• 2021/6/18
  • 『裏刑事捜査帳』1〜12
     広山義慶先生のハードボイルド・バイオレンス小説の名作、「裏刑事捜査帳」シリーズが電子で復刊しました! なーんとその数、12巻。「えっそんなにあったの?」「そんなに少なかったっけ?」どちらもいらっしゃるかもしれませんね。というのもこの作品群、あちこちの出版社からシリーズ名を付けずに刊行されていて、しかも同じ内容のものがタイトルを変えて再刊されることも多く、全体を把握しづらい状態となっていたのです。たとえば2巻目の『闇の処刑人』ですが、『必殺処刑人』(有楽出版社)→『暗黒の祭典』(角川文庫)→『闇の処刑人』(ワンツーポケットノベルス)とタイトルを変えながら3回にわたって刊行。しかもワンツーポケットから発売時には「第1作」と銘打たれていたんですよね。もう本当にややこしい。汗
     今回の電子版で1巻目として位置づけした『狂熱砂漠』は、「裏刑事」誕生前夜、つまりエピソード・ゼロと言うべきお話なので、無視されてしまった事情もわかるのですが……。でも戸口警部や昭恵といった主要人物との出会いが描かれているわけで、やはりこの作品は外せません。というわけで電子化にあたっては、初版本の刊行年順に並べ直して、新たにシリーズ番号を付与。その上で、底本としては最終刊行のものを採っています。その結果、22冊刊行された裏刑事作品は全12巻構成となりました。
     さて、本シリーズの主人公・宮島達夫という人物は、普段は妻と一緒に小さな花屋を営んでいるのですが、ひとたび政府からの「指令」が届くと、殺人ライセンスを所持した裏刑事の任務に当たります。いうなれば、非合法の暴力刑事。しかもその存在は秘匿されているので、地元の警察とも衝突します。毎回顔触れが変わる相棒と共に、犯罪組織の奥深くへ侵入し、必要とあれば全てを破壊・殺害します。気儘な私立探偵時代の1巻、裏刑事としての人生を歩み始めた2巻、数々の修羅場を潜り抜けて「伝説の裏刑事」と呼ばれた彼が最終巻で迎えた運命は……。孤独な男の熱い生き様が描かれた傑作ハードボイルド・バイオレンス「裏刑事捜査帳」シリーズ、本当におもしろいです。オススメです! この機会に是非!読んでみてください〜。

    『コロナ白熱の森』
     森田靖郎先生のノンフィクション作品、『コロナ白熱の森』が配信スタートになりました! なーんと電子オリジナル!
     ぐだぐだで失策が目立つ日本政府、ところがコロナ感染・死亡者数が諸外国に比べてかなり少ない。それは何故か? 手洗い・うがいといった公衆衛生概念だけでなく、「日本人という生き方」が大きく影響しているのではないか。そもそも日本人を形作ったものは何なのか……。本書では歴史、経済、哲学といったさまざまな視点から「日本人」を分析し、歴史を遡って考察していきます。果たして日本人とは何者なんでしょうか? そして現在、経済界、IT業界で注目が集まる「ZEN(禅)の資本主義」という東洋的思想とは? たとえコロナ禍が収まってもまた新たな疫病が登場するでしょう。不測の事態に見舞われた時、我々はどう生きていけばよいのか。人も社会も国家もどのように変わればいいのか。そのヒントが本書にあります。コロナ発生からワクチン騒動までの流れも復習できます。この機会に是非!読んでみてください〜。

新刊案内

裏刑事捜査帳(1) 狂熱砂漠

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(1) 狂熱砂漠』

広山義慶・著

気儘な探偵稼業から一転、ひたすら悪の撲滅にのめり込む男の生き様を描く

 私立探偵・桂木二郎。彼のもとにとんでもない依頼が持ち込まれた。二年前、新宿の路上で殺されたエリート研究者が実は生きているという。しかも、この情報をいち早く掴んだ知り合いの刑事の足どりが消えた。さっそく事件を洗い出す桂木は、関連の弁護士が殺されたことを知る。一方、研究者の残された妻の熟れた肉体が執拗に桂木を追いかけ始めた。裏の奥底で蠢めく悪の恐るべき陰謀の渦に、相棒と共に立ち向かう!
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。彼の誕生前夜を描いた“エピソード・ゼロ”とも言うべき物語。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第1弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(2) 闇の処刑人

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(2) 闇の処刑人』

広山義慶・著

闇の潜む悪との闘いを運命づけられた処刑人……検事失踪事件の背後に蠢く巨悪を裁け!

 ある共通の事件を秘密裏に捜査していた三人の検事が相次いで失踪した。事態の重大さを察知した当局は、裏刑事・宮島達夫に捜査を指令。謎に包まれた事件を解明すべく、宮島は金沢へ向かう。失踪した検事の足跡を追う宮島だが、その行く手には世界をも震撼させる恐るべき陰謀を企む巨悪が立ち塞がっていた……。本名も戸籍も剥奪され、世間の裏側の悪を潰すため闇に放たれる処刑人・裏刑事。「正当防衛」という名の「殺人」だけを武器に、敵を追いつめる影の捜査官の苛烈な戦いを描く。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第2弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(3) 金髪(ブロンド)の正体

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(3) 金髪(ブロンド)の正体』

広山義慶・著

凶悪犯罪の鍵を握る金髪の女、そして血塗れの日本刀をひっさげた大男との死闘

 晩秋の午後。戸籍を剥奪され、吉祥寺で世を忍んで明恵と暮らす裏刑事・宮島達夫の静かな生活を、捜査一課の“死神”戸口警部が打ち破った。京都でバイオテクノロジーの研究をしていた三十八歳、独身の小此木陽子が行方不明になった。捜査に動いていた京都府警の刑事が一人、路上で轢き逃げされ、さらに一人は若狭湾で水死体となる。そして最後の一人は岐阜の山中で斬殺された……。京都に直行した宮島が見たものは? そして事件の鍵を握る金髪の女は何者なのか……。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第3弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(4) 野獣の標的

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(4) 野獣の標的』

広山義慶・著

横浜の弁護士一家失踪事件を追っていた刑事が、無惨にも首なし死体で発見された!?

 裏刑事・宮島達男の前に、またもや警視庁・戸口警部が現われた。横浜の弁護士一家が突然マンションから失跡し、事件を追っていた刑事が一人惨殺され、一人が行方不明になったという。同様の事件が日本各地に発生しており、各県警の捜査の糸口はすべて断たれている。後は裏刑事に頼るしかない……。拳銃も警察手帳もなく、戸籍さえ剥奪された裏刑事が、自己防衛のための「殺しのライセンス」一つで、恐るべき殺人集団と対決する!
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第4弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(5) 皆殺しの挽歌

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(5) 皆殺しの挽歌』

広山義慶・著

未開の麻薬市場・日本を狙って、国際的なコカイン密輸計画が極秘進行している!

 国際的なコカイン密輸計画〈MBJトライアングル作戦〉が進行中だという情報が入った。検察情報部の捜査によると、計画は完了目前、しかも厚生省の囮捜査官が敵組織に捕らえられているらしい。大量密輸が実行されれば、日本が麻薬禍によって決定的な打撃を受けるのは必至である。人質をとられ、動きを封じられた警視庁は、闇の処刑人・裏刑事の出動を要請するが……。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第5弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(6) 飛騨秘水殺人行

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(6) 飛騨秘水殺人行』

広山義慶・著

死線を潜り抜け、闇に生きる刑事の唯一の武器は……“正当防衛”による殺人ライセンス

 飛騨山中で高山植物を盗採する二人の男が、夜空に舞い上る光体を目撃した。UFOか、それとも……? マスコミが騒ぎ出し、怪しい光体を見た二人に正体不明の魔手がのびる。飛騨山中の過疎の村に流れる美しい川が秘めているものとは? 恐るべき真相を究明すべく、裏刑事・宮島達夫に出動命令が下った。小浜、高山、飛騨と続く殺人行の果てに宮島が見たものは……。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第6弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(7) 滅亡の黙示録

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(7) 滅亡の黙示録』

広山義慶・著

人間として生きることを否定され、ただ任務のために人を殺す闇の処刑人……その苦脳の捜査を描く

 超伝導に関する画期的発見をした直後、失踪した科学者を抹殺せよ……。警視庁の指令を受け、裏刑事・宮島達夫は極秘捜査に着手した。抹殺の理由も知らされず、ただ機械的に任務を遂行する宮島。だが次々と殺害される関係者と、奇妙な事件の動向に疑問を抱いた宮島は、遂に裏刑事の掟を破り、真相究明に乗り出した!
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第7弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(8) 闇を冒す者

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(8) 闇を冒す者』

広山義慶・著

外国人女性の変死事件を捜査していた特捜検事が射殺され、裏刑事の超法規的捜査が始まる

 東京地検の特捜検事が二人、競馬場でダービー観戦中に射殺された。二人は一年前に起きたフィリピン女性の変死事件を追っていた。その数日後の深夜、吉祥寺の片隅でひっそりと暮らす裏刑事・宮島達夫と明恵の夜の時間を、一本の電話が引き裂いた。日本の各地で外国人女性の変死事件が頻発している。早速、盛岡へ飛んでくれという。戸籍を剥奪された影のような生活。その中で見出した小さな安らぎ。それさえも奪い、自分を電話一本で戦場へ赴かせる警視庁の“死神”戸口警部を宮島は呪った……。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第8弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(9) 淫風列島人

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(9) 淫風列島』

広山義慶・著

首吊り自殺を装う連続殺人か!? 凶悪事件の裏に蠢く怪しげな組織の正体とは

 人気絶頂のロック歌手が全裸で首吊り自殺。相前後して、同様の自殺事件が続発した。裏刑事・宮島達夫に警視庁の“死神”戸口警部より捜査指令がきた。松本で全裸の首吊り自殺をした名家の令嬢、冴子の死に疑問を持った若い警官が、手掛かりを掴んだと連絡した直後、轢き逃げされて殺されたのだ。宮島は早速松本へ飛ぶが、そこで冴子の妹に出会い、意外な事実を知る。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第9弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(10) 暗空の亀裂

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(10) 暗空の亀裂』

広山義慶・著

捜査線上に次々と現われる、喉を掻っ切られた死体……国際的な陰謀に巻き込まれ、暗闘が繰り広げられる!

 国家機密に属する研究・開発にたずさわる民間企業に、機密の漏洩防止を名目に国が送り込んだ覆面捜査官たち。だが彼らは相次いで不審な事故死を遂げる。警視庁の“死神”戸口警部は、殺人者の抹殺を裏刑事・宮島達夫に指令する。捜査を開始した宮島は、日米の三大企業による秘密の巨大プロジェクトの存在を知るが、彼の目前で、その要員が外国人の暗殺者に次々と殺されてしまう。宮島は謎の巨大プロジェクトの捜査と、国際的暗殺団抹殺を決意した!

 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第10弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(11) 熱風原野

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(11) 熱風原野』

広山義慶・著

捜査中の裏刑事が惨殺された! 仲間の仇を討つべく裏刑事に復帰した宮島の復讐が始まる

 日本に密入国した三十名の謎の秘密工作員を追っていた凄腕の裏刑事三人が、相次いで残虐きわまりない拷問の末、惨殺された。事件の裏に北朝鮮テロ組織の影がちらつき、対応に苦慮した政府上層部は、三ヵ月前に引退していた宮島達夫に白羽の矢を立て、復帰を迫る。秘密工作員の正体を探り殱滅させるべく、宮島は非情な裏刑事の世界に戻っていく。しかし敵はかつて遭遇したことのない、恐ろしくも凶悪な化け物たちだった。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第11弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

裏刑事捜査帳(12) 伝説の落日

amazon Kindle

NEW『裏刑事捜査帳(12) 伝説の落日』

広山義慶・著

破防法不適用を笠に解散を逃れ、兇悪テロ集団と化した宗教団体が“死神”戸口を拉致した!?

 警視庁の“死神”こと、戸口警視が新興宗教団体・カナリア真義教に拉致された。カナリア真義教は、大量無差別テロ事件を引き起こして逮捕された教祖の釈放を要求。容れられない場合は、戸口を拷問して殺すと脅してきた。期限は二十日後。国の威信をかけて極秘に処理したい政府は、引退していた伝説の裏刑事・宮島にすべてを託すことに……。再び裏刑事に復帰した宮島は手掛かりを追って飛騨高山に向かうが、そこに待ち受けていたのは、最も兇悪で恐るべき敵の姿だった。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第12弾にして完結篇。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

コロナ白熱の森

amazon Kindle

NEW『コロナ白熱の森』

森田靖郎・著

迷走する政府とは関係なしに「日本人という生き方」がコロナ禍の被害を最小限に抑えている

 感染症などを引き起こすウイルスの存在は、人間にとって害敵であり悪玉である。しかし、人間が自然界の一部である限り、コロナなどのウイルスや細菌を避けることができない。コロナ禍が終息しても、また新たな疫病が出現するだろう。変わらなければ生き残れないと、コロナで気づいた実存的変容=コロナ同時代。人も社会も国家もどのように変わればいいのか……。
 日本は、欧米諸国に比べて数の上ではコロナ感染拡大を抑えている。それは何故だろうか。指導力、ビジョン不足で硬直化した日本政府のコロナ対策を補っているのは、「日本人であるという生き方」かもしれない。また、「ZEN(禅)の資本主義」という東洋的思想が、コロナ同時代に、ひと筋の光明を見るようだとして、経済界、そして最先端をいくIT界で注目されている。
 本書では、人類の未来派、その未来のルーツを探すために、「日本人」とは何者かに迫る。電子オリジナル作品。

序章 世界はコロナを見た/人類の共通問題
第一章 コロナの復習問題
第二章 コロナ白熱病室
第三章 日本という国の始まり
第四章 巷の神々
第五章 コロナ維新の檄
第六章 コロナ知新
第七章 コロナの応用問題
第八章 コロナの未来派
終章 コロナ同時代/次世代へ持続可能な卒業問題

●森田靖郎(もりた・やすろう)
作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街〜池袋チャイナタウン・プロジェクト〜』(ナショナル出版)など著書多数。

Copyright c ADRENALIZE All Rights reserved.