『ひとりだちへの旅』
神山典士・著、ラボ教育センター・監修
子どもたちの異文化理解……3万人のホームステイ体験
小・中・高校生が、異国の家庭で生活する1ヵ月間。子どもたちは、どんな異文化と出会い、どうやって言葉と文化の壁を乗り越えてゆくか。国際交流活動の先駆けとして20年の実績をもつラボ教育センターと米国・4Hクラブを通してホームステイをした子どもたちが、ホームステイのありのままの姿を語る。ノンフィクション作品。
第一章 エッジを拡げる、異文化体験
第二章 事前活動
第三章 アメリカの大空と大地のもとで
第四章 国際交流の新しい展開
第五章 もうひとつの夜明けを越えて
●神山典士(こうやま・のりお)
1960年埼玉県生まれ。信州大学人文学部卒業。ノンフィクション作家。第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『ライオンの夢 コンデ・コマ=前田光世伝』(小学館)など著書多数。2012年には『ピアノはともだち 奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密』(青い鳥文庫)が全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選出される。また2015年には「現代のヴェートーベン佐村河内報道」により、大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。雑誌ジャーナリズム大賞受賞。
監修:ラボ教育センター
「ことばがこどもの未来をつくる」をキャッチフレーズに、1966年に発足した民間の外国語教育団体。0歳児の親子から幼児、小中学生、高校生、大学生、おとなまで幅広い年齢層の会員が、ラボ・パーティと呼ばれる全国2000教室で学んでいる。言語教育に関する教課の研究の他、海外ホームステイや国内キャンプ・プログラムの企画・運営も行っている。
『川越高校のリベラルアーツ教育』
神山典士・著
たった一度の高校時代、やりたいことを我慢していたら、将来きっと後悔する!
「自由というのははたしてなんなのか。自由だからといって自分の好きなことをしていいというわけではないのです。(中略)自由というものは、享受するために責任が伴ってきます。その責任こそ、本校の掲げる自主自立ではないかと私は考えます」(「第6章 自主自立の力」より)
ノーベル物理学賞受賞者も、芥川賞作家も、ウォーターボーイズも……そして世界で、日本で、川越で大活躍している男たちは、みんなこの高校で学んでいた。そのエネルギーとはなんなのか。彼らがそこで刻み込まれた魂とはなんなのか。人生における高校時代の意義を深く追求したこのルポルタージュは、大学受験に疲弊しがちな少年たちを、きっと熱く奮い立たせる!
第1章 探求する力
梶田隆章氏(ノーベル物理学賞科学者)
教科書を超えた科学探求
第2章 没頭する力
奥泉光氏(芥川賞作家)
吹奏楽部顧問・松本成二氏
第3章 文武両道の力
松藤千弥氏(東京慈恵会医科大学学長)
体育教師、バレー部顧問・萩原秀雄氏
第4章 異文化の力
山本浩氏(元NHKアナウンサー、法政大学教授)
エンパワーメント・プログラム
第5章 伝統を「継承+改革+創造」する力
くすのき祭
応援部
ウォーターボーイズ
第6章 自主自立の力
根岸秋男氏(明治安田生命保険社長)
自由への闘争
●神山典士(こうやま・のりお)
1960年埼玉県生まれ。信州大学人文学部卒業。ノンフィクション作家。第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『ライオンの夢 コンデ・コマ=前田光世伝』(小学館)など著書多数。2012年には『ピアノはともだち 奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密』(青い鳥文庫)が全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選出される。また2015年には「現代のヴェートーベン佐村河内報道」により、大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。雑誌ジャーナリズム大賞受賞。