• 2023/12/4
  • 『聖地へ』
     家田荘子先生のノンフィクション作品、『聖地へ』が電子で復刊しました! 代表作『極道の妻(おんな)たち』で有名な家田先生ですが、実は作家と同時に「僧侶」でもいらっしゃるのですよね。本書は二部構成でして、第一部は霊山登拝行のきっかけと仏教に帰依するようになった経緯、第二部は全国18箇所における実際の霊山行の様子が書かれております。といっても小難しい説法が書かれているわけでなく、御山に登って失敗したり感謝したりと、修行僧としての成長の記録です。また、作家として成功した裏で、いわれのない誹謗中傷、同業者からの嫉妬・妨害行為、幼少期からの“特異体質”の告白などなど、驚きの内容も含まれております。なお、この電子版では、全体的に加筆修正の上、掲載写真はすべてカラー版に差し替えられております。文庫版を持っている人もこの機会に再購入されてもいいかも? と思えるほど内容一新されていますよ〜。オススメ!

新刊案内

聖地へ

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NEW『聖地へ』

家田荘子・著

全国18カ所の霊山と向き合い、登拝行をして感じたこと、考えたこと

 岩木山に始まり、石鎚山、出羽三山、そして富士山へ……。何もかもが空回りする人生のどん底で「行」と出会った作家・家田荘子は、日本各地に点在する霊山を登り始める。一歩踏み出すごとに数多の苦楽を与えてくれる霊峰との対峙から、彼女が見出した「生きる歓び」とは。著者にとって人生の転機となった霊山行をめぐる再生の記録。
 この電子版では、文庫から大幅に加筆修正の上、内容を再構成。掲載写真を一新してオールカラーにしている。

●家田荘子(いえだ・しょうこ)
作家・僧侶(高野山本山布教師)。日本大学芸術学部放送学科卒業。高野山大学大学院修士課程修了。女優、OLなど十以上の職歴を経て作家に。1991年、『私を抱いてそしてキスして エイズ患者と過した一年の壮絶記録』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2007年、高野山大学にて伝法灌頂を受け、僧侶に。住職の資格を持つ。高野山の奥の院、または総本山金剛峯寺にて駐在(不定期)し、法話を行っている。『極道の妻(つま)たち』、『歌舞伎町シノギの人々』、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』、『女性のための般若心経』、『少女犯罪』など138作品の著作があり、近著は『熟年婚活』(角川新書)、『別れる勇気』(さくら舎)、『大人処女』(祥伝社新書)。セカンドチャンスや人生探究など、元気の出る対談をYouTube「家田荘子ちゃんねる」にて配信中。

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