• 2017/7/7
  • 『風邪っぴきのまっくろくろ子』
     駐車場の片隅、金網越しに見つけた子猫。全身埃まみれ、風邪っぴきの汚い黒猫だ。ここで出会ったが運命、とあきらめて保護したはいいが…。家猫への二次感染を防ぐため、完全隔離のゲストルームを設置。毎日動物病院へつれていって点眼と点滴。最初は頑なだったまっくろくろ子が、やがて心を開いてきてくれた。そして、里親探しはうまくいくのか。すべての愛猫家に贈る、写真エッセイ。
     ツイッター/フェイスブックでの投稿をご覧になっていただいた皆様、お待たせしました。あの“まっくろくろ子”に再び会えます! 約1ヵ月にわたる看病体験記が電子書籍として一冊にまとまりました。未発表写真も多数収録されております。さらに! 新たに執筆した「エピローグ」の章を追加。里親さんに譲渡してから2週間後、取材(お宅訪問)して、新たに写真を撮ってきましたよ。久し振りに再会したまっくろくろ子、そしてちょっとオドロキの展開も!?

    『夜獣街』『創星記(上)』『創星記(下)』
     川又千秋先生の珍しくハードボイドなSF小説、『夜獣街』が電子で復刊です! ひろき真冬先生の表紙および挿し絵も全収録されております。荒廃し、スラムと化した新宿の街を舞台に、“心を読む”能力を持つ私立探偵を描いた作品です。
     さらに、幻想SFの名作『創星記』上・下巻、電子で復刊です! 川又千秋先生の作品には火星を舞台にしたSF作品が多いのですが、本作は金星。壮大なスケールで展開される神話創造のお話で、実に先生らしい作品です。夢中になって2冊いっぺんに読んでしまいますねー。

    『真珠湾ようそろ』『プリンス・オブ・ウェールズに捧ぐ』『九月の神風』
     さて、川又千秋先生といえば、SFのほかに架空戦記の作品もたくさん書かれていますね。大長編『ラバウル烈風空戦録』シリーズほど有名ではないですが、今回電子で復刊した3冊はいずれも隠れた名作、そしてご本人がお気に入りでもある作品です。それぞれ1冊完結のストーリーで、敗色濃い雰囲気、ジリ貧の物資・兵器という状況の中、日本軍兵士が意地を見せてくれる胸アツの展開。この機会にぜひ!読んでみてください〜。

新刊案内

風邪っぴきのまっくろくろ子

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NEW『風邪っぴきのまっくろくろ子』

猫沢太陽・著

目やにと鼻水ぐじゅぐじゅの野良猫を保護…!? ドタバタ看病体験記

 駐車場の片隅、金網越しに見つけた子猫。全身埃まみれ、風邪っぴきの汚い黒猫だ。ここで出会ったが運命、とあきらめて保護したはいいが…。
 家猫への二次感染を防ぐため、完全隔離のゲストルームを設置。毎日動物病院へつれていって点眼と点滴。最初は頑なだったまっくろくろ子が、やがて心を開いてきてくれた。そして、里親探しはうまくいくのか。
 すべての愛猫家に贈る、写真エッセイ。

●猫沢太陽(ねこざわ・たいよう)
1976年、奈良県出身。出版社勤務を経て編集・執筆業に。街を歩く猫の写真を撮るのが趣味。極端に無口なため、人には好かれず、猫ばかりに好かれる。

夜獣街

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NEW『夜獣街』

川又千秋・著、ひろき真冬・イラスト

“人の心を読む能力”を持つ私立探偵が退廃した近未来都市をさまよう

 21世紀初め、新宿は、前世紀末に到来したスーパー・パニックによって倒壊していた。ABロボットの進出で職場を奪われた若者は、流民となって新宿に入り込み、スラム街をつくっていた。そんな腐りきった街へ、“俺”は潜入した。私立探偵の俺は、娘を輪姦された挙句に撲殺された父親から、復讐の依頼をうけた。相手は、3人だったが、奴らは麻薬常習を理由に無罪となり、このスラム街にいた。人間を殺さないのが俺の主義だが、例外はある。どうやら、奴らが来たらしい。奴らの“思念波”が俺を刺激し始めた…。荒廃した都市を背景に、私立探偵の孤独な闘いを描いた、SFハードアクション小説。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

創星記(上)

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NEW『創星記(上)』

川又千秋・著

金星を舞台に、SFと神秘主義の境界で語られる壮大な物語

 宇宙開発部隊の記録員ルー・風(フー)は補充要員として金星の衛星基地に着任した。しかし、そこで彼を待っていたのは、まさに混沌だった。荒んだ基地。狂った制御脳。えたいの知れぬ人々。錬金術に没頭する科学者。そして金星上での不可解なできごと。さらには人間がやってくる以前から金星にあったという謎の女人像。それらの作り出す状況に翻弄されながらルー・風は金星に降りたち、そこで世界創生の秘密を解く鍵を得るのだったが…。惑星探査を始めた人類につきつけられた謎を発端に、人智を越えた世界創生の物語が明らかにされようとしていた。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

創星記(下)

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NEW『創星記(下)』

川又千秋・著

新たなる神話の誕生! 世界創世の秘密がいま明かされる

 火星の遺跡群。金星の女人像。人類の前に出現した謎の数々。それはら火星、地球、金星をめぐる神話の痕跡だった。戦乱に疲弊し、滅び去った火星。生きながらに腐り始め、死に瀕する地球。そして無垢のまま手つかずに残された金星。その金星に新たな世界を創造すべき時が来たのだ。ルー・風(フー)の前に世界創生の真相が明かされ、彼は神話世界の中へと入りこむ。そして運命に導かれるままに、新たな金星の神話をつくるべく、神々と行動をともにするのだった…。火星、地球の時はいまや過去のものとなった。金星の輝かしき神話の時が、いま始まる!

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

真珠湾ようそろ

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NEW『真珠湾ようそろ』

川又千秋・著

南方戦線で取り残された航空部隊が再生して真珠湾を攻撃!

 敗色濃い南海の孤島ラバウル。そこには今や戦争の帰趨には関係なく取り残された日本軍将兵たちがいた。すでに闘うべき戦闘機も艦船もほとんどどない。しかし、このまま座して敗戦を待つというのも面白くない。そこで考えだされたのが、何とも奇妙で大胆な奇襲作戦。目標は真珠湾……!

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

プリンス・オブ・ウェールズに捧ぐ

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NEW『プリンス・オブ・ウェールズに捧ぐ』

川又千秋・著

極東の歴史を塗り替えることとなった一大海空戦の顛末、その秘話が明かされる!

 シンガポールを拠点に、アジアに睨みをきかす英国東洋艦隊の不沈戦艦プリンス・オブ・ウェールズ。この艦を撃沈せよ、の命が下った。海軍航空隊は索敵機を飛ばし、陸軍は密偵・国武輝人少佐をマレー半島に潜ませた。そして、シンガポール総領事館は日英混血のサミュエル・オザキを不沈艦に乗り組ませた…。大艦巨砲主義を粉砕した日本海軍航空隊の威力と、滅び去る者への鎮魂歌を綴る長編軍事スペクタクル。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

九月の神風

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NEW『九月の神風』

川又千秋・著

幻のロケット戦闘機と徹底抗戦派の激烈な空中戦!

 第二次世界大戦も終局の昭和二十年夏。横須賀航空隊に配属された赤峰飛曹長は、そこで科学の粋を凝らして開発された新鋭機「橘花」と出会う。しかし、日本はポツダム宣言を受諾、終戦を迎える。「橘花」出撃の機会は永遠に失われたかに思われたが…。終戦の激動に揺れる男達を待ち受ける宿命の対決! 幻の国産ロケット戦闘機「橘花」外伝。

●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。

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