• 2017/8/21
  • 『ファナという名の猫』『エステマニア』『壁の花』
     横森理香先生の3作品、電子で復刊しました! 特に『ファナという名の猫』は多くの人に読んで欲しいですね〜。いわゆるペットロス症候群をテーマにした私小説で、このジャンルでは内田百關謳カの『ノラや』が有名です。猫好き人間には涙なくしては読めない作品で、しばらく起き上がれないぐらい打ちのめされますが……でもいつかは訪れる日のために、目を通しておいたほうがいいのではないでしょうか。

    『星々の声』『夢都物語』『夢幻惑星』
     川又千秋先生の名作SF、4作品が一挙に電子で復刊です! 「夢」をキーワードにした作品が多いのが川又先生の特徴ですが、中でも『夢幻惑星』はイイですよね〜。未知の生命体に襲われる地球! 闘え地球防衛軍! というストーリーは燃えますね〜(実際はそんなに軽薄な内容ではないです。汗)。ラストシーンはいま読んでも十分にインパクトがありますよ〜。

    『カネと自由と、文明末ニューヨーク』
     ジャーナリスト森田靖郎先生の電子オリジナル作品、ついに完成です! 今回のテーマは「移民問題」。ニューヨークという街、アメリカという国家の発展には、間違いなく中国の移民たちが貢献してきました。その歴史を辿ると同時に、現在進行形として「移民排斥の歴史を繰り返す国家」の姿を描きます。貴重な資料写真で綴る「写真で見るニューヨーク・チャイナタウン史」も見応え十分。勉強になるし、かなりお得な内容ですよ〜。

新刊案内

ファナという名の猫

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NEW『ファナという名の猫』

横森理香・著

もしも、あなたの大切なペットに会えなくなったとしたら……愛と癒やしの物語

「全部ウソだったらいいのに。ファナが死んだんじゃなくて、迷子かなんかで、ボロボロになって、どっかからひょっこり帰ってくればいいのに」あまりにもつらくて、私はもう生きていたくなかった。耐えられない。この悲しさは、痛すぎた。怖いくらい、悲しいのだ。(本文より)
 長年ずっと一緒に暮らしてきた愛猫を病気で失ったため、周りに当たり散らし、仕事のせいにして、自分を責め続ける…。そして、ペットロス症候群に陥った著者が取った行動とは。

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

エステマニア

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NEW『エステマニア』

横森理香・著

私にとっても魅力的な“私”に出会うまで……誰にも言えない喜びと悲しみの闘い

 綺麗になることは、快楽なのだ。小学校時代から十年以上も容姿コンプレックスに悩む典子は、美しい自分を夢見て、人知れずあらゆるエステ、ダイエットを試みる。だがその都度、失敗を繰り返すばかり。それは、男性に愛されるための闘いなのだ。わかっていながら、深みにはまっていくエステの魔力と、せつない女心を描く体験的長編小説。

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

壁の花

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NEW『壁の花』

横森理香・著

老化の波がしのびよっても、ただ若いだけでは味わえない楽しみが、私を強くする

 三十代、一人暮らし、猫飼い、仕事大忙し。縁遠くなる女の典型だ。当時女子大生だった私も、今では立派な業界ババアになった。かつては自分が嫉妬させ、相手を卑屈にさせるほうだったのに、今は、自分が嫉妬し卑屈になる立場に回ってしまったのだ。(本文より)
 まだ独身ゆえに降りかかる災難とパワフルに闘う、35歳のコスメライター・中西加奈の幸せさがし。キャリアウーマンの心の葛藤を描いた長篇小説。

●横森理香(よこもり・りか)
作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。

星々の声

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NEW『星々の声』

川又千秋・著

地球に不時着した宇宙船に乗っていた生物と意思疎通するためには?

 モスクワに激突することが予想された外宇宙からの謎の高速物体α。ソ連はただちに撃墜したが、その瞬間、αから光が飛び出し、地球に降下していった。落下地点はオーストラリアと推定された。その頃、高校生の海野敏明を乗せたシドニー行771便が成田を出立、真夜中、青白い光を放つ火の玉に遭遇した。騒動の中で彼は一人の美少女と知り合うが、彼らの行く手に待っていたのは、奇っ怪な事件の連続だった…。SFジュヴナイル小説の傑作。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

夢都物語

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NEW『夢都物語』

川又千秋・著

時空を超え、九つの古都をさすらう旅物語の結末は…

「タブロウからの連絡を待て」指示はそれだけだった。タブロウからの連絡を待つ……それが、わたしに課せられた使命だった。しかし何か、もっとも重要なことを、わたしは思い出せずにいるか、教えられていないに違いなかった。そして恐らくは、それを見つけるために……わたしは、こうして旅を続けねばならないのだった。
 上海、イスタンブール、レニングラード、パリ、東京など、古い歴史を持つ都市を舞台に、夢幻の物語が展開する。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

夢幻惑星

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NEW『夢幻惑星』

川又千秋・著

擬態力を持つ“異体”による地球の侵食が始まった! 人類は滅亡を待つしかないのか!?

 異体……AB(alien-being)呼ばれる未知の存在が、地球各所にとりつき増殖を始めたのは、三年前のことだった。当初、ひとつの“領域”は、直径三十メートルに満たないものであったが、今では世界三百二十余個所で増殖をつづけ、次第に人間は生存圏を奪われはじめていた。地球防衛軍少尉である矢島英夫は、領域から繰り出され、一瞬で人間世界のあらゆるものの姿を真似て変身する不定形体“擬体(モドキ)”との戦闘中、追いつめられて、領域の中へと足を踏み入れた。そこで彼を待っていたものは…? 長篇SFサスペンス。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

水夢 swim

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NEW『水夢 swim』

川又千秋・著

「見ろよ、豚が空飛んでらあ」ピンクの子豚が耳をパタパタさせながらお濠の上を渡っていく…

 ぼく、もう、それに気がついちゃったんだもん。だれかが、どこかから、ぼくを、デンパでソージューしてるんだ。ううん、ぼくだけじゃないよ。とうさんも、かあさんも、それに、せんせいだって、みーんな、ほんとはロボットなんだから……。(「ぼくはロボット」より)
 SF、幻想、コメディなど、日常から非日常へうつろう不可思議な印象を残すショートストーリー11篇を収録。

*ぼくはロボット
*大王を待ちながら
*路傍の罠
*地球空洞説
*水夢 〜swim〜
*アインシュタイン保護区の密猟者
*豚が翔んでいる
*地獄塾
*来たれ、超人類!
*企業戦士クレディター
*不思議もものき探検隊

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

カネと自由と、文明末ニューヨーク

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NEW『カネと自由と、文明末ニューヨーク』

森田靖郎・著

アメリカ的資本主義の断末魔が聞こえる……そして新たな文明の幕開けの予感

 アメリカ社会、とくに創世記の基幹産業界においては移民と切り離せない関係がある。移民労働は、アメリカ文明の根っこを支えている、いわばアメリカ文明の起源の原点でもある。その一方で、「移民は安価の労働者」という考え方がアメリカ社会に深く浸透している。出稼ぎ移民とくに非合法移民が、アメリカ人の労働環境を悪化してきたという根底の考えが、トランプ現象を生み出したともいえる。(本文より)
 アメリカ文明とは、つまるところ、何なのか。“アメリカニズム”を移民たちはどのように受け留めるのか。ニューヨーク・チャイナタウンの視点から「移民排斥の歴史を繰り返す国家」の姿を見てみよう…。
 世界を見続けてきたノンフィクション作家が語る、“アメリカ文明と、その未来のルーツ”とは。貴重な資料写真で綴る「写真で見るニューヨーク・チャイナタウン史」も同時収録。電子オリジナル作品。

●森田靖郎(もりた・やすろう)
作家。1945年兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続ける。小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人〜小説・中国人犯罪〜』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『悪夢』(光文社)など。

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