• 2017/9/5
  • 『35歳からの女道』
     横森理香先生の女の生き方エッセイ、『35歳からの女道』が電子で復刊です! 本文は大幅に加筆修正、さらに表紙イラストは百田ちなこさんに担当していただいたリニューアル版となります。

    『フェイタル』『花は散り、若葉萌ゆ』
     続いて、ちょっとオトナの恋愛小説『フェイタル』『花は散り、若葉萌ゆ』も同時に配信スタートになりました。30代、40代女性の恋愛を描いた短篇集となります。たまたま同時期に集英社さんからも同系統の作品が配信となったようですので、あわせて読んでみてください〜。

    『電脳のイヴ』『学園蟻地獄』
     『電脳のイヴ』はワープ・ギアと呼ばれる専用ヘルメットをかぶってネットの世界へダイブし、親友の死の秘密をさぐるというストーリー。サイバーパンクであり、今で言うVRを先取りした作品ですね〜。鯱子さんの表紙・挿し絵を含めての復刊となります。『学園蟻地獄』は実は『電脳のイヴ』の次に書かれた学園ホラーサスペンスなのですが、諸事情あって別名義で発表されました。よほどのファンでないと、この作品の存在は知らなかったと思います。大幅加筆修正の上、おおぐろてんさんによる新しい表紙イラストをまとってのリニューアル版です。

    『今池電波聖ゴミマリア』
     近年は歴史小説での刊行が多い町井登志夫先生ですが、SFジャンルでいうとやはりこの『今池電波聖ゴミマリア』が代表作となるのでしょうか。2001年に第2回小松左京賞を受賞しています。少子高齢化による財政破綻によって行政サービスのほとんどが機能しなくなり、街にはゴミが溢れる。路地には失業者があふれ、人心は荒廃していった…。という近未来の日本を描いた作品で、もうどうしようもなく荒廃した世界です。汗 いわゆるディストピア小説でして(ディストピアとはユートピア=理想郷の正反対の社会)、結構バイオレンスな表現がたくさん出てきます。でも、最後までページを繰るのが止まらないリアルな小説だと思います。いやー、ホント怖い。

    『血液魚雷』
     現代版『ミクロの決死圏』こと『血液魚雷』も電子にて復刊です! 次々とトラブルが起きるドキドキハラハラのSFサスペンス。本作はホントに面白いですよ〜。映画『ミクロの決死圏』は医療チームを乗せた潜航艇ごと小さくして人間の体内に入っていきますが、本作ではカテーテルの先っちょに超小型カメラを取り付けて、医師が遠隔操作で治療を施します。血管内を自由に動き回る未知の“寄生虫”を捕獲するため、主人公たちが悪戦苦闘します。

    『電波次元の巫女』
     そしてなーんと、町井登志夫先生の新作! 電子オリジナルで登場ですっ!  誰も彼もがスマートフォンを持つようになった現代社会、それはつまり地球上を目に見えない“電波”が覆っているということです。その電波世界に蠢く、謎の存在…。異変に気づいたのは生命維持装置につながれ、電子の世界を飛び回っていた天才プログラマーの少女、ただ一人だけ。しかしある事件をきっかけに、平凡な高校生・淳一にこの話を打ち明けます。やがて世界は徐々におかしくなっていって…。そう、本作はド正面からのSFストーリーなのです。『電脳のイヴ』『今池電波聖ゴミマリア』『血液魚雷』といった作品で町井登志夫先生のファンになった方は必読! 是非是非!読んでほしい作品です。

新刊案内

35歳からの女道

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NEW『35歳からの女道』

横森理香・著

嗚呼、オンナ30代、ガケっぷちの幸せ分かれ道!

 30代は、女性が一番悩み、試行錯誤して、成長する時期なのではないだろうか。私も30代は、「ここまでやるか!」ってくらいいろいろ試した。そして今、思う。幸せになるのは、案外シンプルなことなんではないだろうかと。(本文より)
 30代の過ごし方ひとつで、この後がもっと楽に、自分らしく生きられるとしたら…。35歳で結婚、子宮筋腫、流産、不妊を乗り越え、39歳で無事子供を出産。山あり谷ありの30代を過ごした著者が贈る、30代をもっと楽しく、もっと幸せに過ごすコツ。

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

フェイタル

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NEW『フェイタル』

横森理香・著

ストーカー、整形マニア、恋愛依存症……今を生きるために、六組の男女は疼くような情事に賭けた

 京子には貞操観念などまるでなく、したいと思ったら誰とでも寝る。しかし肉体の相性が合わなかったり、下手だったり、上手くても飽きると、簡単に、腐らないうちに、生ゴミのように捨てるのだ。それが恨みを買うのは分かっていた。だけど、情が移ってドロドロになることのほうが恐ろしく、自分でも、ことさらセックスだけに執着するようにもしてきてしまった。(「ミストレス」より)
 六組の男と女の、ドロドロした、血も凍るような愛の物語。短編小説集。

*お水取り
*ビューティフル・ピープル
*マニアック・ラブ
*ミストレス
*夫婦逆転
*柚子の香り

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

花は散り、若葉萌ゆ

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NEW『花は散り、若葉萌ゆ』

横森理香・著

女、四十前後、時間が造りだす「変化」に誰よりも敏感で、でもそれに気づきたくない

 だけどその可能性は、四十に近づくにつれ、たんに私のファンタジーであることが、明らかになってきた。会社関係の男たちは三十代後半になった女など“圏外”だし、若い頃のように、仕事以外の人間関係は、まったくといっていいほど、広がらなかった。お酒にも弱くなるから飲みには出掛けないし、何しろ出不精になってくるのだ。誰からも誘われないし、こちらから求める気にもなれない。(本文より)
 三十五歳から四十四歳までの揺れ動く心と体、生きるよろこびを見つけるつよさ…。女性が女性であることを一番考える大人の世代を描いた佳品八編を収録。

*ケサラン・パサラン
*私のMr.Big
*あなたへと花を摘む
*縁談
*愛人マンション
*憑依される女
*サン・サルテーション
*花は散り、若葉萌ゆ

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

電脳のイヴ

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NEW『電脳のイヴ』

町井登志夫・著、鯱子・イラスト

親友が自殺した原因は、バーチャルリアルゲームの中に隠されている!?

 世界規模で人気があるロール・プレイング・ゲーム「オリオン・クエスト」。ワープ・ギアと呼ばれる精巧なヘルメットをかぶることによって、インターネット上の電脳空間に参加する。麗子はそのゲームに夢中になっているのだが、そこで知り合った“エヴェリン”が、現実世界で自殺を遂げたことを知る。彼女を追い詰めたものは何なのか? このゲームのどこかに、彼女の死の謎が隠されているかもしれない。麗子は、もう一人の友だち“ジェニー”と共に、隠されたステージへダイブした!
 第3回ホワイトハート大賞「エンタテインメント小説部門」最優秀賞。

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

学園蟻地獄

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NEW『学園蟻地獄』

町井登志夫・著

「あたしは地獄から来た」事件の背後に見え隠れする謎の女医は、氷のような笑みを浮かべた

 突然の叫び声に、教室のみんなはいっせいに振り返る。「助けて、助けてくれぇ」なんと、床に砂のうず巻きができていた! 必死にもがくクラスメートはうずに吸い込まれるように消えた…。突然の怪奇現象に、騒然となる学校。謎を突きとめようとする浅野峰雄や太田寛子たちにも、人を呑み込む蟻地獄は、容赦なく襲いかかる。そして、巨大な蟻地獄のそばには、妖しい女医の姿が常にあった…。
 別名義で発表された幻の学園ホラーサスペンス作品が、電子で復刊!

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

今池電波聖ゴミマリア

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NEW『今池電波聖ゴミマリア』

町井登志夫・著

財政破綻と少子高齢化が行き着く先には何が待っている…? 近未来ディストピアSF・バイオレンス小説

 都市のゴミ集積場が機能しなくなってもう長い年月がたつ。家から一歩外に出ればもう街はあちこちが不法投棄のゴミだらけ。老人は放り出して死なせる。若いやつらは奪い合って人殺しまで横行。生まれてくるべき子供はどんどん中絶し解体し売られる。こんな街に住みたくない。こんなのが人間なら、人間でいたくない…。西暦2025年。日本中部の200万都市の一角・今池。暴力と無秩序が支配する世界で、17歳の森本聖畝は、絶望していた。
 彼はある日“仕事”のため、JCDと呼ばれるサイバー・ディーラーの家に忍び込んだ。JCDは日本において唯一、国から手厚く保護されているエリートたちだ。そして、暗号化された一枚のディスクを手に入れたが…。第2回小松左京賞受賞作品。

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

血液魚雷m

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NEW『血液魚雷』

町井登志夫・著

謎の寄生虫を追って、特殊なゴーグルを着けて血管内を探索する医師……人体宇宙で繰り広げられる死闘の結末は!?

 放射線科医・石原祥子のもとに搬送されてきた心筋梗塞の患者は、かつての恋人・羽根田医師の妻、緑だった。だが、冠動脈に詰まった血栓の除去手術中、透視画像に映り込んだのは、血流に逆行して移動する不気味な影。羽根田医師の強硬な主張により、その正体を解明すべく試験稼働中の“アシモフ”が投入されることになった。それは、挿入したカテーテルからナノ単位のビームを照射し、血管内をリアルタイムに撮影する世界初の装置だった。“アシモフ”のゴーグルを装着し、血管内世界を体感していく祥子。やがて彼女の眼前に現われたのは、ミサイルのごとき形状とプロペラのような鞭毛を備えた謎の物体であった…。
 人体という異世界を舞台に、極小存在と人類との息詰まる攻防戦を描いた、現代版『ミクロの決死圏』。

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

電波次元の巫女

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NEW『電波次元の巫女』

町井登志夫・著

一億総スマホユーザー社会となった日本……目に見えない電波世界で蠢く脅威とは!?

 大平淳一は地味で平凡、クラスの中でもまったく目立たない高校生。念願のスマートフォンを手に入れたものの、友達がいないので誰からの着信もない。それどころか、彼のスマホにだけ異変が起き始めた。原因がわからず混乱していると、芸能界でも活躍する学校一の美少女・純夏(みか)が声をかけてきた。彼女に半ば強引につれられてやってきたのは特殊な病院。ベッドの上には、事故で寝たきり状態となり、生命維持装置や様々な電子機器に繋がれた一人の少女・深秋(みあ)。彼女は警告した。「あなたのスマートフォンの中に“何か”がいます」そして彼女こそ、世界を覆う“異変”に気づいた最初の人間だった…。
 スマートフォンと人類の因果関係を描いた長篇SFサスペンス。電子オリジナル作品。

●町井登志夫(まちい・としお)
作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。

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