• 2018/4/26
  • 『ホンダがグランプリレースに復帰(カムバック)する時』
     ファンの皆様、お待たせしました。高斎正先生の人気レース小説、「〇〇が××に△△する時」シリーズの電子化第2弾として、「F1」を舞台にした『ホンダがグランプリレースに復帰(カムバック)する時』の配信がスタートしました! ホンダという自動車メーカーが、その技術力を証明するため、情熱を注いでレースに挑むというストーリーで、主人公は藤山勝男という日本人ドライバー。彼が開発チームと共に苦労して理想のF1カーを作り上げていきます。スリリングなレース展開も見所ですが、裏方の技術チームとのやりとり、開発苦労話もいいんですよね。表紙は『ミツビシがモンテを目指す時』に引き続き、垂井ひろしさんに担当していただきました。モータースポーツに詳しい人も、詳しくない人も楽しめるので、この機会に是非!読んでみてください〜。

    『インディー500の歴史と佐藤琢磨選手の優勝』
     さてもう1本、高斎正先生の作品。ただしこちらは小説ではなくノンフィクション、しかも電子オリジナルとなっております。テーマは、アメリカで生まれたモータースポーツの花形、インディー500(インディアナポリス500マイルレース)。サブタイトルに「ホンダの箱もの主義が日本におけるオーバル・レースを抹殺した」とあるように、少々辛口な内容です。ただし、これはモータースポーツを愛する高斎先生ならではの愛情表現なのですね。なぜ日本でインディ500の人気が根付かなかったのか、ツインリンクもてぎの失敗を例に出して、解説しています。インディ500の初期のレース(第1〜3回)を綴った章はとても興味深いです。

    『モナリザの微笑』
     斎藤純先生の『モナリザの微笑』が電子化されました! 絵画や彫刻、陶器などの美術品を売りさばく「オークションハウス」を舞台としたサスペンス小説。2000年1〜3月にフジテレビ系列で放送された同タイトルの連続テレビドラマ(出演:江口洋介、伊武雅刀、葉月里緒菜、岡田准一)の原作になります。現在は「岩手町立石神の丘美術館」の芸術監督もされている斎藤先生が書かれた作品ですから、蘊蓄(うんちく)もたくさん飛び出します。小説を読みながら、絵画・美術史の勉強ができますね。 ネタバレになるのでストーリーにはあまり触れられませんが、最後のどんでん返しまでハラハラドキドキのサスペンス小説です。この機会に是非!読んでみてください〜。

    『ラジオの夜』
     続いて斎藤純先生の『ラジオの夜』が電子書籍として登場です! 本作の底本は『レボリューション』(ハルキ文庫)でして、雑誌連載時のタイトルに戻しての電子化となります。若くして死亡したロックスター、そして彼と共にバイクを愛した音楽記者。この二人の男の邂逅がストーリーの軸となり、現在・過去・未来の「ロックミュージック」を描いていきます。70年代ロックの伝説的バンドの名前が次々と出てくるので音楽好きにはたまらないですね。ハードボイルド小説であり、青春小説であり、ロック小説やバイク小説の側面も持つ作品なんですね。とにかく格好いい作品なので、オススメですっ!

新刊案内

ホンダがグランプリレースに復帰(カムバック)する時

amazon Kindle

NEW『ホンダがグランプリレースに復帰(カムバック)する時』

高斎 正・著

レースは「走る実験室」だとして研究用エンジンを使い続けるホンダのF1カー、その真の力が発揮される日は来るのか!?

 本田技術研究所の研究員である藤山勝男。彼はホンダがF1に復帰するためのエンジン開発を担当していた。シャーシ、エンジンともにホンダ製のF1マシンRA303は一応の完成を見るが、テストドライバーがいない。社内ではかつてレース活動をしていたことを隠していた藤山だったが、旧友の薦めもあってドライバー復帰を決意する。しかし、RA303は各レースで苦戦。世界で主流の4バルブエンジンに比べると、搭載された3バルブエンジンではパワーに差がありすぎるのだ。3バルブにこだわるホンダチーム、実はそこにはある秘密が隠されていた…。
 レース小説の名作『ホンダがレースに復帰する時』が改題、加筆修正されてついに電子で復刊! 電子版あとがきを収録。
 ※本書は著者の意向により本文横書きで制作されています。

●高斎 正(こうさい・ただし)
1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ〜ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。

インディー500の歴史と佐藤琢磨選手の優勝

amazon Kindle

NEW『インディー500の歴史と佐藤琢磨選手の優勝』

高斎 正・著

ホンダの箱もの主義が日本におけるオーバル・レースを抹殺した

 世界三大レースのひとつ、インディー500(インディアナポリス500マイル・レース)とはどんなレースなのだろうか。ヨーロッパのグランプリ・レースとの関連は? その成り立ちは? 2017年に佐藤琢磨選手が優勝したことの意義は?
 第1回(1911年)、第2回(1912年)、第3回(1913年)のレース展開を中心に、インディー500の歴史と伝統を解説。さらに、いまひとつ盛り上がりに欠ける日本のインディー500シーンの問題点を指摘する。電子オリジナルのノンフィクション作品。
 ※本書は著者の意向により本文横書きで制作されています。

●高斎 正(こうさい・ただし)
1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ〜ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。

モナリザの微笑

amazon Kindle

NEW『モナリザの微笑』

斎藤 純・著

サザビーズにも比すべき日本初のオークションハウスのオープンを前に、謎の名画が一枚、また一枚…

 かつてレオナルド・ダ・ヴィンチは、二枚の連作としてモナリザを描いた。一枚目は有名な「微笑のモナリザ」。そして、その対として描かれたのが二枚目のモナリザと言われている「悲しみのモナリザ」。失われた「二枚目のモナリザ」を巡って捲き起こされる危険な人物相関。虚々実々の駆け引きの末に、美の女神が微笑みかけるのは、誰なのか? フジテレビ系列にてドラマ化された長編サスペンス。「電子版あとがき」を追加収録。

●斎藤純(さいとう・じゅん)
小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。

ラジオの夜

amazon Kindle

NEW『ラジオの夜』

斎藤 純・著

ロックスターの死により結び付けられた者たちが、最大の音楽プロジェクトに集う

 ロックスター・岩崎慎也の死は、オートバイをともに愛した音楽雑誌記者の立木周作に衝撃を与えた。そして、腐敗した音楽産業への憤りを呼び起こさせた。慎也の死は、日本の「ロックの死」そのものだった。そんな周作の前に現れた一人の男、倉光。かつてやり手のプロモーターだったという彼は、「多くのミュージシャンたちの名演を生み出した“フィルモア”を日本に作る」と熱く語った。彼に周作は心を動かされる。そして、慎也を音楽界に送り出した李咏梅との貪るような愛。満ち足りた日々を送っていた周作だが、ある時、自分を尾行する人影の存在に気づく…。
 ロックとオートバイを愛する若者の情熱を描いた、ハードボイルド・サスペンス小説。『レボリューション』(ハルキ文庫)を改題の上、「電子版あとがき」を追加収録。

●斎藤純(さいとう・じゅん)
小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。

Copyright c ADRENALIZE All Rights reserved.