• 2017/4/19
  •  朝松健先生の『大冒険』上・下巻が電子で復刊しました!
     舞台は昭和31年。香港・マカオ・台湾・シンガポールなど東アジア各地で、陽炎のように現れては消える「八宝塔」を追う男女4人。その塔には、三十五億円の価値があると言われる宝が隠されているのです。しかし、各国のエージェント、マフィアたちも黙っているはずがありません。銃撃戦ありロマンスありお笑いありの一大冒険活劇! 上・下巻でたっぷり楽しめる長篇作品です。まつゆき杏さんによる格好いいイラストで表紙も一新しました。この機会に是非読んでみてください〜。

     陰山琢磨先生の軍事サスペンス小説、『蒼穹の槍』が電子で復刊しました!
     アフガニスタンで戦禍を逃れ、大国への復讐に燃えている麻薬王。彼が、アフリカのケニアでテロ集団『蒼穹の槍』を組織します。騙されて自分の技術を提供してしまった日本人ゲームデザイナー・新田とロケット技術者・小夜。彼らは破滅から世界を救えるのか…? というのが大筋のストーリー。
     とにかくこの作品には軍事的なうんちくがあちこちに散りばめられています。新書版が刊行されたのは2004年で、2016年頃の近未来世界を描いた小説なのですが、かなりリアリティがあります。ホントにこの小説に書かれているような事件が、近々起きてしまうんじゃないでしょうか。怖いなー。汗

     北野勇作先生の連作短篇SF小説『ウニバーサル・スタジオ』が電子で復刊しました!
     阪神、タコ焼き、通天閣、道頓堀、食いだおれ。ここはウニバーサル・スタジオ。大阪をテーマにした楽しいアトラクションがあなたをお待ちしています。
     いやー、非常に北野勇作先生らしい作品ですね〜。タイトルからして駄洒落ですし、中身も実にゆったりふわふわ、それでいてオチが効いているお笑い小咄の連続。しかし! ニヤニヤしながら読み進めているうちに、ディストピアな雰囲気が漂ってきて、衝撃のラストが…。なお、今回の電子版ではせのおしんやさんによる新規イラストで表紙も新しくなっております。

新刊案内

大冒険(上) 香港・澳門激発篇

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NEW『大冒険(上) 香港・澳門激発篇』

朝松 健・著

財産を秘す〈八宝塔〉を追え! 道術を使う美少女姉妹と日本男児が大暴れ

 東大生の高利貸・猪熊と元特攻のヤクザの用心棒・松浦が黒ずくめの男たちに襲われ、誘拐された先は香港(ホンコン)。ここでも始まる銃撃戦の中から、道術を使う美少女姉妹が喚起した旋亀で脱出した二人は、自分たちが三十五億円の宝を匿してアジア中を転移している八宝塔を開く〈宝鑰(トレジャー・キー)〉であることを知る。旧日本軍、ナチスの残党、英国情報部にCIA、中国秘密工作隊、さらには仙頭幇に麻薬シンジケートと、〈宝鑰〉争奪戦は入り乱れて香港から澳門(マカオ)へ!

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

大冒険(下) ボロブドゥール決戦篇

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NEW『大冒険(下) ボロブドゥール決戦篇』

朝松 健・著

もはや戦後ではなくなった昭和31年、二組の日本男児と中国美少女姉妹の運命いかに!

 香港の海中に敵味方を巨大な渦に巻き込んだ八宝塔は、台湾に転移。猪熊・松浦と道教の姉妹は、霊的羅針盤「桃鐘」と「法笛」に導かれて烏来山中で塔を発見するが、塔は国府軍とアメリカ軍によって守られ、かつ風水師により結界が張られていた。天才ペテン師・猪熊は、巧みな口説で元ナチス美人将校や人民共和国工作員などを戦いに誘い込み、あと三歩まで接近したが塔はまたしても転移。八宝塔はいずこへ…。
 銃器と悪漢、恋と魔法、笑いとサスペンス、財宝と旅、そして美女との狂おしい情事が詰め込まれたオカルト・アクション「大冒険」完結篇。

●朝松 健(あさまつ・けん)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。

蒼穹の槍

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NEW『蒼穹の槍』

陰山琢磨・著

アフガニスタンを生き延びた麻薬王は驚愕の新兵器で世界を恫喝しはじめた!

 2015年、アフガニスタンの麻薬撲滅のため、平和維持軍PKFAが組織され、日本も自衛隊を派遣していた。麻薬マフィアの首領・アンワールは、PKFAを阻止するため『蒼穹の槍』と名乗るテロ集団を組織し、途方もない作戦を実行に移す。彼はかつてアフガニスタンで戦禍を逃れ、大国への復讐に燃えている男だった。一方、テロリストに利用されてしまったゲームデザイナー・新田とロケット技術者・小夜は、協力してテロ阻止に立ち上がる。アフガニスタン、大阪、ケニアのモンバサと舞台は次々と移っていくなか、果たして彼らはアンワールの野望を打ち砕くことができるのか…!
 精緻な描写と圧倒的情報量、壮大なスケールで繰り広げられるハイテク軍事シミュレーション小説。

●陰山琢磨(かげやま・たくま)
1963年兵庫県生まれ。3歳のおり自衛隊の基地祭で、通りすがりの61式戦車と見つめあってしまい、初恋に落ちる。高校生の時、学祭のアンケートに「自分に似ていると思う芸能人は?」と書いてあり「ジオン軍のモビルスーツ」と答えたら、女子に変な目で見られるようになった。その後、軍事マニア(専門はAFV)を経て、1997年に『大反撃一式砲戦車隊』(飛天出版)でデビュー。架空戦記、SF小説など著書多数。

ウニバーサル・スタジオ

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NEW『ウニバーサル・スタジオ』

北野勇作・著

阪神、タコ焼き、通天閣、道頓堀、食いだおれ……魅惑と陶酔のテーマパークへようこそ!

 ここはウニバーサル・スタジオ。大阪をテーマにした楽しいアトラクションがあなたをお待ちしています。巨大タコが襲う水上バスの刺激的なライド、四天王寺の亀の池ではカメ型メカとザリガニ型怪生物の痛快なバトル、通天閣からは軌道上イカリングへの魅惑のツアーにお連れします。そして、阪神タイガース優勝を祝しての道頓堀ダイブも心ゆくまでどうぞ。いや現実には、人類滅亡まで二度と優勝できなかったわけですが…。

●北野勇作(きたの・ゆうさく)
1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。

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