• 2018/11/22
  •  霧村悠康先生の新作ミステリ(なんと電子オリジナル!)、『不確定死因』が配信スタートになりました! 本作は、副作用解析医・古閑志保梨シリーズの8冊目です。第1弾の『透白の殺意』から『悪魔の爪痕』、『脳漿溶解 』(上・下)、『内視鏡検査室』、『腐肉の処方箋』まではぶんか社文庫から刊行されていたのですが、版元側が文庫から撤退。そのあおりで一度は中断しましたが、その後、電子オリジナルの復活作『幻惑鎮静剤』を経ての最新作となります。といっても基本的には1冊完結形式なので、どれから読み始めてもストーリーを楽しむ分には何も問題ありませんので、ご安心ください(ちなみに全作品とも弊社で電子化して好評配信中です)。
     副作用解析医とは、製薬メーカー桐内製薬の副作用解析室に勤める医療事故調査のスペシャリスト。たびたび起こる医療事故について、病院側の医師とは違ったアプローチで調査を開始します。たとえば「薬の副作用」として報告が上がっている案件もその裏側には恐ろしい殺意が隠れていて……といった具合。また厚生省の思惑や病院経営のしがらみ等もあって、医療業界の裏側を垣間見ることのできる、優れた医療ミステリとなっております。霧村先生の本業は現役の医師ということもあって、そのへんがめちゃくちゃリアルに描かれているんですよねー。で、今回のテーマは「インフルエンザワクチン」。ちょうどこれからの時期にぴったりですね。とある老人介護施設で起きた死亡事故。調査しているうちに「インフルエンザワクチンによる副作用死がゼロ」となっている厚生省のデータに疑問を感じた志保梨は……。彼女の活躍にご期待ください!

新刊案内

副作用解析医・古閑志保梨(8) 不確定死因

amazon Kindle

NEW『副作用解析医・古閑志保梨(8) 不確定死因』

霧村悠康・著

大義名分に隠された無用の不合理な死……秘匿されたインフルエンザワクチンの闇とは!?

 インフルエンザワクチンが死の原因とされた症例数がゼロ? そんな馬鹿な。ワクチンが人類にとって有益なものであるということに異論はないが、副作用が全くないと評価されているのはおかしい。副作用はどんな薬にでも、どんな医療行為でもありうることだからだ。厚労省の方針に意図的な偏り、不公正、不誠実を感じた桐内製薬副作用解析室の古閑志保梨は、調査を開始する。そして同時期、このインフルエンザワクチンに別の視線を向ける人物がいた。やがて物語は殺人事件に発展して…。
 美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍する本格医療サスペンス小説。シリーズ通算8作目が、電子オリジナル作品として登場!

●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。

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