• 2017/10/31
  •  江戸川乱歩賞作家・大谷羊太郎先生のミステリ作品、なーんと15本同時に配信スタート! すべて殺人事件もの。バタバタ人が死んでいきます。しかも密室トリックやアリバイトリックが仕組まれ、人間の愛憎が絡んだクセのある事件ばかり。本格ミステリ好きにはたまらないですね〜。これだけたくさんあるとどれから読んでいいのか迷いますが、心配ご無用。どれから読んでもOK、どの作品もいいんです。いやホント、安定したクオリティって言うんですかね、駄作なしですよ。むしろ、乱歩賞作品がかすむくらい、受賞後にどんどん力をつけて良作を量産してきた作家さんですから。
     ちなみに今回電子化されたのは、大谷先生がご自身でセレクトされた傑作ミステリ30本のうちの前半部分。残りの15本は来年早々に配信予定なのです。さあさあ、次が投入される前に、がんばって15冊とも読破しましょう〜。笑

新刊案内

盗まれた完全犯罪

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NEW『盗まれた完全犯罪』

大谷羊太郎・著

テレビドラマの内容そっくりの殺人事件が発生! 脚本を考案したのは誰なのか?

 自宅近くのマンションの窓から男が墜落死した。その報を聞いて、高校生・坂口恵一は驚愕した。先ほどまで観ていたテレビドラマと同じ状況だったのだ。しかも現場は、ガールフレンドの柏木紀久子の住まい、その真上の部屋だった。そして、紀久子の兄・俊明が失踪してしまう。警察は俊明を容疑者とみなすが、彼は逃亡中に「犯人の罠にかかった」と妹に電話を寄越してきた。恵一は柏木兄妹の窮地を救うべく推理を始めたが…。長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

尾瀬草紅葉殺人事件

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NEW『尾瀬草紅葉殺人事件』

大谷羊太郎・著

殺された女の胸に白い花!? 尾瀬・奥多摩を結ぶ造花の謎

 燃え立つ炎のような草紅葉に彩られる尾瀬の秋。ドライブの足を伸ばして草原を訪れた人材派遣会社スタッフの深沢美雪は、品のある初老の女性と知り合う。だが彼女は美雪に「亡くなった娘によく似ている」と告げ、手作りのミズバショウの造花を遺して失踪した。一方、奥多摩の山中で美雪にそっくりな女性の死体が発見され、しかもその胸にはミズバショウの造花が…。(「尾瀬草紅葉殺人事件」より)
 警視庁捜査課警部の叔父とともに真相を追う、美雪の事件簿4篇。
*悲しいシンデレラ
*仮面の微笑
*霧の中の幻影
*尾瀬草紅葉殺人事件

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

鳥羽・葛西水族館殺人事件

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NEW『鳥羽・葛西水族館殺人事件』

大谷羊太郎・著

かつての事故は仕組まれた計画だった!? 水族館で発見した殺人トリックの鍵とは

 大阪「海遊館」で葉子の父、名取興業社長の事故死についての疑惑をほのめかした元社員・今泉が、東京ベイエリア「葛西臨海公園」で殺された。彼は、葉子の夫で現社長の輝夫を疑い、水族館に手がかりを捜していたのだ。連続殺人の容疑がかかる輝夫は、今泉の足跡をたどり鳥羽水族館に赴いた。だが輝夫も、風船の揺れる自宅の一室で変死体に…。輝夫の残したジュゴンの観察メモに秘められた真相とは…。八木沢警部補の推理が冴える長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

横浜・佐世保 港灯り殺人事件

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NEW『横浜・佐世保 港灯り殺人事件』

大谷羊太郎・著

三十九年前の米軍水兵変死の謎が時を経て明かされる!

 朝鮮戦争末期、佐世保港の灯を見降ろす丘で米軍水兵が変死した。三十九年後、事件の真相を追って甥の青年フレッドが来日。彼は、当時外人バーのバーテンだった柏村増次郎と唐崎悦男を横浜に訪ね、叔父の親友が遺した証言をもとに、二人を鋭く追及する。そこで明かされた事実から、柏村の胸にも、事件当夜不審な動きをしていた唐崎への疑惑が生まれる。だが、嫌疑を残したまま唐崎が殺されてしまった。ハーバーライトの揺れる港街に、時を経て浮かび上がる殺人の謎とは…。八木沢警部補の推理が冴える長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

神戸異人館 恋の殺人

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NEW『神戸異人館 恋の殺人』

大谷羊太郎・著

偶然か、罠か? 神戸を訪ねた村岡刑事の行く先々で殺人事件が起きる

 警視庁捜査一課の村岡刑事は、久々の休暇で神戸の旧友を訪ねた。初恋の人・野本由加との再会に甘い期待を抱く村岡だが、北野異人館近くで起きた殺人事件の容疑者を目撃、さらに翌日、旧友の妹の恋人だった男の殺害現場の第一発見者となり、警察の厳しい追及を受ける破目に陥った。偶然か、罠か。村岡の容疑を晴らすべく、異人館、三宮、ポートアイランドとその足跡を辿る八木沢警部補の胸には、由加への疑惑が深まってゆく…。長編旅情ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

悪の協奏曲

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NEW『悪の協奏曲』

大谷羊太郎・著

一流企業を追われた男は“もう一人の自分”が犯した罪を着せられてしまう

 鬼島産業の特別調査室長・城木圭介は、窮地に立たされていた。一心同体だったワンマン社長が独断専行で策定した三つの事業計画がことごとく失敗。そのあおりで城木は会社を追われてしまう。さらに自宅のマンションにいるところを殺し屋に襲われる。彼の命を救ったのは、一発の弾丸だった。リビングの窓から見える廃工場、そこから何者かが殺し屋を狙撃したのだ。不可解な事件に巻き込まれた城木だったが、今度は地方都市のフィクサー小野原剛造の手下たちにつけ狙われることに。どうやら自分と全く同じ顔した男が、陰で暗躍しているらしい…。男の苛酷な生き様を冷徹に描いた傑作長篇サスペンス。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

虹色の陥穽

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NEW『虹色の陥穽』

大谷羊太郎・著

すべてが巧妙に仕組まれた恐喝事件! 姿を見せない犯人との心理戦、その結末は…

 新人歌手・折口冬樹が、歌番組収録中に突然楽屋から消えた。出番ぎりぎりに姿を現したため、その場はなんとか誤魔化せたが、一歩間違えば彼のタレント人生は終わっていた。敏腕マネージャー・水木敏彦が問い詰めたところ、彼は「殺人事件に関与した」と驚愕の事実を告白。一時的な失踪についても、謎の脅迫者から電話で指示を受けたという。折口を守ろうとする水木は、スキャンダルを恐れて警察にも相談できず、独自に調査を開始。やがて犯人が仕掛けた恐るべき罠に気づく…。傑作長篇サスペンス。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

見えない探偵

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NEW『見えない探偵』

大谷羊太郎・著

「歳をとると、動くのが面倒になっていかん。いまのわしは、アドバイス専門の探偵でな」

 依頼は電話で受け、人前に決して姿は見せない。卓抜した情報収集能力と観察力を兼ね備えた「写録(しゃろく)探偵事務所」。警察も知り得ぬ事実を探り出して、鮮やかに事件を解決する。今日も、不動産会社社長を恐喝していた二人の男女が殺され、その容疑者となった女性から、殺人の濡れ衣を晴らし、真犯人を見つける依頼が舞い込んだ。社長の脱税、恐喝、三角関係と複雑な事情が絡んだ難事件に見えたが、頭脳派探偵の冷徹な推理は、事件の裏に潜む意外な人物を割り出す…。
 難事件を鋭い観察眼で解明する、頭脳派探偵の華麗なる推理! 連作短篇本格ミステリ。

*追われる男
*ハルミの失踪
*強気の恋は死を招く
*恋路の邪魔をする死体
*強盗の落としもの
*自転車泥棒
*襲われた女

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

午前三時の殺人者

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NEW『午前三時の殺人者』

大谷羊太郎・著

深夜のコンビニ強盗事件をきっかけに、周到に練られた策略が進行する!

 ナイフで店員を傷つけ、コンビニから金を盗んだ男がいた。一部始終を見ていた小野寺宏行は、借金苦から逃走中の男を襲い、逆に金を奪った。強盗の上前をはねた事件は、闇の中へ消えるはずだった。だが男の顔を知っている店員が殺され、数日後に宏行のもとへ屈辱をはらす男から、復讐予告の電話がきた。姿を見せぬ脅迫者に怯える宏行は、やがて男に襲われ監禁されてしまう。しかし、殺される直前、自分を救ってくれた男がいた。なぜタイミングよく正義の味方が現れたのか…? やがて宏行は、大きな陰謀の渦中に投げ出されたことを知る。長篇サスペンス。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

尾州白帝城 殺意の旅情

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NEW『尾州白帝城 殺意の旅情』

大谷羊太郎・著

殺人現場に残されていた2枚の写真に写っていた人物とは!?

 東京で平凡な学生生活を送っていた塩野妙子。彼女は大学卒業直前に、仲間に追われ深夜突然訪れた男と、奇妙な10日間の同棲生活を体験していた。24年後に起きた連続殺人事件の謎を解く鍵は、すべてそこにあった。そして、ひたすら女主人を一途に守る、昔気質の男の隠された過去とは…。愛知県の明治村、犬山城、木曽川など歴史と詩情溢れる舞台を背景に、八木沢警部補の推理が冴える長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

モーニングショー殺人事件

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NEW『モーニングショー殺人事件』

大谷羊太郎・著

一千万人の視聴者が証人の殺人……その背後には美貌歌手の隠された過去が!

 新宿区Y警察署捜査課の志水俊之刑事は、茶の間でテレビの生放送番組「モーニングショー」を見ていた。今日は、番組の呼び物企画「懐かしのご対面」に人気歌手・里見比沙子が出る。この企画は、タレントの昔の友人・知人を出場させ、本人同士を対面させる。カーテンに遮られた対面者を、タレントがいくつかのヒントで当たりをつけていくという趣向だ。ヒントが進むにつれ、比沙子は動揺の色を濃くする。カメラは遠慮なく、その表情を映し続けた。短いファンファーレののち、カーテンが開き、対面者の須賀井幸枝が現れた。幸枝はニッコリと笑い、ジュース瓶を口に当て、ゴクリと飲んだ。が、次の瞬間、絶叫をあげ苦悶にゆがんだ表情を見せた。衆人環視の、いわば密室状況での“自殺”だった! その頃、幸枝の夫の隆も控え室で…。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

佐渡金山 死文字の謎

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NEW『佐渡金山 死文字の謎』

大谷羊太郎・著

ダイイングメッセージ、密室殺人に張り巡らされたトリックに挑む!

 22歳の女子大生の死体が見つかった。マンションの一人暮らし。毒殺である。死の瞬間、気力を振りしぼって血文字で「さど」の文字を残していた。濁点は偶然ついたのかも知れない。警察官は「さと」「さど」両面で捜査する。被害者の交際範囲に「さど」という人物はいないが、里見というボーイフレンドはいた。彼に容疑が集中するが、決め手はない。一方、被害者は表面とは違い金銭欲の強い女性で、不倫をネタに英会話学校の経営者を強請っていたことが明らかになった…。八木沢警部補の推理が冴える長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

瀬田の唐橋殺人事件

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NEW『瀬田の唐橋殺人事件』

大谷羊太郎・著

巧妙なトリックが仕掛けられた二重殺人の謎は解けるのか

 昔バンドマンだった父は急に「瀬田の唐橋が見たい」と娘の路子に言い置いて、大津に旅立った。そしてその旅行から帰った数日後、父は行方不明になってしまう。残された手掛かりは数枚の写真だった。路子は父の昔のバンド仲間を訪ね歩き、その写真を見せると、当時バンド仲間のマドンナとも言うべき存在だった美貌の女性が浮かびあがってきた…。長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

偽装他殺

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NEW『偽装他殺』

大谷羊太郎・著

物音がしたはずのアパートの一室で男の死体が見つかった! 当初、警察は自殺だと見ていたが…

 人間が壁を伝って降りてくれば、誰かの注意を惹かないはずはない。聞き込み捜査によって、そのような事実がなかったことが、確かめられていた。問題の時刻、笹原の部屋から、直接外部に逃げていった人物は、絶対にいないのである。一方、ドアの外には工事人たちがいた。そして部屋の左右は、隣室とを仕切る部厚い壁であり、むろん出入は不可能である。「つまり、犯人は犯行後、部屋から出ていない。そして部屋には、死体以外に人間の姿はなかった」(本文より)
 芸能界と麻薬の関わり合いを描いた長篇推理サスペンス。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

瀬戸尾道殺意の迷路

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NEW『瀬戸尾道殺意の迷路』

大谷羊太郎・著

二人分の血がついたナイフが見つかった! だが、殺された二つの死体捜しは、さらなる謎を呼び込むことになる

 風光名媚で、いにしえより多くの芸術家が集った尾道を旅行していた原口滋夫が失踪した。定年まで地道なサラリーマン生活を続けていた男に、一体なにが起きたのか!? 同時期、東京で死体なき連続殺人が発生する。まったく無関係と思われるこの二つの“事件”の裏に隠された謎を解くため、名刑事・八木沢庄一郎は尾道へ飛んだ。八木沢警部補の推理が冴える長篇ミステリ。

●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。

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