• 2018/11/1
  • 『裏の沖縄、表の沖縄』
     日本の僻地へどんどん旅していくノンフィクション作家、西牟田靖先生の『裏の沖縄、表の沖縄』が配信スタートになりました! こんなに濃い〜〜〜沖縄ガイド本、なかなかありませんよ〜。通り一遍の沖縄観光に飽きた方、沖縄ヘビーユーザーのためのマニアックなガイド本です。有名な観光地はさらっとスルーして、あえてマイナーな名所へと突撃。地元の人さえ近づかない離島や廃墟まで踏破、ときどき遭難しかけます。笑 実はこの作品、諸事情あって(電子版あとがきで解説)、かつて別名義で刊行されていたものなんですよね。今回は、著者名を元に戻して、全体的に加筆修正&写真点数増加のリニューアルバージョンとして制作されました。

    『多胴型空母「四聖獣」(上) 朱雀篇』『多胴型空母「四聖獣」(下) 玄武篇』
     青山智樹先生の架空戦記、『多胴型空母「四聖獣」』上・下巻が電子化されました! これまでにも青山先生は「飛行戦艦」「陸上戦艦」「合体戦艦」など、びっくり仰天の新兵器を登場させてきましたが、本作もなかなか強烈。本作の主役は、タイトルや上田信さんによる表紙イラストでもわかるように、空母。しかも、小型空母3つが合体した「多胴型」なんですよね。ワシントン軍縮条約(トン数による制限)が絡んでくるこのあたりのロジック、解説は本文を読んでいただくとして…。特殊な空母「朱雀」そして「玄武」が、米軍の通商破壊せんがため大活躍するお話です。上下巻にまたがる長篇作品ですが一気に読めます。この機会に是非!お楽しみください〜。

    『アスファルトの上』『ザ・サムライ』『残酷なブルース』
     河野典生先生のハードボイルド小説、3タイトルが電子化されました! 『アスファルトの上』『残酷なブルース』は短篇集、『ザ・サムライ』は長篇となっております。3冊とも単行本の刊行は1960年代前半。高度経済成長期に入ったばかり、戦争の爪痕がまだあちこちに残っていて、混沌とした日本、主に夜の街が舞台となっています。ジャズ、ドラッグ、セックス、貧困、若者の暴走…。河野典生先生の作品でよく登場するこれらのテーマが、やはり本作でも確認できます。特に「進駐米軍兵士と娼婦の間で生まれたハーフの若者」の描写が非常に生々しいんですよね。当時の世相、風俗を知る上でも是非とも読んでいただきたい作品群です。

新刊案内

裏の沖縄、表の沖縄

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NEW『裏の沖縄、表の沖縄』

西牟田靖・著

ガイドブックには載らない沖縄の姿!? 離島の食堂や飲み屋、知られざる文化史跡・遺跡、誰も立ち寄らない廃墟

 沖縄本島や石垣島など離島の食べ物や乗り物、海や川の遊びといった「表」の側面だけではなく、人口の少ない小さな島が抱える間題や「大人」の世界、沖縄独特の神秘体験など一般的にあまり紹介されることのない、いわば「裏」の側面にも焦点を当てている。(本文より)
 メジャーどころの観光地に加え、神秘体験、戦跡、歓楽街などなかなか紹介されない沖縄・奄美を硬軟取り混ぜて紹介! 原付にまたがって東西南北すみずみの島へ。単行本版から加筆修正の上、写真を大幅増量。「電子版あとがき」を追加収録。

第一章 沖縄本島
第二章 宮古諸島
第三章 石垣島
第四章 西表・波照間島
第五章 与那国島
第六章 南大東島
第七章 奄美・トカラ

●西牟田靖(にしむた・やすし)
1970年、大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業。就職し8ヵ月間IT企業で働いたあと、地球一周の船旅を体験。以降、ライターとしての道を歩む。近年は骨太なノンフィクション作品に取り組んでいる。著書に『本で床は抜けるのか』(本の雑誌社)、『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』(PHP研究所)『ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影』(光文社)、『ニッポンの国境』(光文社)など。

多胴型空母「四聖獣」(上) 朱雀篇

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NEW『多胴型空母「四聖獣」(上) 朱雀篇』

青山智樹・著

通商破壊戦の極秘兵器、三胴型空母「朱雀」が太平洋海域で神出鬼没な戦闘を展開!

 1941年、米英の輸送船を攻撃目標とする「通商破壊戦」の極秘兵器として開発された、三胴型空母「朱雀」。その主要任務は、太平洋海域における、アメリカ軍の兵站線攪乱であった。勇将・春瀬艦長は相手の意表をつく作戦で神出鬼没の戦闘を続け、敵を翻弄していた。そして、敵の一番嫌がるところを叩け、と度肝を抜くハワイ攻撃を敢行し、大成果をあげたのだが…。

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

多胴型空母「四聖獣」(下) 玄武篇

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NEW『多胴型空母「四聖獣」(下) 玄武篇』

青山智樹・著

潜水空母「玄武」が南米西海岸に出撃! ニミッツ提督の追撃をかわして獅子奮迅の活躍!

 奇知の戦略家・春島艦長率いる潜水空母「玄武」。神出鬼没の戦術で米艦隊を翻弄し、アメリカ軍からは「幽霊空母」と怖れられていた。「玄武」は南太平洋航路での作戦を終え、パナマ沖に出撃して米国の資源輸送に大打撃を与える。だが、「幽霊空母」殲滅に燃える切れ者・ニミッツ提督は、ただ手をこまねいているだけではなかった…。

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

アスファルトの上

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NEW『アスファルトの上』

河野典生・著

おれはポケットの中のものを固くにぎりしめ、男に近づいた

 おれは何か得体の知れない怒りのようものにとりつかれていた。それは多分に生理的な感情だったが、おれにとってはじめての積極的な意志だった。おれは拳銃をもう一度使いたいと思ったのだ。(「アスファルトの上」より)
 つまらぬ好奇心から女を助けてしまった男の転落劇を描いた表題作など、8篇を収録したハードボイルド・タッチのミステリ短編集。

*八月は残酷な月
*ヒッチハイク
*殺人者
*ある再会
*橋の上の男たち
*まぶしい季節
*黒人リュウ
*アスファルトの上

●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。

ザ・サムライ

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NEW『ザ・サムライ』

河野典生・著

新聞の社会面には「ジョージ石川にうり二つの男が現れたので注意してほしい」と書かれていた

 アメリカで生まれた日系二世の高村孝之助。彼が自身のルーツである日本にやってきた時、突然、見ず知らずの美人女優に話しかけられた。どうやら作家・作曲家でありテレビ番組やCMにも出演する人気スター、ジョージ石川という男と間違えているらしい。日本のプレイボーイの代表として有名なこの男、顔かたち、声まで自分とそっくりなのだという…。
 有名人と間違えられた孝之助が巻き起こす大騒動は、やがてある殺人事件への関与に発展。彼は“サムライ”としての矜持を保とうと奮闘するが…。ユーモア・サスペンス小説。

●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。

残酷なブルース

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NEW『残酷なブルース』

河野典生・著

あんな状態の武田が人目につかないわけはないのに、誰も劇場の内外で見かけた者がなかった…?

 定期的に毎月行われているジャズ界のイベント「蒼月ミュージック・イン」は、芸術祭に参加するため、今月は新宿のY生命ホールに進出していた。来日中の黒人ブルース歌手ジャック・レインズが特別参加することもあってか、ジャズ・リサイタルには珍しく客の出足も好調だった。その夜の曲目の半分は、27歳の若さで日本最高のアルト・サックス奏者の世評を得た武田一郎の作編曲になるもので、また彼はそれの中心的な演奏者の一人でもあった。だが肝心の武田は、開演時間が過ぎても一向に姿を見えないのだった。いや、見せることは見せたのだが…。
 麻薬に蝕まれたジャズ界の暗黒面を抉った表題作など、ハードボイルド・ミステリ中篇3本を収録。

*残酷なブルース
*罠をかけた奴らの血
*女だらけのブルース

●河野典生(こうの・てんせい)
1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。

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