• 2025/5/22
  • 『文豪・画家の命を縮めた病気と生活習慣』
     医学は進歩したようで実に不十分であり、我々に納得できる説明ができないことが多い。なぜあの人だけが病気にかかり、隣にいた人はかからなかったのかというような、とくに感染症という病気では、同じ状況にありながら結果が違ってくる。それにはその人の生き方のようなものが関係するのだろうか……。夏目漱石は享年49、森鴎外は享年60、尾崎紅葉は享年35……彼らが若くして死亡したのはなぜか? 一方で、武者小路実篤は享年90となぜ長寿だったのか? 文豪・画家10名の生活習慣、その生き方を、現代医療の観点から考察します。単なる評伝とも雑学本とも異なり、まるで医学ミステリーを解くように楽しめる本作、じつは電子オリジナル作品です。書店に行っても紙の本は売っていません。この機会に是非!ダウンロードしてみてください〜。

新刊案内

文豪・画家の命を縮めた病気と生活習慣

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NEW『文豪・画家の命を縮めた病気と生活習慣』

米山公啓・著

著名人や芸術家の生き方を探れば、死に至った本当の理由が見えてくる

 我々は常に選択して生きている。右へ行く、左へ行く、それを食べる、食べない、ある人に会う、会わない――そういった偶然あるいは必然が、その人の生き方に影響して、最終的には病気の発症につながっていくのではないだろうか。様々な著名人の死の原因を、なぜその病にたどり着いたのか、医学ミステリーを解くように考えていきたい。(「はじめに」より)
 10人の文豪・画家を題材に、病気と生活習慣、その人の生き方について考察する。電子オリジナル作品。

1 島村抱月とスペイン風邪
2 夏目漱石と胃潰瘍
3 森鴎外と肺結核
4 黒田清輝と腎不全
5 菱田春草と腎臓病
6 川合玉堂と心臓病
7 泉鏡花と肺がん
8 尾崎紅葉と胃がん
9 芥川龍之介と自殺
10 武者小路実篤と長命の秘密

●米山公啓(よねやま・きみひろ)
医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。

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