂死した。母親の遺言によって出生の秘密を知った室川剛夫は、呪われた血を受け継いだ“獣”として成長、一族への復讐を誓う。惨劇を再現するかのように、一族の女たちを次々と凌辱・殺害する室川。名門華道家の娘たちを狙った連続猟奇殺人に、警察の捜査も厳しさを増す。だがそんな室川の前に突如、謎の女・美幸が現れた。自らの手を血で汚す美幸の目的は? そして、室川の殺人計画を待ち受ける陥穽とは。長篇官能バイオレンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『復讐の遊戯(ゲーム)』
広山義慶・著
娘を死に追いやった真犯人を求めて復讐劇が開始される!
数年前に妻を亡くした元極道・五木修平は、ひとり娘のかおるを大切に育ててきた。ところが突然、高校2年になる娘が水死体で発見されたと警察から知らされる。五木は娘の部屋で日記を見つけ、さらに衝撃を受ける。日記には娘が売春をしていた事実がメモされていたのだ。娘を罠に陥れたのは誰か。五木は名前の判明している10人の男たちを調べ上げ、彼らが大切にしている愛娘を同じように凌辱すると決意。凄まじい復讐へと駆り立てた執念は、ついに最後の正体不明の男にたどりつくが……。長篇官能バイオレンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『蜜謀の罠』
広山義慶・著
女遊びに励むイケメン刑事を待ち受ける闇組織の魔手!
警視庁捜査一課のイケメン刑事こと本郷明彦は、浮気が原因で妻と離婚し、娘・明莉の世話に頭を悩ます日々。ある日、明莉と二人で別れた妻・芳美のマンションを訪ねた本郷は、芳美の惨殺死体を発見する。元妻殺害の容疑で逮捕された本郷だが、容疑が晴れ、釈放される。娘のためにも芳美の死の真相を解き明かしたいと極秘の捜査を進める本郷は、芳美が明莉名義で運用していた200万ドルの存在を知る。さらに金の出所を探る本郷のまえに、芳美の知られざる過去と巨大な闇組織の影が……。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『無法捜査』
広山義慶・著
死んだ親友のため、捜査権のない北九州で暴れまわる一匹狼のタフな刑事
大阪府警天王寺中央署捜査一課の腕利き刑事・夏木軍治は、親友の福岡県警の刑事・冬村が拳銃の暴発事故で死亡したと知らされ、小倉へ向かう。現場の状況からは冬村の自殺の可能性も考えられたが、警察では推定事故死として処理されていた。冬村の死の真相を探るため、彼が追っていた事件を調べ始めた夏木は、裏で大物政治家が絡む大がかりな不正の匂いを嗅ぎつける。親友の仇を討つための戦いが開始される……。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『夜の葬送』
広山義慶・著
その少女の姉は当分見つからないだろう、という暗い予感が胸の底に重く沈んでいた
藤江三郎はしがない私立探偵だ。ある日彼の許に仕事を依頼してきたのは可憐な女子高生。彼女の姉が突如失踪したというのだ。だが相手は未成年。金にならない仕事だった。一度は断わった藤江だが、直後、公安関係者と名乗る男からの依頼を妨害する電話と、尾行の影が……。事件の裏に何か隠されている。藤江は調査を開始するが、それが悲惨な事件の幕開けだった。長篇ハードボイルド小説。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『官能仕事人 悪女潰し』
広山義慶・著
男と女の縺れた処理を依頼された“官能仕事人”の色と欲
前川恭子は肉体もいいし、感度もバツグンである。半田啓一は得をした感じである。本当は彼女の同僚の伴沢悦子から、恋人を横取りしようとしている恭子に手を引かせるように依頼されたのだが、想像と違って美人で色気も充分だ。まず、官能のさぐり合いで話の糸口をつけることにして……。
吉原のソープランド『不夜城』でナンバー1の売れっコの加津子と元警視庁の刑事であった丸木から依頼を受け、数々の人間トラブルを解決する。連作短篇・官能ミステリ。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『蜜楽の罠』
広山義慶・著
カネと女が寄ってくる!? 借金取立て屋に転身したリストラ男の華麗なる日々
大不況のあおりを受け、会社をリストラされた大前田一樹は、身内の借金まで背負わされて無一文になる。計画倒産したという噂の債権先にダイナマイトを身体に巻きつけて交渉に出かけ、見事五千万円を受け取ることに成功する。その時から、一樹の新しい職業“借金取立て屋”が始まった。金を借りまくって夜逃げを企む銀座の高級クラブママや悪質な二世議員などから、頭と腕力と下半身を駆使して借金を回収。やがて彼は成功報酬をせしめて裏社会でのし上がっていくが……。連作短篇サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『コリアンエンジェル』
広山義慶・著
失踪女性が残した謎の言葉をめぐる、東京・ソウルでの国際諜報戦
リストラ寸前のサラリーマン・伍代亜希夫は、家族と会社に内緒でサイドビジネスを行っていた。ソウル駐在員時代に培った語学力を活かしての「夜の手配師」……町を歩くコリアン美女に声を掛け、ホステスとしてスカウトするのである。その仕事は順調にいっているかに見えたが、ある出来事をきっかけに様相は一変する。失踪、尾行、監視、そして殺人事件……。平凡なサラリーマンには想像もつかぬほど巨大な陰謀が渦まく世界に、伍代は足を踏み入れていた。長篇サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『愛国の天使』
広山義慶・著
台湾独立運動の鍵を握る「アジアの歌姫」……果たして彼女は“どちら側”なのか?
毎朝新聞の遊軍記者・水島英次は、銀座のデパートで、その昔「アジアの歌姫」と呼ばれ世界的な人気を誇った台湾の女性歌手・陳清鈴を見かけた。日本嫌いだと思われていた彼女が極秘来日した理由は? 水島が調べを進めるうちに、驚くべき真相が明らかになる。《二〇〇六問題》……中国の圧力により、一度は頓挫したかに見えた台湾独立運動。しかもそれは日本を舞台に密かにすすめられていた!? 長篇サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『蒼獣の牙』
広山義慶・著
男のロマンを賭けた首都移転構想! それを阻む権力との壮絶な闘い
多杯真次、40歳。法の眼をかいくぐり、ゼネコン業界の裏側を巧妙に生き抜く“闇紳士”だ。その多杯には密かなる野望があった。それは首都遷都……“Z計画”である。大手ゼネコンのドン・黒木田を味方に、さらに推進派の大物議員をも取り込み、計画は極秘裏に動き出したかに見えた。だがある日、黒木田が狙撃され、多杯自身も何者かに襲われる。どこからか計画が漏れ、反対勢力が暗躍を始めたらしい……。じわじわと包囲網を狭めてくる強大な裏権力に牙を剥き、多杯の熾烈な闘いが始まった! 長篇ハードボイルド・サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『くそでか』
広山義慶・著
“糞刑事”の異名をとる一匹狼の暴力刑事が、惨殺された妻子の復讐に立ち上がる!
武蔵野署の蔵崎鉄平は、捜査のためなら暴力はもちろん恐喝、強姦も朝飯前。警視庁の鼻つまみ者だ。人呼んで“糞刑事”。元は警視庁捜査一課の優秀な刑事だったが、四年前の事件が彼を豹変させた。何者かが45口径のマグナムで彼の妻子を殺害したのだ。未だ犯人があがらず、腐りきった日々を過ごしていた蔵崎だが、田園調布で発生した殺人事件で同じ型の銃弾が使われたと知り、独自に捜査を開始する……。長篇バイオレンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『誓いの旅路』
広山義慶・著
恋人を殺された男の執念が、嘲笑いながら逃げ続ける犯人を次第に追いつめていく
恋人・玲子をストーカーに暴行殺害された三橋慧は、自らの手で犯人を捜し出すが、揉み合いになっているうちに誤って殺してしまう。五年後、刑務所から出所した慧は、玲子の親友・津川奈津美から驚愕の事実を聞かされる。玲子と奈津美は大学生の時に暴行をうけたことがあり、犯人の一人と玲子の殺害犯は同一人物だという。玲子が付け狙われていた理由は? 慧は真相を知るため、警視庁性犯罪対策特別班の港谷皐月と調査に乗り出す。やがてインターネット上に存在するワイセツ行為専門の犯罪グループを発見し……。長篇サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『暴れ獅子』
広山義慶・著
武闘派でならした元極道が、郷里・沖縄の地で咆哮する!
広域暴力団・至誠会の最高幹部として勇名を馳せてきた大里昇次が、突然引退を表明した。武闘派としての己の時代の終焉を悟ったためだった。郷里・沖縄でリゾートホテルを経営し、同時に知能障害の愛娘・真樹のために施設を建てるという目標もあった。だが三十年ぶりに沖縄に足を踏み入れた大里を、刺客の影が襲う。いったい誰が、何のために……。それが凄惨な殺戮劇の幕開けだった。長篇ハートバイオレンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『夜の総務探偵』
広山義慶・著
夜の銀座を飛び回り、企業秘密をカネに換える悪党稼業の標的とは?
“闇の刺客”と異名をとり大手ゼネコン総務課のやり手として恐れられた三崎一郎は、バブル崩壊のあおりをうけてリストラ対象となって退社する。屈辱の日々を送る彼のもとへ、大手鉄鋼会社の機密書類を盗み出してほしいという依頼が持ち込まれた。三崎は二千万円の報酬につられ、裏世界の人脈を駆使して仕事を成功させる。一匹狼のコンサルタントとなり、政財界のスキャンダルを多額の金に換えていく三崎の次の標的は……。連作短篇サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『平成暗殺の会』
広山義慶・著
高級官僚を銃殺したとして初老の男が自首してきたが、彼には犯行に至る動機がまるで見つからなかった
一週間前に都内で凶悪殺人事件が発生。捜査に当たった貝堂警部の前に、凶器の拳銃を持った犯人が出頭してきた。しかし、その男を見たとき、彼は何故か違和感を覚える。まじめ一方だったというその男が本当に犯人なのか? 改めて調べを開始した貝堂は、男の影に見え隠れする、ある総合病院に勤める美人女医の存在に気付く……。(「平成暗殺の会」)
犯人逮捕後に事件を追う表題作ほか、やくざな男と女の無残な愛の姿を描いた「雅美のベンチ」など、著者ならではの異色官能バイオレンス短篇小説集。
*平成暗殺の会
*雅美のベンチ
*魔のとき
*密会
*夢殺人――殺したいの
*岬の女
*桃色迷路
*仕事始め
*ロサンゼルスの秘宝
*妻木刑事の迷路
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『憤怒の劫火』
広山義慶・著
競馬場で拾った黒革の財布……暴力団が総掛かりで奪い返そうとするこの財布にどんな秘密が!?
フリーターの小宮良助は兄貴と慕うギャンブラーの桜庭茂と行った府中競馬場で、黒革の財布を拾った。少しばかりの現金と名刺が入っているだけの変哲もない財布だったが、それが二人の運命を大きく狂わせた。数日後、良助は何者かに襲われる。病院のベッドの上で目が覚めた良助は復讐を誓い、桜庭の助力を得て相手を正体を探り出す。さらに財布に隠されていた割り符を発見して……。長篇ハードボイルド・サスペンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(1) 狂熱砂漠』
広山義慶・著
気儘な探偵稼業から一転、ひたすら悪の撲滅にのめり込む男の生き様を描く
私立探偵・桂木二郎。彼のもとにとんでもない依頼が持ち込まれた。二年前、新宿の路上で殺されたエリート研究者が実は生きているという。しかも、この情報をいち早く掴んだ知り合いの刑事の足どりが消えた。さっそく事件を洗い出す桂木は、関連の弁護士が殺されたことを知る。一方、研究者の残された妻の熟れた肉体が執拗に桂木を追いかけ始めた。裏の奥底で蠢めく悪の恐るべき陰謀の渦に、相棒と共に立ち向かう!
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。彼の誕生前夜を描いた“エピソード・ゼロ”とも言うべき物語。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第1弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(2) 闇の処刑人』
広山義慶・著
闇の潜む悪との闘いを運命づけられた処刑人……検事失踪事件の背後に蠢く巨悪を裁け!
ある共通の事件を秘密裏に捜査していた三人の検事が相次いで失踪した。事態の重大さを察知した当局は、裏刑事・宮島達夫に捜査を指令。謎に包まれた事件を解明すべく、宮島は金沢へ向かう。失踪した検事の足跡を追う宮島だが、その行く手には世界をも震撼させる恐るべき陰謀を企む巨悪が立ち塞がっていた……。本名も戸籍も剥奪され、世間の裏側の悪を潰すため闇に放たれる処刑人・裏刑事。「正当防衛」という名の「殺人」だけを武器に、敵を追いつめる影の捜査官の苛烈な戦いを描く。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第2弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(3) 金髪(ブロンド)の正体』
広山義慶・著
凶悪犯罪の鍵を握る金髪の女、そして血塗れの日本刀をひっさげた大男との死闘
晩秋の午後。戸籍を剥奪され、吉祥寺で世を忍んで明恵と暮らす裏刑事・宮島達夫の静かな生活を、捜査一課の“死神”戸口警部が打ち破った。京都でバイオテクノロジーの研究をしていた三十八歳、独身の小此木陽子が行方不明になった。捜査に動いていた京都府警の刑事が一人、路上で轢き逃げされ、さらに一人は若狭湾で水死体となる。そして最後の一人は岐阜の山中で斬殺された……。京都に直行した宮島が見たものは? そして事件の鍵を握る金髪の女は何者なのか……。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第3弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(4) 野獣の標的』
広山義慶・著
横浜の弁護士一家失踪事件を追っていた刑事が、無惨にも首なし死体で発見された!?
裏刑事・宮島達男の前に、またもや警視庁・戸口警部が現われた。横浜の弁護士一家が突然マンションから失跡し、事件を追っていた刑事が一人惨殺され、一人が行方不明になったという。同様の事件が日本各地に発生しており、各県警の捜査の糸口はすべて断たれている。後は裏刑事に頼るしかない……。拳銃も警察手帳もなく、戸籍さえ剥奪された裏刑事が、自己防衛のための「殺しのライセンス」一つで、恐るべき殺人集団と対決する!
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(5) 皆殺しの挽歌』
広山義慶・著
未開の麻薬市場・日本を狙って、国際的なコカイン密輸計画が極秘進行している!
国際的なコカイン密輸計画〈MBJトライアングル作戦〉が進行中だという情報が入った。検察情報部の捜査によると、計画は完了目前、しかも厚生省の囮捜査官が敵組織に捕らえられているらしい。大量密輸が実行されれば、日本が麻薬禍によって決定的な打撃を受けるのは必至である。人質をとられ、動きを封じられた警視庁は、闇の処刑人・裏刑事の出動を要請するが……。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第5弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(6) 飛騨秘水殺人行』
広山義慶・著
死線を潜り抜け、闇に生きる刑事の唯一の武器は……“正当防衛”による殺人ライセンス
飛騨山中で高山植物を盗採する二人の男が、夜空に舞い上る光体を目撃した。UFOか、それとも……? マスコミが騒ぎ出し、怪しい光体を見た二人に正体不明の魔手がのびる。飛騨山中の過疎の村に流れる美しい川が秘めているものとは? 恐るべき真相を究明すべく、裏刑事・宮島達夫に出動命令が下った。小浜、高山、飛騨と続く殺人行の果てに宮島が見たものは……。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第6弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(7) 滅亡の黙示録』
広山義慶・著
人間として生きることを否定され、ただ任務のために人を殺す闇の処刑人……その苦脳の捜査を描く
超伝導に関する画期的発見をした直後、失踪した科学者を抹殺せよ……。警視庁の指令を受け、裏刑事・宮島達夫は極秘捜査に着手した。抹殺の理由も知らされず、ただ機械的に任務を遂行する宮島。だが次々と殺害される関係者と、奇妙な事件の動向に疑問を抱いた宮島は、遂に裏刑事の掟を破り、真相究明に乗り出した!
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第7弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(8) 闇を冒す者』
広山義慶・著
外国人女性の変死事件を捜査していた特捜検事が射殺され、裏刑事の超法規的捜査が始まる
東京地検の特捜検事が二人、競馬場でダービー観戦中に射殺された。二人は一年前に起きたフィリピン女性の変死事件を追っていた。その数日後の深夜、吉祥寺の片隅でひっそりと暮らす裏刑事・宮島達夫と明恵の夜の時間を、一本の電話が引き裂いた。日本の各地で外国人女性の変死事件が頻発している。早速、盛岡へ飛んでくれという。戸籍を剥奪された影のような生活。その中で見出した小さな安らぎ。それさえも奪い、自分を電話一本で戦場へ赴かせる警視庁の“死神”戸口警部を宮島は呪った……。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第8弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(9) 淫風列島』
広山義慶・著
首吊り自殺を装う連続殺人か!? 凶悪事件の裏に蠢く怪しげな組織の正体とは
人気絶頂のロック歌手が全裸で首吊り自殺。相前後して、同様の自殺事件が続発した。裏刑事・宮島達夫に警視庁の“死神”戸口警部より捜査指令がきた。松本で全裸の首吊り自殺をした名家の令嬢、冴子の死に疑問を持った若い警官が、手掛かりを掴んだと連絡した直後、轢き逃げされて殺されたのだ。宮島は早速松本へ飛ぶが、そこで冴子の妹に出会い、意外な事実を知る。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第9弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(10) 暗空の亀裂』
広山義慶・著
捜査線上に次々と現われる、喉を掻っ切られた死体……国際的な陰謀に巻き込まれ、暗闘が繰り広げられる!
国家機密に属する研究・開発にたずさわる民間企業に、機密の漏洩防止を名目に国が送り込んだ覆面捜査官たち。だが彼らは相次いで不審な事故死を遂げる。警視庁の“死神”戸口警部は、殺人者の抹殺を裏刑事・宮島達夫に指令する。捜査を開始した宮島は、日米の三大企業による秘密の巨大プロジェクトの存在を知るが、彼の目前で、その要員が外国人の暗殺者に次々と殺されてしまう。宮島は謎の巨大プロジェクトの捜査と、国際的暗殺団抹殺を決意した!
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第10弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(11) 熱風原野』
広山義慶・著
捜査中の裏刑事が惨殺された! 仲間の仇を討つべく裏刑事に復帰した宮島の復讐が始まる
日本に密入国した三十名の謎の秘密工作員を追っていた凄腕の裏刑事三人が、相次いで残虐きわまりない拷問の末、惨殺された。事件の裏に北朝鮮テロ組織の影がちらつき、対応に苦慮した政府上層部は、三ヵ月前に引退していた宮島達夫に白羽の矢を立て、復帰を迫る。秘密工作員の正体を探り殱滅させるべく、宮島は非情な裏刑事の世界に戻っていく。しかし敵はかつて遭遇したことのない、恐ろしくも凶悪な化け物たちだった。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第11弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『裏刑事捜査帳(12) 伝説の落日』
広山義慶・著
破防法不適用を笠に解散を逃れ、兇悪テロ集団と化した宗教団体が“死神”戸口を拉致した!?
警視庁の“死神”こと、戸口警視が新興宗教団体・カナリア真義教に拉致された。カナリア真義教は、大量無差別テロ事件を引き起こして逮捕された教祖の釈放を要求。容れられない場合は、戸口を拷問して殺すと脅してきた。期限は二十日後。国の威信をかけて極秘に処理したい政府は、引退していた伝説の裏刑事・宮島にすべてを託すことに……。再び裏刑事に復帰した宮島は手掛かりを追って飛騨高山に向かうが、そこに待ち受けていたのは、最も兇悪で恐るべき敵の姿だった。
警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第12弾にして完結篇。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『テロ・クルーズ 血塗られた航海』
高貫布士・著
世界の注目が集まるサッカー・ワールドカップを狙って、アル・カイダが豪華客船を襲う!
2006年ドイツ・ワールドカップは、国際テロ組織アル・カイダにテロの標的として狙われていた! 稀代のテロリスト、ウサマ・ビン・ラディンが世界を股にかけて暗躍。彼は企業経営の投資理論と哲学を、国際テロの世界へ持ち込んだ最初の人物だった。今度の標的は、ドイツ・ワールドカップ期間中にハンブルグ港でホテル・シップとなる豪華客船である。一方、損害保険業界の大手・ロイズ協会は、このクルーズ客船・ダイアデム号の警備を民間軍事会社PMCに依頼。派遣されたのは「ニンジャ」と「黒後家蜘蛛(ブラック・ウィドー)」の通り名で知られる男女の保安専門家(エージェント)だった……。
綿密な取材に基づき筆致した、限界ぎりぎりまでリアルな国際政治サスペンス・アクション小説。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『カルト教団対策特殊部隊WOO(1) 毒ガス・テロを阻止せよ!』
志茂田景樹・著
インターポールが編成した超法規治安維持部隊は、無差別テロから日本を守れるか!?
アメリカで3件の毒ガス・サリン事件を起こした謎の国際テロ組織が、カルト教団「救済の家」を隠れ蓑に日本国内で不穏な動きを始めた。インターポールは少数精鋭の特殊部隊を編成し、日本に潜伏したテロリストらを徹底的にマークしようとする。その矢先、新宿の映画館でサリン事件が発生し、300余人の死者を出す大惨事となった。さらに、防衛庁長官と国家公安委員長が銃撃を受けて絶命し、国を挙げて事件解明とテロ防止に躍起になるが……。
少数精鋭の特殊部隊WOO(ウー)とカルト教団の死闘を描いたバイオレンス・アクション小説、第1弾。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
『カルト教団対策特殊部隊WOO(2) 悪魔テロ教団を壊滅せよ!』
志茂田景樹・著
暴力団と手を組んで日本を侵食しつつある、恐るべき武装カルト教団を叩き潰せ!
無差別サリン攻撃と要人暗殺で日本をパニックにおとしいれたテロ教団「日本救済の家」の残党が、新たに地下組織「空極終末教団」を結成し、密かに国家転覆を企てていた。習志野の空挺団に狙いをつけた教団は、自衛隊員に薬物を打ってマインド・コントロールした上、“戦士”に仕立てあげ、きたるべき決起に向けて訓練を積ませていた。警視総監の指令を受けたWOOの中心メンバー3人は「究極終末教団」を壊滅するため、伊那谷と大菩薩峠の教団地下アジトに突入するが……。
少数精鋭の特殊部隊WOO(ウー)とカルト教団の死闘を描いたバイオレンス・アクション小説、第2弾。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
『カルト教団対策特殊部隊WOO(3) カルト宗教戦争勃発!』
志茂田景樹・著
超人的な能力とカリスマ性を持つ教祖が二人……宗教団体を率いて銃撃戦を繰り広げる!
密かに国家転覆をもくろむ二つの武装カルト教団「望みの家」と「聖剣教団」。それぞれの教祖、サイボーグ化して蘇ったナザレと超能力者・天照神子は、共に日本を制圧して我が手中に収めるべく、覇権を競い合って敵視していた。だがやがて血で血を洗う激しいバトルを繰り広げていく。警視総監の指令を受けたWOOの精鋭隊員3人も教祖に洗脳されて“戦士”となり、次々に犯行を重ねていった。そして戦いの舞台は、首班指名選挙が行われている国会議事堂へ……。
少数精鋭の特殊部隊WOO(ウー)とカルト教団の死闘を描いたバイオレンス・アクション小説、第3弾。完結篇。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)
静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
『東京武警(1) 対テロ特殊部隊』
高貫布士・著
国際自由都市宣言した東京は急激に治安が悪化……集結するテロ集団を殲滅するため特殊部隊が編成された!
未曾有の大地震に襲われた東京。大都市機能崩壊を機に、国は首都を仙台へ移転させた。これに伴い、東京府は「自由都市TOKYO」を提唱して独立を主張。日本政府を敵に廻す状況の中、世界各国から人材と企業を誘致する。だがそれは同時に、東京を無国籍な国際都市へと変貌させていった。経済復興と共に急速に悪化する治安回復のため、石川信輝知事は直轄の東京武装警察隊(TAPS)を編成した。跳梁跋扈する禍々しいカルト集団や、新・九龍城と化した歌舞伎町の支配権と麻薬の利権を巡って、派閥抗争を続ける武装テロ組織の壊滅を決行する。
長篇サスペンス・アクション小説、第1弾。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『東京武警(2) 大都爆殺』
高貫布士・著
東京武警が行方を追う爆弾テロリストは公営カジノ場を爆破させ、さらに次の狙いを定めていた!
世界的に有名な爆弾テロリストが、ロンドンから「自由都市TOKYO」に潜入した。“顔のない男”の異名を持つリチャード・ウォン。この情報を偶然キャッチした東京武装警察隊(TAPS)は、極秘に男の行方を追った。だが彼は、財政難の東京が推し進める公営カジノ場を爆破させ、さらにあるベンチャー企業の精製プラント計画阻止に狙いを定めていた。リチャード・ウォンへの依頼主は何者なのか? そして世界の麻薬業界を震撼させた“薬物合成ソフト”とは……。卑劣な爆殺行為を行うテロリストと東京武警の英知を競う壮絶な戦いが始まる。
長篇サスペンス・アクション小説、第2弾。完結篇。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『好色ギャンブラー(1)』
広山義慶・著
博打にはやたら強いが女にはからっきし弱い!? 人生をギャンブルに捧げた男の生き様
清水谷圭次、自称“さすらいのギャンブラー”。麻雀、パチンコ、ルーレット、ポーカー、競馬……、あらゆるギャンブルにめっぽう強く、女には弱い。ひとたび女に惚れると、どんなことでも平気でやってしまう危険な男だ。仕事を持たない、家族を持たない、財産を持たないの三無主義を日々実践し、いつも一匹オオカミで博打に励む。俗世間からドロップアウトした“負の世界”で、ひたすら女色とギャンブルに酔う男の愚かしくも通快な毎日!
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第1弾。連作短篇集。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色ギャンブラー(2) 女詐欺師の切り札』
広山義慶・著
圭次のギャンブルの腕は通用するのか!? 本拠地・ラスベガスに乗り込んで大暴れ
清水谷圭次は、ラスベガスのホテルオーナーの娘・キャサリンに見込まれ、世界一のギャンブラーを目指し、単身ベガスへ乗り込んだ。そんな圭次の前に、伝説の天才ギャンブラー、美しい女詐欺師、霊感ギャンブラーなどが現れ、夜毎激しい勝負を繰りひろげる。欲望の街・ベガスを舞台に命懸けのギャンブル修行にはげむ男の熱い闘いの日々を描く。
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第2弾。連作短篇集。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色ギャンブラー(3) 追跡』
広山義慶・著
ラスベガスで名を挙げた圭次が恩師の仇を討つため、謎の女イカサマ師の行方を追う!
ギャンブルの腕を買われ、いまやラスベガスのカジノの総合マネージャーにまで出世した清水谷圭次。だが今の彼があるのは、恩師・陳さんの手引きがあってこそだ。有望な日本人ギャンブラーを捜し求めてベガスからやって来たキャサリンに、圭次を勧めてくれたのも陳さんだった。その陳さんがギャンブルで全財産二十二億五千万円を失ったという。相手は国籍不明の美貌の女イカサマ師。彼女の正体は何者なのか。そしてイカサマの手口は……。オーストラリア、香港、マカオ、済州島、ソウル。圭次は女イカサマ師の行方を追った!
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第3弾。長篇。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色ギャンブラー(4) 地獄を見た男』
広山義慶・著
ラスベガス修行を終えて帰国、スランプを乗り越えて日本全国の凄腕ギャンブラーと対決!
“さすらいのギャンブラー”と異名をとる日本一の天才ギャンブラー・清水谷圭次は、何故かツキに見放され、勝負はことごとく裏目に出ていた。高級マンションや愛車も手放し、愛人たちとも別れた彼は、五億の借金を抱え、路上生活者の道へ。だが、失意の圭次の前に現れたのは可憐な美少女。久し振りに女体を貪った圭次は、ある秘密を持つ彼女のおかげで天才勝負師として復活を果たすが……。
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第4弾。連作短篇集。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色ギャンブラー(5) 女神の悦楽』
広山義慶・著
日本一の天才ギャンブラー、結婚を機に引退!? だが自身の挙式直前までポーカーで死闘を繰り広げる
競馬、麻雀、ルーレットなど、あらゆる賭け事に精通し、日本一のギャンブラーとも“帝王”とも呼ばれる清水谷圭次だが、ツキの女神のご機嫌如何では極楽も見れば、地獄も見る。ある時はどん底に落ちこむが、一夜をともにした“あげまん”美女に救われ、またある時は“数霊”を名前に持つ女性のおかげで、わずか数分にして何千万円も稼ぎまくる。そんな圭次だったが、結婚を機にすべてのギャンブルから足を洗う決意をする。しかし世界的に有名な伝説的ポーカーの達人が現れ、圭次は現役最後の大勝負に挑む。
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第5弾。連作短篇集。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『好色ギャンブラー(6) 虚空の賭け』
広山義慶・著
十億か文無しか!? ギャンブル稼業から足を洗い、堅気の仕事に就いた圭次の復活劇
不動産会社の営業マンとして堅気の道を歩む三十半ばの清水谷圭次は、かつて一世を風靡した日本一のギャンブラーだった。彼の許に昔馴染みから「勝負勘が鈍って一文無しだ」とのSOSの電話が掛かってきた。清水谷は、にわかに博打魂に火がつき、世界一流のギャンブラーとの勝負を買って出る。ギャンブル、そして女……。かくて清水谷圭次は、博徒の世界に生還したのだった。
痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第6弾、最終巻。連作短篇集。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『闇狩り』
広山義慶・著
妻子殺しの犯人を追い詰める凄惨な復讐劇、ヤクザ者との悲恋を描いた純愛物語
残虐きわまりない手口で妻と娘を殺され、復讐の野獣と化して、執拗に犯人を追う元刑事の男……。腕に彫った刺青に翻弄され、どこまでいってもヤクザな人生から逃れられない運命の女……。都会の闇の片隅にのみ生きることを許された者たちを描いた短篇小説集。
*豚と短刀
*明子曼陀羅
*橋の下の伝説
*雅美のベンチ
*岬の女
*初恋さがし
*夢殺人――殺したいの
*ゴロウに捧げる殺人
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
『東京カジノ・パラダイス のるかそるか』
広山義慶・著
ギャンブルと女に溺れた男が「カジノ構想」をめぐる陰謀に巻き込まれる
俺の名は宇津木研次。ちょいとくすぶってはいるが、これでもベガス根城のれっきとしたギャンブラー。そんな俺に「東京カジノ構想の抵抗勢力をあぶり出せ」という依頼が舞い込んだ。金は使い放題、あっちこっちのカジノで派手に遊びまわって来いってんだから嬉しいねえ。韓国のカンウォンドウや東京のアングラ・カジノでギャンブル&酒池肉林。賭け事は二流でも女に関しては超一流の俺、行く先々で美女をたらし込んでは情報収集。ところが……。見えざる敵が俺の命を狙い始めた。おいおい、そんな話聞いてねえよ。どうやら日本だけじゃなく、韓国、北朝鮮、アメリカ入り乱れてのとんでもない陰謀に巻き込まれちまったらしい……。痛快長篇セクシー・ギャンブル・アクション。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。