• 2026/3/17
  • 『桜の國の物語』1〜3
     大正時代を舞台にした和風ファンタジー少女小説でして、「ひのこだま」という火球を操る女の子が主人公。その能力ゆえに村八分にされそうなところを救ってくれたのが、天狗の能力を持つイケメン青年。彼との淡い恋心、ロマンスもありつつ、2巻以降はサーカス団の一員として全国各地を渡り歩きます。ビーズログ文庫での刊行時には、編集部からの指示で「カガミコ」なるペンネームに変更させられたそうですが、今回の電子版では本来の「日野鏡子」名義となります。諸事情あって3巻で刊行が止まってしまった不運な作品ながら、お話はとても面白いです。まずは1巻だけでも是非!読んでみてください〜。

    『龍の七部族』1〜5
     かつてソノラマ文庫で全5巻で刊行されたのち、全面的に改稿されて朝日ノベルズにて全3巻にまとめられたという経緯があります。今回の電子版は、その改稿後の原稿、および末弥純さんのイラスト(ソノラマ文庫/朝日ノベルズの両方から採録)を用いて復刻しました。特に1巻目の表紙イラストは、増刷された版のみに使用され、一時期だけ流通していたもの(初版1巻は別の絵師さんでした)なので稀少ではないでしょうか。初めて見た、という人も多いのでは? 中華ファンタジーな世界観、龍を乗りこなす7人の王子たち、狄軍と呼ばれる文明圏外の異民族、そして「天上人」と呼ばれる驚異的な科学力を持つ人々の存在……。とてもスケールの大きい長編作品ながら、あまりの面白さにあっという間に読了してしまいます。まさに名作! オススメです〜。

新刊案内

桜の國の物語(1) ひのこだま

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NEW『桜の國の物語(1) ひのこだま』

日野鏡子・著

白銀に輝く髪と金色の瞳を持つ美青年の正体は……常人ならざる術を操る天狗!?

 女は三度火を出したら「ひのこだま」になる。大火を出し、余所者の男と蒸発した母親のせいで「罪人の娘」と蔑まれ、つらい奉公生活を強いられている篝(かがり)。その篝に、夏になると決まって会いに来る男がいる。漆黒のインバネスを纏い、白銀の長髪をゆらす美青年の名は、流星(るぼし)。見世物小屋の座長をしている彼は、炎をあやつる篝の異能に興味があるらしい。春には桜に彩られるうつくしい國で、少女の運命はめまぐるしく回り始める……。
 カガミコ名義で発表された大正浪漫恋愛ファンタジー「桜の國の物語」シリーズ、第1弾。巻末に「電子版あとがき」を追加収録。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

桜の國の物語(2) 夏の嵐

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NEW『桜の國の物語(2) 夏の嵐』

日野鏡子・著

港町・横濱の地で次々と発生する殺人事件の陰には、人を喰らう羅刹の姿が!?

 旅を続ける。あたしたちは前に進む。くるくると、進化していく……。文明の香り華やぐ横濱に移り、見世物興行を始めた流星(るぼし)たち。生まれた村を出て一座に加わった篝(かがり)も空中ブランコの特訓に奮闘するが、座長の流星はこのところ塞ぎこみがちで、篝に注意を向けてくれない。同じ頃、東京では帝大生のみを狙った連続殺人事件が起こっていた。港町に吹き荒れる夏の嵐は、人と人ならざるものとの因縁を深め、流星と篝の恋心を気まぐれに転がしてゆく……。
 カガミコ名義で発表された大正浪漫恋愛ファンタジー「桜の國の物語」シリーズ、第2弾。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

桜の國の物語(3) 西班牙から悪魔

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NEW『桜の國の物語(3) 西班牙から悪魔』

日野鏡子・著

疫病に倒れた篝を救うため、天狗の能力が失われつつある流星は死力を尽くす!

 あたしは流星(るぼし)が黒い瞳をしていてもいい。このあたしを見つめてくれるなら……。東京の下町・谷中にやってきた篝(かがり)と流星座の面々。長屋を借り、興行の準備を始めようとした矢先、付近一帯でたちの悪い新種の病が流行しはじめる。「西班牙(スペイン)風邪」と名づけられたその病魔は、無防備な篝の背後にも忍び寄り……。かけがえのない少女の命を救うため、天狗として残された最後の力を振り絞って、流星は羽団扇を打ちふるい、千里を駆ける!
 カガミコ名義で発表された大正浪漫恋愛ファンタジー「桜の國の物語」シリーズ、第3弾。完結編。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

龍の七部族(1) 風雲の七公子

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NEW『龍の七部族(1) 風雲の七公子』

ひかわ玲子・著、末弥 純・イラスト

急襲を受けた城から落ち延びたのは王子デュオンと妹姫ルビアだけだった

 遙かな過去、天から降り立った者=〈天上人〉の支配に服すか否かで分かれた人々は、長大な〈万里堰〉で互いを隔てて生きてきた。だが突如、〈堰〉を破った新型兵器“銀竜”が、支配を拒む〈龍の七部族〉のひとつ、晃家に攻め入る。晃家の城は滅び、公子デュオンは盲目の妹姫ルビアを連れて友邦へ落ち延びた。〈堰〉を挟む世界の危うい均衡が、破られようとしていた……。
 著者渾身の大河ファンタジー『龍の七部族』シリーズ、第1弾。大幅に加筆修正された朝日ノベルズ版の原稿を元に、電子で復刊! 末弥純によるイラストはソノラマ文庫/朝日ノベルズ版の両方から採録。

●ひかわ玲子(ひかわ・れいこ)
東京都出身。翻訳家として活動したのち、1988年『バセット英雄伝 エルヴァース』でデビュー。『女戦士エフェラ&ジリオラ』シリーズ、『三剣物語』シリーズなどヒロイック・ファンタジー作品で読者の支持を得る。その後、『百星聖戦紀』シリーズ、『クリセニアン年代記』シリーズなど、SFとファンタジーを融合した壮大な世界観の作品、『アーサー王物語』など神話や伝承をもとにしたファンタジー作品を発表する。SF、ファンタジーの評論家としても活躍。

龍の七部族(2) 暁の攻防

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NEW『龍の七部族(2) 暁の攻防』

ひかわ玲子・著、末弥 純・イラスト

〈龍の七部族〉の連合はなるか!? 暁家を中心に局面打開の方策が練られる

 “銀竜”をもちいて〈龍の七部族〉のひとつ、晃家の〈水方郭〉を陥とした狄軍は、なぜか一気の攻勢に出ず、雨季を前にして、狄軍と龍の公家禁軍との戦いは膠着状態にはいった。〈万里堰〉に沿って局地戦を展開していた暁騏子アクセス、晃駿子デュオンは、曜象子クルツォや曹彪子ベルディーンらを陣営に招き、局面打開の方策を討議する。果たして〈龍の七部族〉の連合なるか……。
 著者渾身の大河ファンタジー『龍の七部族』シリーズ、第2弾。大幅に加筆修正された朝日ノベルズ版の原稿を元に、電子で復刊! 末弥純によるイラストはソノラマ文庫/朝日ノベルズ版の両方から採録。

●ひかわ玲子(ひかわ・れいこ)
東京都出身。翻訳家として活動したのち、1988年『バセット英雄伝 エルヴァース』でデビュー。『女戦士エフェラ&ジリオラ』シリーズ、『三剣物語』シリーズなどヒロイック・ファンタジー作品で読者の支持を得る。その後、『百星聖戦紀』シリーズ、『クリセニアン年代記』シリーズなど、SFとファンタジーを融合した壮大な世界観の作品、『アーサー王物語』など神話や伝承をもとにしたファンタジー作品を発表する。SF、ファンタジーの評論家としても活躍。

龍の七部族(3) 碧星の娘

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NEW『龍の七部族(3) 碧星の娘』

ひかわ玲子・著、末弥 純・イラスト

雨季が明けて、狄軍と〈龍の七部族〉連合軍との激戦がついに始まった!

 第四巡期が明け、ついに狄軍の大攻勢が始まった。〈龍の七部族〉は暁家、晃家、曜家、曹家の共同作戦でこれを迎え撃ち、晃駿子デュオンも自ら、今や狄軍の拠点となった晃家の砦〈水方郭〉奮還を目指す。一方、陽家の女カリンは碧き星=〈碧星〉よりこの〈龍の地〉を訪れた娘を救い、狄軍を操る〈天上人〉の恐るべき意図を知る。〈龍の地〉に生きる全ての人々の命運をかけ、七公子の戦いは新たな局面を迎えていた……。
 著者渾身の大河ファンタジー『龍の七部族』シリーズ、第3弾。大幅に加筆修正された朝日ノベルズ版の原稿を元に、電子で復刊! 末弥純によるイラストはソノラマ文庫/朝日ノベルズ版の両方から採録。

●ひかわ玲子(ひかわ・れいこ)
東京都出身。翻訳家として活動したのち、1988年『バセット英雄伝 エルヴァース』でデビュー。『女戦士エフェラ&ジリオラ』シリーズ、『三剣物語』シリーズなどヒロイック・ファンタジー作品で読者の支持を得る。その後、『百星聖戦紀』シリーズ、『クリセニアン年代記』シリーズなど、SFとファンタジーを融合した壮大な世界観の作品、『アーサー王物語』など神話や伝承をもとにしたファンタジー作品を発表する。SF、ファンタジーの評論家としても活躍。

龍の七部族(4) 北の狼将軍

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NEW『龍の七部族(4) 北の狼将軍』

ひかわ玲子・著、末弥 純・イラスト

狄軍の大反攻を防ぎきれるか!? 明狼子ヴェルカルスの元に公子たちが集う

〈水方郭〉を奪還し、〈木連郭〉を守り抜いて、ようやく具体的な姿を取り始めた〈龍の七部族〉の統合だったが、その真の実現のためには、晨鳳子キリエによる明狼子ヴェルカルスへの説得が、最大の急務として残されていた。明家の領土内の〈通わずの森〉で七人の公子が一堂に会し、歴史的な統合がついに成ったとき、あたかも歩調を揃えるかのように、狄軍=中央政府軍が暁家の〈炎方塁〉を標的に大反攻を開始した……。
 著者渾身の大河ファンタジー『龍の七部族』シリーズ、第4弾。大幅に加筆修正された朝日ノベルズ版の原稿を元に、電子で復刊! 末弥純によるイラストはソノラマ文庫/朝日ノベルズ版の両方から採録。

●ひかわ玲子(ひかわ・れいこ)
東京都出身。翻訳家として活動したのち、1988年『バセット英雄伝 エルヴァース』でデビュー。『女戦士エフェラ&ジリオラ』シリーズ、『三剣物語』シリーズなどヒロイック・ファンタジー作品で読者の支持を得る。その後、『百星聖戦紀』シリーズ、『クリセニアン年代記』シリーズなど、SFとファンタジーを融合した壮大な世界観の作品、『アーサー王物語』など神話や伝承をもとにしたファンタジー作品を発表する。SF、ファンタジーの評論家としても活躍。

龍の七部族(5) 竜の地平

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NEW『龍の七部族(5) 竜の地平』

ひかわ玲子・著、末弥 純・イラスト

超越的存在である〈天上人〉と相対して、〈龍の民〉の代表たる青姫ルビアは何を語るのか

 狄軍の大攻勢に抗して、〈万里堰〉の外に討って出た明狼子ヴェルカルス。明家の猛攻で、状況は一挙に混沌の修羅場と化した。一方、〈星人〉ローレリアは、瞑想と直勘の力に優れ、対立の構図にとらわれずに〈龍の民〉のありようを模索する青姫ルビアに、事態解決の方途を見出そうとする。二つの民が〈星界〉で新たな世界を体感する時が来た。そして晃、暁、曜、曹、景、晨、明の〈龍の七部族〉、〈万里堰〉を隔てて戦ってきた狄軍、この戦争の行方は……。
 著者渾身の大河ファンタジー『龍の七部族』シリーズ、第5弾。完結編。大幅に加筆修正された朝日ノベルズ版の原稿を元に、電子で復刊! 末弥純によるイラストはソノラマ文庫/朝日ノベルズ版の両方から採録。

●ひかわ玲子(ひかわ・れいこ)
東京都出身。翻訳家として活動したのち、1988年『バセット英雄伝 エルヴァース』でデビュー。『女戦士エフェラ&ジリオラ』シリーズ、『三剣物語』シリーズなどヒロイック・ファンタジー作品で読者の支持を得る。その後、『百星聖戦紀』シリーズ、『クリセニアン年代記』シリーズなど、SFとファンタジーを融合した壮大な世界観の作品、『アーサー王物語』など神話や伝承をもとにしたファンタジー作品を発表する。SF、ファンタジーの評論家としても活躍。

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