• 2018/12/17
  •  心理学者・渋谷昌三先生の2冊が電子で復刊になりました! 他人の距離の取り方がわからない、自分の仕事の段取りが下手……そんな悩みは誰にでもあると思います。心理学を用いてそのマイナス面を解析、ちょっとした工夫でプラスに転じることを指南した実用書です。特に『人と人との快適距離〜』では、パーソナル・スペースという概念について、とても詳しく解説されています。満員電車で不快になる原因、男子トイレではなぜ1つずつ空けた箇所を使用するのか、交渉が有利になるテーブルや座席の配置、性別や年齢による違いはあるのか、ハリネズミのジレンマ、等々。膨大な検証・実験データを元にして、心理学的なアプローチから解説。専門的な言葉をなるべく使わず丁寧に解説されていますので、タイトルだけちょっと惹かれた、という方でも安心して読み進めることができます。統計データを元にロジックで説明されると、なるほど、理解が深まりますね。『段取りがよくなる心理法則』では図版や表データがほとんどなく、純粋に“読み物”として楽しむことができます。読みやすさという点ではコチラの方がオススメかもしれません。いずれにしても根っこの部分、心理学の応用という点では同じですので、2作品を通して読むと、より理解が深まるでしょう。

     朝松健先生の伝奇時代小説「真田妖戦記」全3巻、電子書籍で復刊しました! かつて祥伝社ノン・ノベルから『真田三妖伝』『忍・真田幻妖伝』『闘・真田神妖伝』というタイトルで刊行されていたものを改題、シリーズ名を冠しての電子化となります。忍術、妖術、必殺剣、そして真言立川流! 猿飛佐助を主役に据えて、真田十勇士の死闘が描かれた一大エンターテインメント作品です。ネタバレになるのであまりストーリーを詳しく書けませんが、伝奇小説の面白さをぎゅっと凝縮した、まさに名作ですね〜。しかも、十勇士の役割というか活躍の場もそれぞれきっちり用意されているあたり、朝松先生の優しさが窺えます。笑 全3巻の構成ですが、一冊あたりが結構なボリュームになっておりますので、その倍ぐらいの長さを想定しておいたほうがいいかも(特に3巻はめっちゃ長いです)。たっぷり時間をかけて楽しめますので、年末年始の読書に最適ではないでしょうか。

新刊案内

人と人との快適距離 パーソナル・スペースとは何か

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NEW『人と人との快適距離 パーソナル・スペースとは何か』

渋谷昌三・著

賛成者は近づき、成績の悪い人は遠ざかる? 狭い部屋では男性は攻撃的に、女性は友好的になる?

 円滑で心地よい人間関係のためには、人との物理的な距離も重要なポイント。電車、図書館、学食、男子トイレ、会議室……。さまざまな心理実験と膨大な研究データをもとに、人と人との快適な空間=パーソナル・スペースについて分析し解説した名著。人づき合いのヒントが見えてくる!

T パーソナル・スペースの発見
トイレの場所には好みがある/パーソナル・スペースは伸び縮みする/外向的な人は他人に近づきたがる…etc

U なわばりのパワー
場所の確保となわばり/好まれる座席と好まれない座席/数の威力/リーダーは席で決まる…etc

V 快適に他人とつきあう
距離で測る人間関係/生きている空間と死んだ空間/好きな人のそばにいたい心理…etc

W 子供のパーソナル・スペース
親の空間と子供の空間/母子分離のきざし/大人にふさわしい距離…etc

X 人づきあいの秘訣
話しにくい話題は遠くから/ウソは遠くからつく/恐怖、怒り、悲しみの距離…etc

Y パーソナル・スペースの異常
他人の接近に過敏な人/逃走距離と臨界距離/人との距離を調整する化粧と衣服…etc

Z 生活空間の病
狭さに負けない人間関係/快適な隣人はストレスを減らす/女性は込みあいに肯定的…etc

[ 住空間の病
高密度社会が寿命を縮める/生花を飾る人の気持ち/本当の「スープの冷めない距離」…etc

●渋谷昌三(しぶや・しょうぞう)
1946年、神奈川県生まれ。社会心理学者。文学博士。山梨医科大学(現山梨大学)、目白大学社会学部及び同大学大学院心理学研究科教授を経て、目白大学名誉教授。非言語コミュニケーションをベースにした空間行動学という研究分野を開拓。現代心理学の研究成果をビジネスや人間関係に応用、そのわかりやすい解説に定評がある。一般向けの著書を300冊以上刊行。

段取りがよくなる心理法則

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NEW『段取りがよくなる心理法則』

渋谷昌三・著

仕事の成果は段取り次第でがらりと変わる、人生も変わる!

「もっと段取りがよかったら残業しないですむのに」
「もっと段取りをよくして業務効率を上げたい」
「スケジュール通りに物事を進めたい」
「もっとうまく会議を仕切りたい」
 時々刻々と環境が変化している現代、忙しい人ほど、段取りが重要。段取りに悩んでいる人は、心理法則をどんどん活用するべき! さまざまな「段取り下手」のケースを分析し、最適な克服策を提示。また、実際に成果が格段に上がる心理原則や法則、習得すべきスキルを紹介します。

第1章 「段取り悪すぎ」の人が増えている
第2章 段取りとは何か
第3章 あなたはなぜ段取りが悪いのか
第4章 段取り力アップのための四つの方法
第5章 要領がいい人、悪い人
第6章 段取りがよくなるためのステップ

●渋谷昌三(しぶや・しょうぞう)
1946年、神奈川県生まれ。社会心理学者。文学博士。山梨医科大学(現山梨大学)、目白大学社会学部及び同大学大学院心理学研究科教授を経て、目白大学名誉教授。非言語コミュニケーションをベースにした空間行動学という研究分野を開拓。現代心理学の研究成果をビジネスや人間関係に応用、そのわかりやすい解説に定評がある。一般向けの著書を300冊以上刊行。

真田妖戦記(1) 「燦星秘伝」編

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NEW『真田妖戦記(1) 「燦星秘伝」編』

朝松 健・著

波乱万丈・荒唐無稽・奇想天外にどっぷりと浸かった一大伝奇巨編、開幕!

 三つの燦星が地上で出会う時、この世が混沌と化す……。慶長一八年(一六一三)春、猿飛佐助は、徳川・豊臣両家の命運を決する秘密を記した「燦星秘伝」受け取りのため、幕府金蔵番大久保長安館を訪れた。だが、佐助と同じ星を持つ柳生佐久夜姫によって、その在り処を秘す茶入の片方を奪取された。ここに、家康謀臣本多正純と林羅山一派を加えた三つ巴の争奪戦が始まった! 柳生に捕われた長安の真の意図とは? 「燦星秘伝」の内容とは? 佐助たち真田十勇士は、命を賭けて立川流秘儀の全容を解き明かす。
 立川流密教、妖術、必殺剣、忍法入り乱れる痛快無比の伝奇時代小説「真田妖戦記」シリーズ第1弾。

●朝松健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

真田妖戦記(2) 「死生変幻」編

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NEW『真田妖戦記(2) 「死生変幻」編』

朝松 健・著

妖教立川流性具の張形に記された暗号の意味、そして立川流の聖地・黄金地獄とは!?

 慶長一八年(一六一三)、真田幸村の密命を受けた猿飛佐助は、徳川の動きを掴もうと潜入した先で、奇怪な張形を手に入れる。それは妖教立川流性具“反り聖天”であった。そこに記された「カムナヒ・ノ・ナカテ・ノ・アリカ」という暗号を解き、立川流の秘法を手に入れるのは真田方か、林羅山・本多正純一派か、それとも怪僧天海・柳生宗矩一派か。佐助と新陰流の達人・柳生佐久夜姫との死闘中に現れた、黄金に輝く怪人は何者なのか。やがて佐助は、魍魎と化した徳川の旧重臣・大久保長安によって、地底の黄金魔境に拉致される。そこで待っていたのは……。
 立川流密教、妖術、必殺剣、忍法入り乱れる痛快無比の伝奇時代小説「真田妖戦記」シリーズ第2弾。

●朝松健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

真田妖戦記(3) 「治天砲」編

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NEW『真田妖戦記(3) 「治天砲」編』

朝松 健・著

最期の時迫る大坂城での猿飛佐助の死闘! 伝奇時代小説の系譜に燦然と輝く巨編、ここに完結!

 正・反・合の三つの星が出会う時、この世は地獄と化す……。立川流秘儀の成就を図る大久保長安の野望は、実現に向かっていた。一方、豊臣秀頼は家康も恐れる秘密兵器“治天砲”を有し、和平を望んでいた。だが、妖魔と化した長安は家康を操り、遂に決戦の火蓋が切られた! 真田丸を拠点に、忍法を駆使して闘う十勇士と知将・幸村。刻一刻と最期の時が迫る大坂城で奮戦する猿飛佐助の運命と、柳生佐久夜との恋の行方は? そして最終兵器“治天砲”の正体とは……?
 立川流密教、妖術、必殺剣、忍法入り乱れる痛快無比の伝奇時代小説「真田妖戦記」シリーズ第3弾。

●朝松健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

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