

『TOKYO STREAM』
甲斐啓二郎・著
街に残る川の記憶……かつて川があった場所を写真は正直に伝えてくれる
本書に収められた写真は、かつて東京の街を流れていた川を撮ったものである。その川の多くは、今は暗渠となり、人々から忘れ去られていった。だが、川の軌跡や、流れが作り出した地形は、悠然とそこに存在している。 そして、そこに磁場のようなものを感じ、私はシャッターを切る。「過去」とつながっている「現在」の風景が面白いのだ。(「あとがき」より)
日々刻々と変化する東京の街並み。普段、あなたが何気なく歩いているその道には、かつて川が流れていました。道の途中で、大きくうねる不自然なカーブ。欄干だけ残された道路。雑草に覆われたあぜ道……東京都内、54箇所の“川の名残”を切り取った写真集。電子オリジナル作品。
01 井草川(杉並区上井草2丁目)
02 音無川(台東区三ノ輪2丁目)
03 笄川(港区六本木7丁目)
04 空川(目黒区大橋1丁目)
05 百々女木川(板橋区成増3丁目)
06 谷戸前川(目黒区中目黒5丁目)
07 九品仏川(世田谷区奥沢2丁目)
08 小沢川(杉並区和田1丁目)
09 呑川(大田区北千束1丁目)
10 宇田川(渋谷区宇田川町)
11 羅漢寺川(目黒区下目黒5丁目)
12 前野川(板橋区中台2丁目)
13 稲付川(北区上十条4丁目)
14 蛇崩川(世田谷区上馬5丁目)
15 桜川(中央区八丁堀4丁目)
16 小沢川(杉並区和田1丁目)
17 北沢川(世田谷区上北沢4丁目)
18 谷端川(豊島区目白4丁目)
19 呑川(目黒区中根1丁目)
20 蛇崩川(世田谷区三軒茶屋2丁目)
21 桃園川(杉並区天沼2丁目)
22 築地川(中央区築地3丁目)
23 北沢川(世田谷区池尻4丁目)
24 北沢川(世田谷区代田3丁目)
25 蟹川(新宿区新宿6丁目)
26 蓮根川(板橋区坂下3丁目)
27 宇田川(渋谷区元代々木町)
28 渋谷川(渋谷区神宮前6丁目)
29 笄川(港区西麻布2丁目)
30 谷戸川(豊島区巣鴨5丁目)
31 和泉川(渋谷区本町4丁目)
32 藍染川(台東区谷中2丁目)
33 前谷津川(板橋区赤塚2丁目)
34 和泉川(渋谷区本町3丁目)
35 羅漢寺川(目黒区下目黒5丁目)
36 渋谷川(新宿区内藤町)
37 谷端川(板橋区板橋2丁目)
38 渋谷川(渋谷区神宮前1丁目)
39 前野川(板橋区前野町6丁目)
40 いもり川(渋谷区広尾2丁目)
41 築地川(中央区築地3丁目)
42 代々木川(渋谷区神宮前3丁目)
43 藍染川(北区田端3丁目)
44 蛇崩川(目黒区上目黒4丁目)
45 小石川(文京区千石2丁目)
46 逆川(北区滝野川1丁目)
47 和泉川(渋谷区本町4丁目)
48 立会川(目黒区原町1丁目)
49 谷戸川(中野区中野1丁目)
50 九品仏川(目黒区自由が丘2丁目)
51 藍染川(北区田端1丁目)
52 谷戸川(中野区東中野1丁目)
53 前谷津川(板橋区赤塚新町2丁目)
54 桃園川(杉並区阿佐谷北3丁目)
●甲斐啓二郎(かい・けいじろう)
1974年、福岡県生まれ東京育ち。日本大学理工学部卒業後、建設コンサルタントに3年勤務。その後、東京総合写真専門学校にて写真を学ぶ。現在は、雑誌・web・カタログ等の撮影を行ないながら、トーテムポールフォトギャラリーのメンバーとして、写真作品の発表も積極的に行っている。個展に2007年「THE SURFACES」(rotus root gallery)、2009年「THE SURFACES 2」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY)、2011年「TOKYO STREAM」(epSITE)等がある。
『ハーフダラーを探して(1)』
水城正太郎・著、ユキヲ・イラスト
詐欺師が仕掛ける大胆不敵な計画! 数多の嘘はやがて真実になる?
その日はとても晴れていた。霊元魔夜美はご機嫌だった。魔夜美は貧乏だったが、今日はバイト先でお客さんがチップを弾んでくれた。(これで水じゃなくて紅茶が飲める!)しかしうかれる魔夜美が目にしたのはブルドーザーで破壊される一軒の家。「あ、あたしん家だー!」陰険な都知事の陰謀により、父親の死後、唯一残った財産の家を壊された魔夜美。着の身着のまま街を彷徨ううち、一人の男と遭遇する。「あんたセンスあるよ。グリフトセンスってやつ」新都心名うての詐術師・煉四郎。差し出されたその手を取った時、魔夜美の“悪党への道”は開かれた!? 詐術師、罪喰師、モグリの医者。出会う奴らはどいつもこいつも嘘つきばかり。あやしい奴らが跋扈する人工都市・新都心で、魔夜美の新たな生活が始まった!
●水城正太郎(みずき・しょうたろう)
1971年東京生まれ。有限会社ホビー・データ勤務を経て『東京タブロイド』で作家デビュー。ライトノベルを中心に執筆。著作に『いちばんうしろの大魔王』等。アニメ『戦国コレクション』にて脚本を金澤慎太郎の名義で執筆。オカルトとルアーフィッシングを愛好。
『ハーフダラーを探して(2)』
水城正太郎・著、ユキヲ・イラスト
目指せ、悪党への道! 詐術師見習い・魔夜美の修業はいよいよ本番
霊元魔夜美は張り切っていた。陰険都知事に騙されて、のっぴきならないドン底状態であの日抱いた一つの誓い……。それは“悪い奴らをぶっ潰す悪党になる!”。師匠・煉四郎とコンビを組んで、魔夜美はその第一歩となる実践に挑む! ターゲットは悪徳芸能プロダクション。何とか金を巻き上げミッションは無事終了。「やったー! 250万円!!」成功報酬を手にして喜び浮かれる魔夜美だが、煉四郎の一言で笑顔を凍り付かせた。「待った。……これは、偽札だ」運はないけど才能はある、詐術師見習い・霊元魔夜美。新都心名うての“詐術師”煉四郎。二人で行う初の詐術が、新都心を揺るがす大事件の始まりとなった! 偽札製造と汚職疑惑。マスメディアと結託した政治家たち。ギャンブル狂のお嬢様・露湖子、罪喰師・多希を巻き込み、魔夜美は悪党街道を驀進するが……?
●水城正太郎(みずき・しょうたろう)
1971年東京生まれ。有限会社ホビー・データ勤務を経て『東京タブロイド』で作家デビュー。ライトノベルを中心に執筆。著作に『いちばんうしろの大魔王』等。アニメ『戦国コレクション』にて脚本を金澤慎太郎の名義で執筆。オカルトとルアーフィッシングを愛好。
『ハーフダラーを探して(3)』
水城正太郎・著、ユキヲ・イラスト
騙し、騙されるスリル! 詐術師見習い・魔夜美は師匠を超えられるか!?
不意に後ろから抱かれていた。霊元魔夜美は耳に息づかいを感じる。多希の顔がすぐ横にある。あわわわわ……どうしよう。「魔夜美さん」多希がせつなそうな声をあげた。身体に回された手にさらに力がこもる。あたしは煉四郎のことが好きなんだ。伝説の詐欺師の弟子で“詐術師”の風堂煉四郎と、伝説の詐欺師の娘・霊元魔夜美はささいな誤解がきっかけで決別していた。互いに自分の心に嘘をつきながら……。いま魔夜美は改めて自分の気持ちに気づいた。そのころ、新都心では煉四郎を狙う凄腕の刑事……もしかしたら彼らの救いとなる男が動き始めた。一度狂った歯車は元のように回り始めるのだろうか……。
●水城正太郎(みずき・しょうたろう)
1971年東京生まれ。有限会社ホビー・データ勤務を経て『東京タブロイド』で作家デビュー。ライトノベルを中心に執筆。著作に『いちばんうしろの大魔王』等。アニメ『戦国コレクション』にて脚本を金澤慎太郎の名義で執筆。オカルトとルアーフィッシングを愛好。
『スピリチュアルワールド見聞記』
植木不等式・著
信奉者も懐疑論者も必読! スピリチュアリズムを科学でひもとく
スピリチュアル……それは超常現象か、まやかしか? 宗教なのか、それとも実は科学? サイエンスライターでありながらスピリチュアルにすがりたい“植木”と、スピリチュアル世界の住人にもかかわらず科学主義者な“天使”。奇妙な2人組は霊魂の存在となって、スピリチュアリズムゆかりの地や科学的検証の現場を訪れる。時折脱線しながらも対話を続けるうちに、意外な真相が見えてきた!? 今までになかった異色のスピリチュアル解説本。
●植木不等式(うえき・ふとうしき)
サラリーマン、大学客員研究員などを経てフリーランスのサイエンスライター(愉快な原稿の場合はお笑いサイエンスライター)。著書に『悲しきネクタイ 企業環境における会社員の生態学的および動物行動学的研究』(地人書館/日本経済新聞社)、『スピリチュアルワールド見聞記』(楽工社)、共著に『トンデモ本の世界』(洋泉社)、訳書に『イスラームと科学』(パルヴェーズ・フッドボーイ著、勁草書房)など。
『悲しきネクタイ』
植木不等式・著
企業環境における会社員の生態学的および動物行動学的研究
精神と肉体を合わせて「精肉」と言う。言わないか。万有引力だってつづめて「万引」とは言わない。でも言うことにしてくれ。この本は、会社員の精肉の本である。精神はビジネス書からとった。肉体あるいは行動は、動物の生態と行動に仮託した。両者を駄洒落でつないでつくったのが、それぞれの記事である。(「文庫版まえがき」より)
会社員の悲哀、サラリーマンの忍耐……。いびつなニッポン企業を鋭い風刺で描写し、駄洒落で煙に巻いた唯一無二の社会派サイエンス(?)エッセイの名著が、ついに電子で復刊!
●植木不等式(うえき・ふとうしき)
サラリーマン、大学客員研究員などを経てフリーランスのサイエンスライター(愉快な原稿の場合はお笑いサイエンスライター)。著書に『悲しきネクタイ 企業環境における会社員の生態学的および動物行動学的研究』(地人書館/日本経済新聞社)、『スピリチュアルワールド見聞記』(楽工社)、共著に『トンデモ本の世界』(洋泉社)、訳書に『イスラームと科学』(パルヴェーズ・フッドボーイ著、勁草書房)など。
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