• 2021/1/4
  • 『蝶々夫人の事件簿』1〜3
     気っ風が良くて姐御肌、博打とスリルをこよなく愛し、ついた渾名は「蝶々夫人」。元刑事・花村蝶子が下町を走り回り、街の人々を救うライトミステリ小説です。彼女の特徴は、赤い前髪。なーんと霊感があって、そのテのものに出くわすとピーンと髪が立つのですね。悩める“霊”の声にも耳を傾け、やがて事件は解決に向かうが、そこには巨大な犯罪組織の影が!?……という謎解き有り、オカルト有りの傑作エンタテインメント作品です。もちろん、秋乃茉莉さんによるイラストもばっちり再録しています。この機会に是非!読んでみてください〜。

    『刑事崩れ探偵・甚九郎』1〜3
     広山義慶先生の男くさ〜い硬派なハードボイルド小説『刑事崩れ探偵・甚九郎』シリーズ全3巻、『裁きは血の匂い』『野獣は血で裁け』『裁きは紅い薔薇』が電子で復刊しました! 実はこのシリーズ名、今回の電子化の際に新たに付けました。というのも、文庫化の際にはお話が続きものなのにその旨を表記していなかった上、順番を間違って刊行されてしまったのです。当時、読んでいた人はかなり戸惑ったのではないかと。汗 さて内容についてですが、元刑事の中年男・湯佐内甚九郎が主人公。ヤクザの情婦に手を出してしまったため、警察をクビになったという問題ある人物なのです。妻と子供に逃げられ、ぐだぐだと探偵仕事をこなしながら酒浸りの毎日……。と、まぁここまで読めば単なるカネと女にだらしないオッサンでしかないのですが、知り合いのツテで紹介してもらったある仕事を機に、暴力団抗争に巻き込まれてしまいます。やがて元刑事の魂に火がつき、意地になって事件を追い求めますが……。70年代の東映ヤクザ映画なんかが好きな人にはたまらない、バイオレンス、官能、ハードボイルド、サスペンス要素の詰まった名作です。この機会に是非!読んでみてください〜。

    『コードネーム・サリン』1〜2
     このシリーズ名も、電子版で新たに付けたものです。1巻目は文庫化されたのに、2巻目はノベルスのみの刊行で終わったため、当時、続編の存在に気付かなかった読者も多いのではないかと思います。さて内容についてですが、主人公は五月亮平という男。表向きはいたって平凡、ただの会社員ですが、その実体は“サリン”というコードネームを持つ凄腕のスナイパーなのです。高額な報酬でのみ暗殺依頼を受ける、いわば裏世界の有名人なのですが、ある時、政府直属の治安部隊に目を付けられます。彼らの組織立った襲撃で命を狙われ……たかと思ったら、意外や意外。なんと政府から“非合法の暗殺”を依頼されます。さてその内容とは……。スナイパーが主人公の硬派な小説ですが、アクション要素は控えめ。もちろん最後の最後には本領発揮するわけですが、その前段階である組織VS組織の権謀術数バトルが本作の見所です。誰がスパイなのか、黒幕はどこに潜んでいるのか、いつどんな方法で暗殺を決行するのか……。手に汗握るサスペンス小説の名作、この機会に是非!読んでみてください〜。

新刊案内

蝶々夫人の事件簿(1)

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NEW『蝶々夫人の事件簿(1)』

六道 慧・著、秋乃茉莉・イラスト

怪しげな霊の気配をとらえた時、真っ赤に染めた前髪のひと房がぴんと立つ

 気っ風が良くて姐御肌、博打とスリルをこよなく愛し、ついた渾名は「蝶々夫人」。花村蝶子34歳、博打で警察辞めました。今日も懲りずに壺振る蝶子は病院でばったり旧友に再会。そこで死んだ彼女の娘の死因に不審な臭いを嗅ぎつけた。事件発生、蝶々夫人の推理が冴える!
 霊力を感知する元刑事のヤンママ探偵・花村蝶子の活躍を描いた『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。

●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。

蝶々夫人の事件簿(2)

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NEW『蝶々夫人の事件簿(2)』

六道 慧・著、秋乃茉莉・イラスト

宿命のライバル(?)となる世田谷のお蝶夫人こと松平姫香刑事が登場

 下町の蝶々夫人、世田谷へ行く! 花蝶探偵事務所に舞い込んだ珍種・オス三毛猫探しの依頼。肌に合わない山の手で悪戦苦闘、その途中で蝶子が出会った少女たちの足元には、あやしく光る輪が!? 「アイシテ……」心に届く悲痛なメッセージに女探偵の活躍が始まる。
 霊力を感知する元刑事のヤンママ探偵・花村蝶子の活躍を描いた『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』シリーズ、第2弾。

●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。

蝶々夫人の事件簿(3)

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NEW『蝶々夫人の事件簿(3)』

六道 慧・著、秋乃茉莉・イラスト

蝶子の霊感知能力が消えた!? 窮地に陥った彼女の目の前に顕れた美少年の正体は

 突然暴れだし、悶絶する子供。女装を始めたエリート青年刑事。ポケベルでしか会話ができない若夫婦。花村蝶子の周囲で、次々と異常な現象が!? 難航する警察の捜査を尻目に、敏腕探偵・蝶子が嗅ぎ当てた謎の薬。その捜査線上では、凶々しいまでに美しく妖艶な男女が蝶子を蠱惑する。罠にはめられた蝶々夫人、絶体絶命!
 霊力を感知する元刑事のヤンママ探偵・花村蝶子の活躍を描いた『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』シリーズ、第3弾。

●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。

刑事崩れ探偵・甚九郎(1) 裁きは血の匂い

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NEW『刑事崩れ探偵・甚九郎(1) 裁きは血の匂い』

広山義慶・著

カネと女にだらしない元刑事の中年男に降りかかった殺人事件容疑とは

 湯佐内甚九郎、45歳。1年半前、ヤクザの情婦に惚れて刑事を懲戒免職になり、知人のつてを頼って探偵の真似ごとなどして稼いでいる。新宿でしたたかに飲んだ翌日、湯佐内は見知らめ女の部屋で目覚めた。自宅に帰った彼を迎えたのは「明日中にナオミが帰らないとこちらにも考えがある」という電話。そのナオミは新宿のラブホテルで殺されており、湯佐内に容疑がかかる。記憶をたどる湯佐内を次なる殺人事件が襲う……。
 泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第1弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

刑事崩れ探偵・甚九郎(2) 野獣は血で裁け

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NEW『刑事崩れ探偵・甚九郎(2) 野獣は血で裁け』

広山義慶・著

肉体を使ってか、他のうしろ暗い仕事によってか、その女は高額なカネを手にしていた

 かつては千葉県警の腕利き刑事だったが、ヤクザの情婦に手を出してクビになった湯佐内甚九郎。妻子に去られた独身男で、しがない探偵だ。ある時、友人が連れて来た少女の母親、津川雅子捜しを引き受けた。保険の外交にしては多過ぎる女の預金額に疑いを抱いていたところに、暴力団幹部と車に乗っていたという情報が入る。調査を続けていくうち、やがて雅子のひどい情痴姿を目撃したが、連れ戻すどころか、逆に湯佐内は組織に拉致されてしまう……。
 泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第2弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

刑事崩れ探偵・甚九郎(3) 裁きは紅い薔薇

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NEW『刑事崩れ探偵・甚九郎(3) 裁きは紅い薔薇』

広山義慶・著

色欲にまみれた美貌の人妻の行方を捜すうち、暴力団の深い闇と関わることに

 ヤクザの情婦に手を出して警察を追われ、探偵を生業にしている湯佐内甚九郎に、家出妻探索の依頼がきた。しぶる依頼主の夫から聞き出したのが、妻・木村立美のレズ遍歴。家出の原因もそれだろう。早速、立美の相手を尋ね当てたのはお手柄だったが、ニセ刑事に襲われる羽目に。奴らの正体は? 事件の背景は深い。やがてレズの糸を手繰った先に、ある豪邸で開かれた女だけのパーティーがあることに気づく……。
 泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第3弾にして完結篇。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

コードネーム・サリン(1) 私刑警察 激弾!

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NEW『コードネーム・サリン(1) 私刑警察 激弾!』

広山義慶・著

不可能を可能にする伝説のスナイパー“サリン”が警察組織の腐敗を一掃する!

 五月亮平……表向きはただの会社員だが、その実体は“サリン”というコードネームを持つ凄腕のスナイパー。数々の伝説的な暗殺を成功させ、そのほとんどは証拠不十分で迷宮事件としてファイルされている。一方、刑事局長・梅津立則は腐敗した警察組織を立て直すために、五月の“才能”を使おうと考えていた。警察に急襲され捕らえられた五月は、過去の罪状の清算と引き替えに、梅津への協力を了承した。ターゲットの周辺にカメレオンのように溶け込み接近する五月。そして、激弾は放たれた……。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

コードネーム・サリン(2) 私刑執行 凄弾!

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NEW『コードネーム・サリン(2) 私刑執行 凄弾!』

広山義慶・著

またもや舞い込んだ暗殺依頼……引退したはずの伝説のスナイパー“サリン”が甦った!

 五月亮平……コードネーム“サリン”の異名を持つ凄腕のスナイパー。暗夜、250メートル先から眉間を一発で撃ち抜く技量は、警察関係者からさえも畏敬の念を持たれていた。しかし今は引退し、バリ島で悠々自適の暮らしを送っていた。そんなある日、因縁深い警視庁捜査一課審議官・宮園孝之の訪問を受けた。日本企業が開発した画期的な安全防衛システムをめぐって、日・中・北朝鮮が暗闘を繰り広げているという。他国の手に渡るのを防ぐため、その首謀者の抹殺を依頼してきたのだが……。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

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