• 2025/4/1
  • 『表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞』
     葛西伸哉先生の新刊『表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞』、なーんと電子オリジナル作品で登場です! ライトノベル作家として数多くの著作がある葛西先生ですが、本格的な歴史小説は初挑戦。題材は、ご出身地である青森県で起きた「戊辰野辺地戦争」です。時は幕末。戊辰戦争のさなかで、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に渋々加入していた弘前藩の苦悩を描きます。そういえば、映画『十一人の賊軍』でも同様のテーマが扱われていましたね。あの当時の混迷を深める政治情勢、戦乱の中での「侍」としての生き様を模索する弘前藩家老・西舘宇膳と、藩士・小島左近。固い友情で結ばれた二人は、土地と民草の生活を守り抜くため、命を賭して奔走する……。この機会に是非!読んでみてください〜。

新刊案内

表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞

amazon Kindle

NEW『表裏の旗 戊辰野辺地戦争秘聞』

葛西伸哉・著

侍とは何か、忠義と何か、汚名を覚悟してなお生きる道とは

 風雲の幕末期。大政奉還により誕生した新政府軍、旧江戸幕府を支持する奥羽越列藩同盟との間で板挟みになる弘前藩(現在の青森県西部)。軍備も思惑もばらばらな同盟軍が新政府軍に勝てるわけがない。だが新政府に恭順すれば他の同盟藩から攻撃される。混迷を深める政治情勢の中、頭脳明晰ながら人付き合いが苦手な弘前藩家老・西舘宇膳と、剣の達人、絵の名手として名高い藩士・小島左近。固い友情で結ばれた二人は、土地と民草の生活を守り抜くため、命を賭して奔走する……。
 戊辰戦争の戦いの一つである「野辺地戦争」を材に取った歴史小説。電子オリジナル作品。

●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。

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