• 2023/10/13
  • 『覇権大戦1945』1〜3巻
     歴史上にifを持ち込み、変貌していく超リアルな世界を楽しむのが架空戦記というジャンル。本作は1945年、第二次世界大戦でドイツが降伏し日米は戦力均衡したまま講和した、という世界線のお話となります。第二次世界大戦が終結して平和が訪れるかと思ったら、ソ連軍がベルリンの単独占領を企み、その野望を阻止せんと日米英連合軍(!)が急遽組まれます。いわば第二次・第二次世界大戦みたいな、そして昨日の敵は今日の友みたいな、ややこしい展開となってきます。しかしそれでいて政治・軍事的な辻褄合わせに無理がないのはさすが。高貫布士先生は小説家とは別に軍事アナリストの顔も持つスペシャリストなので、世界情勢・軍事関連にめっちゃくちゃお詳しいのですよね。なお、元々は全5巻構成だったノベルスを、文庫の時に3巻に再編成した関係上、1冊あたりの分量はかなり多いです。読み応えありますよ〜。

    『監獄女医』1〜2巻
     元刑務官(いわゆる看守さん)という珍しい職歴を持つ二条睦先生によるミステリ小説でして、主人公は刑務所内で受刑者の健康管理を受け持つ女医・若宮冴子。塀の中という特殊な環境下で推理力を働かせ、事件の謎を解き明かします。浅野温子さん主演による2時間ドラマ版も制作された(今でも時々BSで再放送されているみたいです)本作。もちろんエンタメ小説として楽しめますが、刑務所の仕組みや服役囚の生活、死刑囚の処遇など「知られざる世界」をのぞき見ることも出来ます。オススメ!

新刊案内

覇権大戦1945(1) B29シベリア空爆作戦

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NEW『覇権大戦1945(1) B29シベリア空爆作戦』

高貫布士・著

日米連合軍VSソ連軍の激突! 大和の主砲が極東攻勢の火蓋を切る

 1945年、ヒトラーが自決し戦火は収まるかに見えたが、ソ連軍がベルリンの単独占領を企み、連合軍との新たな紛争が勃発。チャーチルはトルーマンに、日米講和と両軍によるソ連攻略という驚愕の提案をした。この説得により米国は、極東の軍港ウラジオストックを日本軍と共に攻撃する作戦を展開。一方、スターリンは日米連合軍がシベリア鉄道の分断を画策と判断し兵站の強化を図る。かくて日本軍はアムール河を遡上しハバロフスクへ軍を進めた……。
 架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第1弾。

●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。

覇権大戦1945(2) 日米英連合艦隊の強襲

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NEW『覇権大戦1945(2) 日米英連合艦隊の強襲』

高貫布士・著

日米英戦艦の壮絶な艦砲射撃! 標的は前哨要塞のバルチック艦隊基地

 スターリンが長距離爆撃機によるミュンヘン空爆を指示。その情報を掴んだ連合軍は、バルト海沿岸に敷設されたソ連軍の機雷原に掃海隊、駆潜隊、魚雷艇隊を次々と投入して撤去作業を行ない無力化した。バルチック艦隊の根拠地クロンシュタットはレニングラードを外敵から守るための強固な地下要塞であり、それを攻撃するため日米英の戦艦12隻が集結。連合軍は空爆での破壊は困難と判断し、単縦陣で進む戦艦群による主砲の一斉艦砲射撃を敢行した……。
 架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第2弾。

●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。

覇権大戦1945(3) 東欧進攻最終作戦

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NEW『覇権大戦1945(3) 東欧進攻最終作戦』

高貫布士・著

連合軍VSソ連軍の最終決戦! 国家の存亡を懸けた勝敗の行方は!?

 対ソ戦の早期終結に向けて連合国軍は黒海からの進攻作戦を展開。バルカン半島の中立国トルコを陣営に組み入れ、ソ連領オデッサへM26パーシングとM36ジャクソン戦車駆逐車を中心とした戦車第4師団を投入した。一方、スターリンも同方面の重要性は認識しており、モスクワ特別軍管区のJS重戦車を含む親衛戦車師団を投入し激しい応戦を繰り広げてきた。かくして覇権をめぐるアジアから欧州に拡大した激突は、最終局面へ突入することになった……。
 架空戦記「覇権大戦1945」シリーズ、第3弾。完結編。

●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。

監獄女医(1) 地下牢の囚人

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NEW『監獄女医(1) 地下牢の囚人』

二条 睦・著

刑務所内の不正を暴くことができるか? 閉鎖空間で繰り広げられる人間模様を描く

 富士見ケ丘刑務所で囚人・久保光男が医務課長の前田医師を殺害する事件が発生した。前田の後任として赴任した女医・若宮冴子は、一般社会とはかけはなれた、医療体制や刑務所内の人間関係に当惑するが、徐々に自らの信念を所内に、そして囚人たちの間に浸透させていく。ある日、懲罰房である地下牢に入っている久保の健康診断にあたった冴子は、前田医師殺害の裏に、刑務所ぐるみの不正を嗅ぎつける。公正な裁判を求めて調査を開始した冴子だったが……。
 美貌の女医・若宮冴子が謎を解き明かすミステリ小説、「監獄女医」シリーズ第1弾。

●二条 睦(にじょう・むつみ)
1966年、広島基町高校卒業、法政大学法学部中退。法務省法務事務官・刑務官を経て小説家デビュー。ヒューマン・プリズンミステリーのパイオニア。

監獄女医(2) 死刑台の女

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NEW『監獄女医(2) 死刑台の女』

二条 睦・著

あと二日で冤罪を証明せよ! 幼女誘拐殺人事件の死刑判決に隠された真相とは

 十八年前の幼女誘拐殺人事件で死刑判決を受けた山村敦子の刑の執行が決定した。死刑立ち会いを命じられ、青葉台拘置所へ派遣された女医・若宮冴子だったが、拘置所長・村田から、山村に関して、当時事件の捜査にあたった元刑事から再審請求の動きが出ているということと、山村の服役態度や人柄が殺人犯のそれではないということを聞かされる。「事件の裏に何かがある」そう直感した冴子は自ら調査に乗り出すのだが、刑の執行までは、わずかに二日を残すのみだった。果たして冤罪を証明できるのか……。
 美貌の女医・若宮冴子が謎を解き明かすミステリ小説、「監獄女医」シリーズ第2弾。

●二条 睦(にじょう・むつみ)
1966年、広島基町高校卒業、法政大学法学部中退。法務省法務事務官・刑務官を経て小説家デビュー。ヒューマン・プリズンミステリーのパイオニア。

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