• 2025/6/13
  • 『バベル』1〜3巻
     旧約聖書の創世記に登場するバベルの塔に着想を得て、言語をコントロールして人を支配しようとするグループと、抵抗するレジスタントたちの闘いを描いた壮大な物語。やぎざわ梨穂さんの美麗なイラストも素晴らしいですね。

    『ホワイト・パウダー』
     東京の臨海厚生病院で諸角製薬の重役・重光晃三が突然死する。その遺体の爪の奥深くから白い粉末が発見される。だがこれはカフダールと呼ばれる咳止めの薬だった……。美人薬剤師が病院内にはびこる闇ビジネスをあばく、緊迫の医療ミステリです。

    『ダブル・スパイラル』
     ケアマネージャーの資格を取った男性看護師が目にした、要介護患者の死亡事件。癌の末期とはいえ、普通に会話できていた。なぜ急変したのか。病院の裏側で秘密裏に進められる陰謀。金目当ての殺害か、それとも……。医療の倫理と命の重さをテーマにした医療サスペンスです。

新刊案内

バベル(1) 黒のヴィナ

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NEW『バベル(1) 黒のヴィナ』

日野鏡子・著、やぎざわ梨穂・イラスト

人々は何故、多様な言葉を話すようになったのか

 太古、人は共通の言葉を持っていた。なのに今では多種多様の言葉を話す。それは何故か……。聖書に描かれたバベルの塔の物語は、一応その理由を教えてくれる。曰く、天まで届けとバベルの塔を建設し始めた人間の驕りに怒った〈神〉が塔を破壊し、人の言葉を奪ったと……。この物語は人に何を教えようとしているのか。そしてまた、これは真実の物語なのか。ファンタジーという豊かなイマジネーションの調べに乗せて、この難問に挑戦。原初の言葉とはいったい何か。壮大な物語が今、ここに開幕する! 巻末に電子版あとがきを追加収録。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

バベル(2) 銀のイェソド

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NEW『バベル(2) 銀のイェソド』

日野鏡子・著、やぎざわ梨穂・イラスト

原初の言葉を話す人々と、奪った者との対決

 かつてバベルの塔を破壊し、原初の言葉を奪った者がいた。その者を人々は〈神〉と呼び、〈神〉は陰から人々を支配した。しかし支配から逃れ、原初の言葉を話す人々もいた。背反者と呼ばれ、〈神〉から狩られる人々……テイファレトやコクマーがそうである。祖父を殺されたテイファレトは、やはり同じ背反者のヴィナと出会う。ヴィナは逃亡の旅を続けながら仲間たちを見つけ、〈神〉の正体をあばこうとしている。絵師を夢見る少年イェソドもまたそういう人間の一人。街を出ようとしながら、なかなかうまくいかず、苦しい日々を送っているのだが……。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

バベル(3) 赤のゲブラー

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NEW『バベル(3) 赤のゲブラー』

日野鏡子・著、やぎざわ梨穂・イラスト

〈神〉の支配から逃れ、原初の言葉を操る人々……背反者たちの哀しき宿命とは

 ハランの領主アルベルトの後継ぎとして生まれたゲブラー。だが彼には出生の秘密があった。母親が旅の剣闘士と不貞を働き、その末に生まれた子供だったのだ。母親は間もなく亡くなったが、それでもアルベルトはゲブラーを愛した。しかし後妻とは折り合いが悪かったゲブラーは、故郷を捨てる。苦難の旅の果てにゲブラーは、ヴィナやテイファレトと出会う。ゲブラーもまた、原初の言葉を話す男だったのだ。次々と現れる背反者たち。仲間を増やしていくヴィナは、いよいよ問題の核心に迫るが……。

●日野鏡子(ひの・きょうこ)
1966年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。豊島岡女子学園卒。東洋大学文学部印度哲学科在学中にSF誌からデビュー。以降ライトノベル中心に多数上梓。代表作『エルンスター物語』『桜の國の物語』など。こよなく愛するもの・猫猫猫自由ネコネコ。

ホワイト・パウダー

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NEW『ホワイト・パウダー』

米山公啓・著

次々に変死を遂げる入院患者……彼らの爪の奥からは白い粉末が発見された

 東京の臨海厚生病院で諸角製薬の重役・重光晃三が突然死する。その遺体の爪の奥深くから白い粉末が発見される。だがこれはカフダールと呼ばれる咳止めの薬だった。同じ頃、臨海厚生病院の美人薬剤師・水月美樹子はフノメールという下剤をカフダールに改竄した大量の処方箋の存在に気がつく。誰かがカフダールを外部に横流ししている? 何のために? そして入院患者の死との関係は? 二つの事件の裏側に組織的犯罪の匂いを嗅ぎとった美樹子は、院内を調べ始めた直後、何者かに襲われる……。長編医療ミステリ。

●米山公啓(よねやま・きみひろ)
医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。

ダブル・スパイラル

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NEW『ダブル・スパイラル』

米山公啓・著

人の死に立ち合えば自分の遺伝子に変化をもたらすことができる!?

 看護師の水嶋邦之がケアマネの資格を取ったのは、遺伝子研究の第一人者であり尊敬する院長・荻原の助言に依った結果だ。荻原の研究に協力した水嶋は、自分がある難病の遺伝子を有していることに愕然とする。しかし荻原は遺伝子は変えられると水嶋を励ます。ただし「高度の緊張」「恐怖と異常な興奮」が必要だとも。そんな条件が人為的に作り出せるのだろうか……。医療サスペンス。

●米山公啓(よねやま・きみひろ)
医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。

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