• 2019/11/15
  • 『クラック・ウィング』『蒼の堕天使』
     中追貴六先生の『クラック・ウィング』と由麻角高介先生の『蒼の堕天使』、同時に電子で復刊しました! 魔法や銃弾が飛びかい、血煙と硝煙たなびく、ニュータイプ・バイオレンス・アクション! まるでアメコミ・ヒーロー映画のように、ど派手な戦闘アクションシーンが魅力の作品です。どちらも犯罪始末人・鬼守龍那という少女が主人公なのですが、作者は違います。そして片方は一般向けライトノベル、もう一方は成人向け官能小説。ストーリーも関連しているようでビミョーに異なる並行世界でのお話……。このあたりの不思議な関係性については、電子版のあとがきにて解説されております。たぶんこの場で書かないほうがいいと思いますので、ぜひ購入の上、読んでみてください〜。

    『FX帰還せず』
     青山智樹先生の架空戦記『FX帰還せず』が電子で復刊しました! 韓国・北朝鮮の統一国家「チョソン」が出来た故に軍事的な緊張感が薄らいだ、という設定の日本が舞台です。しかし突如、旧北朝鮮将校のクーデターが発生、現地の米軍基地が攻撃を受けます。ノドンミサイル基地爆撃の作戦命令を受けた航空自衛隊の主人公は、未知数の戦闘機・FXに乗り込み……。1996年に書かれた近未来小説、ということで今読むと現在の世界情勢と食い違う点があるのは当然なのですが、それでも「こういう並行世界もあったかもしれない」と思わせるような超リアルな世界が描かれていてビックリ。手に汗握るドッグファイトも楽しめます。この機会に是非!読んでみてください〜。

    『中国の表現規制から見るネット監視社会』
     中国関連の著作が多いノンフィクション作家、森田靖郎先生の最新刊『中国の表現規制から見るネット監視社会』が配信スタートになりました! なーんと電子オリジナル作品です。オンラインゲームの通信遮断に端を発した中国の検閲強化。国民に見せたくない情報をフィルターにかけて遮断する国家。文革再来か。しかしその政策は単なる表現規制・言論統制に留まるものではなかった。急速なITの普及、生活インフラのネット化によって“監視社会”“管理社会”が到来する。中国の国家検閲、アメリカのポリコレ……表現規制のグローバル化が進み、日本へはどのような角度で侵入してくるのか? いかに私たちの「表現の自由」が窮地に立たされているか、その概要が理解できます。表現、創作の仕事に関わる人でなくても必読の一冊と言えるでしょう。(本当におっそろしい事実が書かれているのでマジで読んだほうがいいです。汗)

新刊案内

クラック・ウィング

amazon Kindle

NEW『クラック・ウィング』

中追貴六・著、赤坂嘉紀・イラスト

犯罪始末人・クライムファイター「鬼姫」が一人の少年を守るため、死闘を繰り広げる!

 20世紀末。エレクトロニクスとオカルティズムの融合による新たな技術革新は、世界中の犯罪集団までもひとつにした。組織の名は「テクノマフィア」。そして、その活動を阻止すべく登場したのが、民間の非合法な特殊団体(あるいは個人)……クライムファイターである。彼ら彼女らを擁する犯罪殲滅組織「セクションD」は、テクノマフィアのアジトを急襲、カプセルの中から一人の少年を救出した。だが彼には一切の記憶と感情がなかった。果たしてこの少年の正体とは?
 魔法や銃弾が飛びかい、血煙と硝煙たなびく、ニュータイプ・バイオレンス・アクション! 大幅な加筆修正が施された増補改訂版。電子版あとがきを追加収録。

●中追貴六(なかおい・きむ)
1970年生まれ。『クラック・ウィング』でデビュー。由麻角高介、中笈木六の別ペンネーム有り。

蒼の堕天使

amazon Kindle

NEW『蒼の堕天使』

由麻角高介・著、赤坂嘉紀・イラスト

凶悪化、武装化する学園犯罪を専門に戦う存在……それが「学園特武官」である!

「鬼神」を体内に宿し、超人的な能力を身に付けた鬼守龍那は、学園特武官「夜叉姫」となり、犯罪組織と戦いながら一族の、両親の仇である双子の暗殺者姉妹を追っていた。そんな彼女の前に、学園特武官としては初の「魔法使い」として、無表情な美少年・名無神桜狩がパートナーとして現れる。無表情だがどこか寂しげな桜狩に心惹かれてゆく龍那、だが、少年の肉体には秘密が隠されていた……。
 龍那と桜狩を襲う肉欲の嵐、双子の姉妹の淫らな罠、桜狩と同じ顔を持つ美少女、那琉とは何者か? 銃弾と魔法、血煙と精液が交錯する、ネオ・バイオレンス・ヒーローアクション。
 大幅な加筆修正が施された増補改訂版。電子版あとがきを追加収録。

●由麻角高介(ゆまずみ・こうすけ)
1970年生まれ。中笈木六との共同執筆で『スプラッタ・ボーイ』でデビュー。以後、中笈と組んで活躍、ということになっている。

FX帰還せず

amazon Kindle

NEW『FX帰還せず』

青山智樹・著

韓国・北朝鮮の統一国「チョソン」でクーデターが発生、日本全体がミサイル攻撃の射程内に入った!?

 航空自衛隊の飛行実験開発団に籍を置く井塚眞は、次期主力戦闘機FXの退屈なテスト飛行に嫌気がさし、酒に溺れる毎日を送っていた。そんな折、韓国、北朝鮮の統一によってできた国「チョソン」で旧北朝鮮将校のクーデターが発生、現地の米軍基地が攻撃を受ける。さらに偵察隊の機体カメラからノドンミサイルの半島南岸への配備が確認され、日本全体が射程内に入ったとの見方が強まった。ミサイル基地爆撃の作戦命令を受けた井塚は、未知数の戦闘機・FXに乗り込むが……。

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

中国の表現規制から見るネット監視社会

amazon Kindle

NEW『中国の表現規制から見るネット監視社会』

森田靖郎・著

国家の検閲、個人情報の独占、そしてネット民主主義の向こう側

 オンラインゲームの通信遮断に端を発した中国の検閲強化。国民に見せたくない情報をフィルターにかけて遮断する国家。ネット凍結=ネット孤立は、文革再来か。しかしその政策は単なる表現規制・言論統制に留まるものではなかった。中国を他者化してはいけない。急速なITの普及、生活インフラのネット化によって“監視社会”“管理社会”が到来する。
 中国の国家検閲、アメリカのポリコレ……表現規制のグローバル化が進み、日本へはどのような角度で侵入してくるのか? ネットに縛られ、ネットに支配される“ネット封建社会”に警鐘を鳴らす。

はじめに 「ネット民主主義に、死す!」
第1章 ネット・チャイナ・シンドローム
第2章 モンスター・チャイナ・ワールド
第3章 マイティ・オブ・キングダム
第4章 モンスター宮殿“中南海”
第5章 米中サイバーテロ“電脳戦争(コンピュータ・ウォーズ)”
第6章 国家は暴力独占体
第7章 ネットバブルから社会を解き放て
第8章 ネット民主主義の、こちら側と向こう側
おわりに 「ネット民主主義に、生きる!」

●森田靖郎(もりた・やすろう)
作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街〜池袋チャイナタウン・プロジェクト〜』(ナショナル出版)など著書多数。

Copyright c ADRENALIZE All Rights reserved.