• 2020/8/26
  •  1991年に第2回鮎川哲也賞を受賞された石川真介先生、待望の新作(電子オリジナル!)は『鮎川哲也の女たち』! ちょっとびっくりなタイトルですよね〜。タイトルだけでなく中身についてもかなり“鮎哲な内容”になっておりまして、あちこちに鮎川哲也作品へのオマージュが散りばめられております。ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、一つだけ記すと……たとえば“章立て”。「第1章 黒いトランク」、「第2章 りら荘事件」、「第3章 白の恐怖」、「第4章 憎悪の化石」……。それにしても、よほどのミステリマニアでないと全ての仕掛けに気づかず読み進めてしまうのではないでしょうか(私も見逃している箇所があるはず。汗)。もちろん一本の長篇小説としての完成度はばっちり、予備知識なしで普通に読んでも楽しめます! この機会に是非ダウンロードしてみてください〜。

新刊案内

鮎川哲也の女たち

amazon Kindle

NEW『鮎川哲也の女たち』

石川真介・著

あなたに解けるか、謎と論理のアラベスク……奇想天外な本格推理長篇小説

 鮎川哲也本人による出講が目玉企画となった鎌倉小説教室。その受講者であった五人の男女は、互いにマニアックな鮎哲ファンだと知り、長編の純本格ミステリを共同創作しよう、と意気投合した。残念ながら応募した第二回鮎川哲也賞は二次予選落ちとなったものの、手応えを掴んだ彼らは、二十五年後に再会することを誓い合う。だが、長い年月は彼らに深刻な影響を及ぼしていた……。中年となった彼らの人生に、何が起きたのか。安楽椅子探偵と化したメンバーが、それぞれの人生経験を持ち寄って、不可解な謎を解き明かしてゆく。そして最後に浮かび上がった驚愕の真実とは……。
 構想四十年、石川真介のライフワーク、ここに誕生。弟子から師匠・鮎川哲也に捧げる本格推理巨編。電子オリジナル作品。

●石川真介(いしかわ・しんすけ)
1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。

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