• 2024/5/1
  • 『中国洗面器ご飯』
     1998年に「犯罪のるつぼ」と言われる中国は広東省広州市の下町へ留学した時の滞在記でして、出会った人々、食べ物、文化……見るモノ聞くモノすべてがカルチャーショック! 日本とは全く違う世界に圧倒されてしまいます。また、いまや広州市は世界有数の大都市へと発展したわけで、当時の社会・風俗を書き留めた貴重な記録です。そのあたりは令和の今だからこそ読んで楽しめる要素といえます。この機会に是非!読んでみてください〜。

    『警察はなぜ堕落したのか』
     もう、タイトルが全てを表していますね。警察という組織のひどさ、国民無視の保身主義について、厳しく言及しています。職務怠慢だとか証拠捏造だとか、警察のせいで死者が出たりだとか、これだけ実例を挙げられると本当に怖いです。ただ、本書で取り上げた事件は、表沙汰になって騒がれた代表的なものばかりですから、警察側が事件そのものを隠蔽したり、あるいはマスコミが忖度して形ばかりの小さな報道で終わらせたものなど、他にもたくさんあるのでしょうね……。

    『いきなり誰かが襲ってきたら?』
     自分の身を守る方法、教えます。といっても格闘技などの護身術ではなく、いかに危険を回避して事件から身を遠ざけるか。あるいは事件に遭遇した時に、いかにして被害を最小限に留めるか、といったことについて解説しています。110番通報のシステムやナンバープレートの読み方など、知ってるようで知らなかった雑学まで盛り込まれています。

    『葬式の値段にはウラがある』
     警察や病院の遺体安置所にいつの間にか現れ、いつの間にか葬儀の段取りを行う謎の男たち。家族を亡くして混乱している遺族を誘導して、いつの間にか高額な「葬儀一式」プランを購入させるその手口とは……。いざという時のために知っておきたい、葬儀業者に関する情報がたくさん書かれています。

    『知られちゃマズイ!? 警察の世界の「お約束」』
     本書は警察批判というよりも、警察という組織そのものをニュートラルに解剖した雑学本です。警察小説、あるいは殺人事件ミステリでしょっちゅう登場してくるものの、実体はよくわからない「警察」という集団。その成り立ちや構造をしっかり学習できちゃいます。オススメ!

新刊案内

中国洗面器ご飯

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NEW『中国洗面器ご飯』

一条さゆり・著

文化の違いに圧倒される毎日! 活力溢れる中国人の生の姿を下町から観察する

 いざ中国で暮らし始めてすぐに、私は「同じお箸の……」という考えは甘かったということに気づかされた。私は、広州の食生活に馴染む自信があった。しかし、その自信を、「洗面器ご飯」は一瞬のうちに木っ端微塵に打ち砕いた。そして「洗面器ご飯」は、中国の普通の人たちが、私をぎょっとさせ、戸惑わせるまさに序盤戦だった。(本文より)
 ガイドブックでちょっと仕入れた情報程度の知識しかなかった著者が、奮起して「犯罪のるつぼ」と言われる中国広東省広州市の町中へ引っ越し。そこで出会った人々、食べ物、文化とは。中国ならでは就職事情、美容整形、結婚観やセックスにまつわるエピソードまで……。大発展を遂げた現在とは全く異なる1998年当時の風俗を記録した広州滞在記。

●一条さゆり(いちじょう・さゆり)
エッセイスト、踊り子。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業。ピンク映画を中心に女優として活躍後、1986年にストリッパーに転身、二代目・一条さゆりを襲名した。踊り子業の傍ら、足繁く香港に通い、香港映画や街ネタについて執筆するようになる。1998年には中国・広州へ留学。その経験を活かして新聞・雑誌へ寄稿する他、『香港的電飾』(筑摩書房)、『中国洗面器ご飯』(講談社)等の著書も多数。また、香港の新聞「明報」「蘋果日報」には中国語のエッセイを連載した。2008年に帰国後、踊り子たちの衣装制作や振付指導などで現在も業界に携わっている。

警察はなぜ堕落したのか

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NEW『警察はなぜ堕落したのか』

黒木昭雄・著

日本の警察は正常だと思いますか? 市民を助けてくれる「正義の味方」だと思いますか?

 警察組織は、少数のエリート(キャリア)による一党独裁。警察学校からはじまる洗脳教育。組織の命令には絶対服従するように訓練され、反論することをいっさい許さない。知らず知らずのうちに管理されることがあたりまえで、この社会に見放されたら生きていけないのだと思い込まされるのである。(本文より)
 桶川ストーカー事件から栃木のリンチ殺人事件まで、相次ぐ警官の失態によって、何人もの死者がでてしまった。キャリア制度の実態、現場感覚を無視した官僚主義など、元警察庁巡査部長が事件の背後にある堕落の構造を解明する。

第一部 警察不祥事の裏側――現場踏査で判明した捜査の失態
 栃木県警はなぜ、リンチ恐喝を放置していたのか〈栃木リンチ殺人事件〉
 埼玉県警はなぜ、主犯を野放しにしたのか〈桶川ストーカー殺人事件〉
 京都府警はなぜ、容疑者をその場で拘束しなかったのか〈京都小学生殺人事件〉
 山口県警はなぜ、バスを先送りにしたのか〈バスジャック事件〉
 事件への対応を遅らせた真相は何か〈名古屋五千万円恐喝事件〉
 熱血警官はなぜ、免職になったのか〈長野の警察官拳銃不正使用事件〉
第二部 堕落の構造を解き明かす
 もうこんな組織とはおさらばだ〈私が警察官を辞めたわけ〉
 洗脳と服従がつくりあげた独裁体制〈恐るべきキャリア制度の実態〉
 ロボット警察官はどのようにつくられるか〈警察学校での洗脳教育〉
 実務能力主義を標榜する警察の大ウソ〈昇任試験制度のカラクリ〉
 縄張り争いが生む醜い人間関係〈所轄(セクショナリズム)の弊害〉
 秋田県警はなぜ、民間人にまで監察をおこなったのか〈監察制度の悪用〉
おわりに〈警察は立ち直れるか〉

●黒木昭雄(くろき・あきお)
1957年、東京都生まれ。親の代から警察官で、1976年から1999年までの23年間、警視庁に勤める。在籍中は23回もの警視総監賞を受賞した。退職後は捜査するジャーナリストとして、警察内部の様々な問題や世間を騒がせた事件などを独自の視点で取材。著書に『警察腐敗 警視庁警察官の告発』(講談社)、『神様でも間違う』(インシデンツ)など多数。

いきなり誰かが襲ってきたら?

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NEW『いきなり誰かが襲ってきたら?』

黒木昭雄・著

日本はすでに治安が良い国とは言えない!? 突然の暴力犯罪から身を守る方法

 オヤジ狩り、通り魔、ストーカー殺人。理不尽な暴力犯罪の被害者にならないために、突然の事態における自己防衛法と、犯罪被害について知っておくべきことを、元警視庁巡査部長が23年間の警察官勤務の体験をもとに解説。110番通報システムの仕組みや、ナンバープレートの読み方など、元警察官ならでの視点も盛り込まれた一冊。

第1章 自分を守る三原則
第2章 どうやって身を守るか
第3章 女性を狙った犯罪
第4章 被害に遭ったときの対処法
第5章 被害者になるということ
第6章 犯罪のかたちが大きく変わった

●黒木昭雄(くろき・あきお)
1957年、東京都生まれ。親の代から警察官で、1976年から1999年までの23年間、警視庁に勤める。在籍中は23回もの警視総監賞を受賞した。退職後は捜査するジャーナリストとして、警察内部の様々な問題や世間を騒がせた事件などを独自の視点で取材。著書に『警察腐敗 警視庁警察官の告発』(講談社)、『神様でも間違う』(インシデンツ)など多数。

葬式の値段にはウラがある

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NEW『葬式の値段にはウラがある』

黒木昭雄・著

詳細不明でいつの間にか決められている「葬式の値段」を巡るカラクリを暴露

 葬式はお金がかかるもの。そう決めつけていませんか? じつは葬儀業界にはびこる悪徳業者が、あの手この手で値段をつり上げているのです。「それでは仏さまがかわいそうですよ」「早く決めないと、火葬場が取れなくなりますよ」「いまどき市民葬なんてほとんどやらないですよ」……終わってみれば見積もりの二倍三倍の請求が。その呆れた手口を明かし、納得できる葬儀のための賢い交渉術を紹介する。

第1章 遺体争奪:警察の場合
第2章 遺体争奪:病院の場合
第3章 悪徳業者の手口――お通夜〜葬儀・告別式・火葬
第4章 遺体ブローカーの告白
第5章 「互助会」の正体
第6章 悪徳業者から身を守る方法

●黒木昭雄(くろき・あきお)
1957年、東京都生まれ。親の代から警察官で、1976年から1999年までの23年間、警視庁に勤める。在籍中は23回もの警視総監賞を受賞した。退職後は捜査するジャーナリストとして、警察内部の様々な問題や世間を騒がせた事件などを独自の視点で取材。著書に『警察腐敗 警視庁警察官の告発』(講談社)、『神様でも間違う』(インシデンツ)など多数。

知られちゃマズイ!? 警察の世界の「お約束」

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NEW『知られちゃマズイ!? 警察の世界の「お約束」』

黒木昭雄・著

交通違反「取締りノルマ」の真相から、警察官たちの意外な「天下り先」まで

 あなたは警察の「お約束」を知っていますか? ふだんは知らない町に行ったときに交番で道を聞くことがあるくらいで、一般市民の生活にはあまりなじみのない「警察」。その世界には、私たちの世間の常識的な考え方からすると、ちょっと首をひねりたくなることから、ビックリ仰天するようなことまで、いろいろと不思議な「お約束」があります。
 元警視庁警察官だからこそわかる、世間には知られちゃマズイ、警察の世界の「お約束」を大公開!

1章 警察組織、警察仕事の「お約束」
2章 警察官の出世と天下りの「お約束」
3章 交通違反取締りの「お約束」
4章 犯罪捜査の「お約束」
5章 いろいろいる警察官の「お約束」
6章 賢い市民の警察活用の「お約束」

●黒木昭雄(くろき・あきお)
1957年、東京都生まれ。親の代から警察官で、1976年から1999年までの23年間、警視庁に勤める。在籍中は23回もの警視総監賞を受賞した。退職後は捜査するジャーナリストとして、警察内部の様々な問題や世間を騒がせた事件などを独自の視点で取材。著書に『警察腐敗 警視庁警察官の告発』(講談社)、『神様でも間違う』(インシデンツ)など多数。

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