• 2018/4/2
  • 『葵の太平洋戦争』1〜3
     青山智樹先生のトンデモ架空戦記(!)『葵の太平洋戦争』シリーズが電子書籍で復刊になりました!  本シリーズの特徴はなんといっても「徳川幕府が続いた状態で太平洋戦争に突入したら」というifが描かれている点でしょう。主人公の一人である徳川家正は第十七代将軍。この上様が「陸軍と海軍で武器の規格を統一せよ!」と下知すれば、東条英機老中以下、皆が「ははーっ」と平伏してしまうわけです。笑
     表紙イラストは、架空戦記ファンにはおなじみの上田信さん。1巻の表紙を見てください。戦艦の艦橋、そのてっぺんにシャチホコが…。2巻も3巻もエライことになってます。汗
     超ワンマン体制で米英を戦うことになった日本の運命やいかに…? 『葵の太平洋戦争』全3巻、この機会に是非読んでみてください〜。

    『特殊工作員アンジェラ』1〜3
     伊東麻紀先生の近未来SF小説『特殊工作員アンジェラ』全3巻、配信スタート! かつてソノラマ文庫で出ていたシリーズなのですが、マキサヲリさんの新規イラストで生まれ変わっての復刊となります。
     主人公は、“天使”のコードネームを持つ冷酷無比な女性サイボーグ、アンジェラ。もう一人の主人公は、スラム街で機械いじりをして生計を立てる“幽霊”(戸籍がないためこう呼ばれる)のカイという少年です。1巻のストーリーは天才科学者が秘匿した研究資料を探すという“宝探し”系のアクションSFなのですが、巻を進めていくうちに、機械と人間の恋愛関係、フェミニズム問題といった人間心理に深く根ざしたテーマにも触れられていきます。とても奥深い作品なのですね〜。

    『スキール・クィーン』
     電子オリジナルで『電波次元の巫女』『量子少女(クォーク・ガール)』『生き髪』と立て続けに充実した内容の作品を発表した町井登志夫先生、なーんとまたもや電子オンリーの新作が登場。すごい執筆スピードです! 本作『スキール・クィーン』は、公道レース作品。漫画『頭文字D』や『湾岸ミッドナイト』の小説版とも言えるストーリーで、スズキのkeiを操る女子大生が主人公です。いや、そのぶっとんだ内容はある意味SFなんではないでしょうか? ド迫力のバトルが繰り広げられるエンターテインメント作品です。

    『拾われ地蔵』
     松村比呂美先生の『拾われ地蔵』が配信スタートになりました! 電子オリジナルの時代小説。好評配信中のライトミステリ『ママさん探偵 律子の事件簿』(現在3巻まで刊行)と同じく、心温まる系の連作短編集です。悩みを持つ庶民の前に現れ、願いを叶えた後、人知れず姿を消すお地蔵様…。そんな不思議な力を持つ「拾われ地蔵」をめぐるお話には、心が洗われますね。表紙で撮影した木彫りのお地蔵様は、富山県の井波彫刻家・川原正士さんによる作品。オーダーメイドで制作していただきましたが、いやー、これがイメージにぴったり。素晴らしい。平面イラストもいいですが、たまにはこういう立体イラストの表紙もいいものですねぇ。

新刊案内

葵の太平洋戦争(1)

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NEW『葵の太平洋戦争(1)』

青山智樹・著

第17代将軍・徳川家正、江戸城に大本陣をかまえ、太平洋戦争を開戦す!

 大正31年(1941年)、江戸城本丸。徳川第17代将軍・家正の前に、政所奉行・東条英機が平伏していた。ハルノートの報告を聞いた家正は「このような侮辱、見過ごしにしては武士の沽券にもかかわる」と発言。そして「全軍に伝えよ。将軍は開戦の大命を発したと」。葵の太平洋戦争、開戦が決定した瞬間であった…。
 存続した徳川幕府が米・英との太平洋戦争に挑む、という着想のもとに描かれた、驚愕の架空戦記「葵の太平洋戦争」、第一弾!

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

葵の太平洋戦争(2)

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NEW『葵の太平洋戦争(2)』

青山智樹・著

山下泰文司令官が指揮する大鉄輪要塞、英領インドでチャーチル戦車を撃破!

 大正32年(1942)、徳川第17代将軍・家正は、英国の一大資源地帯であるインドを奪い取るため、第二次インパール作戦を発動した。三等下士官に出世した藤里康司は、銀輪隊を率いて作戦に参加する。だが、敵の戦車に制圧され、部隊は大河の中州に孤立してしまう。航空隊の援護で危機は脱したが、チャーチル戦車の威力は依然として続く。家正は敵戦車を打ち破るべく、新兵器の製造を命じた。それは、移動する大鉄輪要塞であった…。
 存続した徳川幕府が米・英との太平洋戦争に挑む、という着想のもとに描かれた、驚愕の架空戦記「葵の太平洋戦争」、第二弾!

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

葵の太平洋戦争(3)

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NEW『葵の太平洋戦争(3)』

青山智樹・著

登戸研究所が開発したエレキテル砲が、ロンドン市街に炸裂する!

 イギリスとの講和を求めて、徳川家正は松岡洋右を特使としてロンドンへ派遣した。だが、帰ってきたのは、無惨にも斬り落とされた松岡の首であった。怒りに燃える家正は、イギリス本土への攻撃を決意する。藤里庸司率いる銀輪部隊にも出撃命令が下り、新たに開発された巨大新兵器とともにバッキンガム宮殿へ進撃する…。
 存続した徳川幕府が米・英との太平洋戦争に挑む、という着想のもとに描かれた、驚愕の架空戦記「葵の太平洋戦争」、第三弾にして完結編!

●青山智樹(あおやま・ともき)
1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

特殊工作員アンジェラ(1) 天使に手を出すな

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NEW『特殊工作員アンジェラ(1) 天使に手を出すな』

伊東麻紀・著

宇宙を駆ける“天使”と“幽霊”が老科学者の秘匿したメッセージを解き明かす!

 超過密都市トーキョー。その湾岸地区の廃墟のようなビルから、ひとりの老科学者が身を投げた。理由もわからずにこの老人を保護していた無国籍の“幽霊”少年、カイに重大なメッセージを残して…。そのメッセージを完成させるために、地球連邦軍情報部から特殊工作員“天使”が派遣された。スラム街で生まれ育った天才メカニック少年・カイと、卓越した戦闘能力を備えた女性サイボーグ・アンジェラ。二人は、隠されたテクノロジーを捜し出すため協力することになった。
 近未来SFアドベンチャー、「特殊工作員アンジェラ」シリーズ第1弾!

●伊東麻紀(いとう・まき)
茨城県生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科中退。大学時代はSF研究会に所属。『宝剣物語』シリーズ、『エストレリャ国異聞』シリーズ(ともに大陸書房)、『〈反逆〉号ログノート』シリーズ、『海賊ランスロット・華麗なる冒険』シリーズ(ともに角川書店)などの著書がある。

特殊工作員アンジェラ(2) 英雄の消えた宇宙(そら)

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NEW『特殊工作員アンジェラ(2) 英雄の消えた宇宙(そら)』

伊東麻紀・著

外惑星連合と地球連邦軍の抗争にカイの父親が関与している!?

 無国籍の“幽霊”少年カイのジャンク屋に、アンジェラが訪れた。この地球連邦軍の情報部員が現れるとろくなことはない。はたしてカイは、望みもしない、父親捜しの旅に出る。自分が生まれる前に母親を捨てた父に会うのは複雑な心境だった。行く先は、かつて外惑星連合と地球連邦との熾裂な戦場だった小惑星パラス。そしてそこは、一兵士として進駐していたアンジェラが“天使”となった、因縁の土地であった…。
 近未来SFアドベンチャー、「特殊工作員アンジェラ」シリーズ第2弾!

●伊東麻紀(いとう・まき)
茨城県生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科中退。大学時代はSF研究会に所属。『宝剣物語』シリーズ、『エストレリャ国異聞』シリーズ(ともに大陸書房)、『〈反逆〉号ログノート』シリーズ、『海賊ランスロット・華麗なる冒険』シリーズ(ともに角川書店)などの著書がある。

特殊工作員アンジェラ(3) 美しき不和の女神

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NEW『特殊工作員アンジェラ(3) 美しき不和の女神』

伊東麻紀・著

「人類をもっと調和の取れた種に作り変える」カイを誘惑する謎の美女が立てた計画とは!?

 外惑星連合との戦いでその功績が認められ、カイはめでたくトーキョー大学に入った。生体素子を使ったAIの研究室に、特待生として迎えられたのだ。入学式当日、カイを見つめる妖艶な美女がいた。付き添いのアンジェラは、その眼差しに嫉妬と、それとは別の不安を覚える。やがて情報部よりその人間の正体を知るが、時すでに遅く、若きカイは敵の手中に引きずり込まれていた。人格を変えたアンジェラは、いつにもまして困難な任務につく。
 近未来SFアドベンチャー、「特殊工作員アンジェラ」シリーズ第3弾!

●伊東麻紀(いとう・まき)
茨城県生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科中退。大学時代はSF研究会に所属。『宝剣物語』シリーズ、『エストレリャ国異聞』シリーズ(ともに大陸書房)、『〈反逆〉号ログノート』シリーズ、『海賊ランスロット・華麗なる冒険』シリーズ(ともに角川書店)などの著書がある。

スキール・クィーン

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NEW『スキール・クィーン』

町井登志夫・著

究極の公道バトルが勃発! 美の女神が率いる日本最強レースチームの実力とは!?

 伊月亜希子はごく平凡な女子大生。軽自動車であるスズキのKeiが愛車である。ある夜、咄嗟に繰り出した慣性ドリフトで、親友・ユリを襲った人身事故を未然に防いだ。その瞬間を目撃した『キラー・クィーン』のリーダー、鷺島麗に声をかけられる。「私たちと“バトル”をしなさい。負けたら言うことを聞いて」……なんと彼女たちは、走り屋の間ではカリスマ的な人気を誇る日本屈指のレースチームだった! デパートの立体駐車場で、愛知県警前で、長久手の峠道で、熱い“バトル”が始まった。ユリの恋人・和宏が所属する走り屋チーム『名古屋式』と『キラー・クィーン』の抗争に巻き込まれた形になってしまった亜希子。だが、嫌がりながらもハンドルを握る彼女のドライビングテクニックは、本物だった!
 度肝を抜く熱戦が繰り広げられる、超絶カーレース小説。電子オリジナル作品。

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

拾われ地蔵

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NEW『拾われ地蔵』

松村比呂美・著

江戸の庶民の願いを叶えていつの間にか姿を消す、小さな木のお地蔵様の物語

 事情を知った長屋のみんなが手分けして探してくれたが、とっぷりと日が暮れてもお美代は戻らなかった。ひどい目に遭っているのではないか。ひもじい思いをしているのではないか。寒くて震えているのではないか。悪いことばかり考えてしまう。お袖は、何も喉を通らず、床に入る気にもなれず、お美代が拾ってきたお地蔵さまを、一晩中、胸に抱いていた。(「第一話 拾われ地蔵」より)
 助けを必要としている者に拾われ、願いを叶えるという木のお地蔵様とは…。その不思議な力と江戸市井の人情を描く。電子オリジナルの時代小説連作短編集。

第一話 拾われ地蔵
第二話 つまみかんざし
第三話 錦百合
第四話 冬と春
第五話 身代わり

●松村比呂美(まつむら・ひろみ)
1956年福岡県生まれ。オール讀物推理小説新人賞最終候補作2作を含む『女たちの殺意』(新風舎)でデビュー。著書に『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)、『鈍色の家』(光文社文庫)、『終わらせ人』『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)、『幸せのかたち』(双葉文庫)、『ふたつの名前』(SINGPOOSHA Enta!Mystery)などがある。また、電子書籍オリジナル短編集に『ママさん探偵律子の事件簿』シリーズ、『果実の誤解』(アドレナライズ)などがある。

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