• 2019/7/22
  • 『銀輪に花束を』
     ロードレーサー、つまり自転車乗りがテーマの短編集でして、短いながらもほっこり心温まる純文学系のストーリーが集められています。健康のために、ダイエットのために、某アニメの影響で……など自転車に乗る理由はさまざまだと思いますが、ココロの癒やしを求めてサドルに跨がる人にとっては、きっと共感できるお話が多いはず。電子書籍はスマホで読めるので、ツーリングの休憩時間に1話ずつ読み進めるのもいいかもしれませんね!

    『シンデレラ名古屋嬢殺人事件』
     美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する人気シリーズ、『南紀十津川殺人ライン』に続く電子オリジナル第2弾となります。観光スポット巡りあり、グルメありと、2時間ドラマの原作にぴったりな、旅情ミステリの王道といえる本シリーズ。今回の舞台は、愛知県の名古屋市。テレビ通販番組の企画がらみで起きた殺人事件を捜査するうち、主人公の吉本紀子は富山県高岡市へも足を伸ばします。あっと驚くどんでん返し、そして最新IT技術の隙を突いた驚愕のアリバイトリックとは!? ううむ、今回のトリックは凄い……。ミステリファンなら必読ですよ〜。是非!この機会に読んでみてください。

新刊案内

銀輪に花束を

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NEW『銀輪に花束を』

斎藤 純・著

街中で、旅先の自然の中で、自転車とともに巡り合った物語

 ライディングはいくつもの対話で成り立っている……フリーホイールの金属音、コントロールレバーの操作感、景色や風切り音との対話。何よりも、自分との対話。そして自転車で出会う景色は、いつもどこか懐かしい。故郷の町で、旅先の自然の中で、巡り合う風景と小さな物語。人間に最も近い乗り物である自転車の上では、出会いも別れも、呼吸や鼓動と同じテンポで通り過ぎていく。早足で通り過ぎる時間の中から切り出された、いくつかの対話や物語を集めた、ショート・ストーリーの花束。その静かな片隅には、つねに一台の自転車がある。

●斎藤純(さいとう・じゅん)
小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。

シンデレラ名古屋嬢殺人事件

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NEW『シンデレラ名古屋嬢殺人事件』

石川真介・著

多額の懸賞賞金を巡る権謀術数の果ては? 二重に張り巡らされた犯人のアリバイトリックを見破れるか

「名古屋嬢キャンペーン! 三名の名古屋嬢を、私どもテレショップ小林では、社の総力を挙げて、探しておりまあす。懸賞賞金として、一人につき、二千万円を差し上げまあす」
 テレビ通販番組『テレショップ小林』の目玉企画として、社長の小林靖冶がテレビ画面で雄叫びを上げた。かつて共演した女性三名の消息を追っているという。調査の結果、そのうちの一名は病死、一名は自死、存命なのは井垣真理のみ。ようやく探し当てた彼女には、残り二名の分も含めて六千万円が現金で贈呈されるという。華やかな贈呈式には、今や売り出し中の推理作家・吉本紀子も特別ゲストとして招待された。しかし、一躍シンデレラとなった名古屋嬢・井垣真理は翌朝、死体となって発見され、六千万円もスーツケースごと消えてしまった……。
 美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。

●石川真介(いしかわ・しんすけ)
1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。

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