『悪魔の棺桶』
高貫布士・著
小型核兵器の製造資料がインターネットで流出! 世界各国の港に隠された原爆の脅威に対処せよ
パキスタンが行った核実験は、これまでと大きな違いがあった。イスラム文化圏が手に入れた初めての核兵器であり、特殊部品を使うことなく核物質さえ手に入れれば、誰でも造ることができる「核」であったのだ。こうした世界情勢の中、インド洋で核爆発が発生、米海軍基地が壊滅した。内閣調査室の中川猛は、イスラム原理主義者によるテロであるという情報をキャッチ、標的に東京が入っていることを知る……。迫真の国際政治サスペンス小説。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『南沙諸島紛争勃発! 中国艦隊壊滅作戦』
高貫布士・著
膨張する中国の南シナ海領有戦略……日米豪の統合多国籍艦隊、出撃!
南シナ海にある南沙諸島はベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、中国の五カ国が領有権を主張。互いの主張する領有権が複雑に入り組んだ海域になっている。各国は沿岸警備隊や海軍艦艇、航空機を派遣して監視や警戒を続け、まさに一触即発の状態にあった。ベトナムからアメリカに、中国が南沙諸島の環礁で秘密作業を決行中という極秘情報が届く。米政府は偵察衛星の活動で、中国が航空基地を建設中であることを知る。南シナ海での領有権の拡大を目論む中国に対し、米政府はASEAN諸国に深刻な影響を及ぼすことを懸念。米日豪による統合多国籍海軍を編成し、中国の野望阻止に動き出す! 国際政治サスペンス小説。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『燃える砂漠(1)』
高貫布士・著
中東の戦火は消えず! イラクに派遣された自衛隊の奮闘を描く
2015年、急死した国王の後継者指名をめぐって、サウジアラビアで騒乱が起こった。イスラム原理主義者が実権を握る、アラビア神聖共和国が新たに建国。再び中東情勢が緊迫する。イラクに駐留していたアメリカ軍と自衛隊が鎮圧に乗り出したが、各国を巻き込んで戦火は広がってゆく……。
衝撃と興奮の国際政治サスペンス「燃える砂漠」シリーズ、第1弾。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『燃える砂漠(2) 硝煙の砂漠』
高貫布士・著
クウェートを占領したアラビア神聖共和国……その背後に見え隠れする中国共産党の野望
サウジアラビアの内乱は、中東全域に戦火を拡大させた。アメリカ、日本、中国など各国を巻きこんで緊張が続く。派遣が決まった国連軍と、アル・カイダ勢力が事実上の政権を握るアラビア神聖共和国軍は、アラビア半島で戦争状態に突入する……。
衝撃と興奮の国際政治サスペンス「燃える砂漠」シリーズ、第2弾にして完結篇。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『激闘日露大戦争(1) 南山・旅順大攻防戦編』
高貫布士・著
極寒の気候と不足しがちな弾薬に悩みながら、満州軍総参謀長・児玉源太郎は露軍打倒を誓う
満州に侵出し朝鮮を狙うロシアの南下政策に危機感を抱いた日本帝国は、ロシアに対して宣戦を布告。第一軍は遊撃軍として鴨緑河を渡河し、第二軍は主力として南山・金州に向かう。だが渡河作戦は成功したものの、南山はロシア軍が野戦策城術に則る複合陣地を築いており、攻撃する第二軍に多大の出血を強いることとなった。そして第三軍の攻撃目標とする旅順は、ロシアが極東最強と自負する要塞である。だが司令部は、その情報を確認できぬまま第一次総攻撃を決行。全戦闘員50,700名中死傷者15,800名という未曽有の死闘が展開する……。
日露戦争を舞台にした長篇架空戦記小説「激闘日露大戦争」シリーズ、第1弾。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『激闘日露大戦争(2) 日本海海戦・驚異の敵前大回頭』
高貫布士・著
陸軍が辛勝し、舞台は満州から日本海へ……東郷平八郎はT字戦法の奇策でバルチック艦隊撃滅に挑む
二列縦隊で北上を続けるバルチック艦隊に対し、その距離8,000メートルになったとき、連合艦隊の東郷司令長官は取舵一杯を命じた。敵前大回頭である。T字戦法の先陣を切る戦艦三笠に集中するバルチック艦隊の砲撃。だが、試射なしの砲撃は至近弾どまりだった。それに対し、旗艦の砲術長が指揮をとる連合艦隊の統制砲撃は、第一戦隊の旗艦スウォロフを操艦不能に、第二戦隊の旗艦オスラピアを沈没寸前に追い込んでいた。双方の主力艦隊が激突したこの海戦で、日露戦争は事実上決着する……。
日露戦争を舞台にした長篇架空戦記小説「激闘日露大戦争」シリーズ、第2弾。完結篇。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
『幾千の夜を超えて』
神月摩由璃・著
氷に彩られた北海の小島……その吟遊詩人は誰もが忘却してしまった伝承を歌い続ける
北の海にそびえ立つ美しい氷の城と、その傍らに浮かぶ緑の小島レックランド。二十数年ぶりに故郷のレックランドに帰ってきた青年・ジェイは、そこで不河解な事件に巻き込まれる。宝玉《月の雫》とは何か? そして、一族の伝承『月読の詩』の秘密とは……。
伝説と神秘に彩られた北海の小島で繰り広げられる幻想と冒険の物語を描いた表題作他、同一の創作神話世界を舞台としたファンタジー全三編を収録。「電子版あとがき」を追加収録。表紙イラストは加藤直之の手により文庫版から新たにリニューアルされた。
*緑なす夢
*リュスリナの剣
*幾千の夜を超えて
●神月摩由璃(こうづき・まゆり)
宮崎県生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科卒業。大学在学中に日本版ウォーロック創刊号でブックレビューの連載を始め、それをまとめた『SF&ファンタジー・ガイド 摩由璃の本棚』で1989年にデビュー。創作神話・異世界ファンタジーの先鋭として活躍し、小説『永遠の護り』等で絶賛を浴びる。大病による長いブランクを経て執筆を再開した。
『鬼かげろう 孤剣街道』
片倉出雲・著
剣戟に次ぐ剣戟! 全ての記憶を失った男が己の正体を求めて剣と血の道を開く
天保年間、中山道をゆく一人の男は、全ての記憶を失っていた。残されたのは手練の武技と奇妙な「四二目の賽」。蜉蝣(かげろう)という奇妙な名を名乗るこの男の元に、次々と襲い来る刺客。本能のまま立ち向かう蜉蝣は、やがて背後に潜む巨大な闇と対峙する。剣戟と大いなる謎が読者を魅了する長篇時代活劇。
●片倉出雲(かたくら・いずも)
別名義で100冊以上の著作を持つ覆面作家。伝奇作家・朝松健の変名との噂もある。
『居残り兵庫事件帖 甘露梅の契り』
片倉出雲・著
色と欲と嘘でこしらえられた吉原に小さな「誠」の火を灯そうとする男
吉原の元締の妓楼に「吉原の難事、大小問わず引受申し仕り候」と看板を掲げる一人の居残りが居た。男の名は楯兵庫。大名でさえ帯刀を許されない吉原で、唯一二尺四寸の太刀を差す凄腕の居残りだ。「廓の探偵」を自認する彼が引き受けた依頼は、遊女たちの間で流行り始めた危険な“毒煙草”の出所を探ること。すでに客にも被害が出始め、一刻の猶予もない。そして探索を始めた兵庫を待ち受ける悪とは!? 長篇時代小説。
●片倉出雲(かたくら・いずも)
別名義で100冊以上の著作を持つ覆面作家。伝奇作家・朝松健の変名との噂もある。